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インテル、Dying Light 2を動作させるMeteor Lake iGPUをデモ

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1080pのスムーズなゲームプレイを、XeSSによる1.6倍のfpsブーストで見せる。

インテルは、次期Meteor Lakeシステムのゲーム性能について、いくつかの知見を共有した。

プリプロダクション・システムは、Meteor Lake Xe-LPG iGPU上でダイイング・ライト2を動作させ、1080pネイティブで目に見えてスムーズなゲームプレイを実現した。

インテル・テック・エバンジェリストのアレハンドロ・ホヨスは、インテル・シニア・テクニカル・マーケティング・エンジニアのチャック・デュバルに、デモの内容とその結果を説明してもらった。

デュバルは、「Meteor Lakeの最も素晴らしい点のひとつは、内蔵されている新しいグラフィックス・タイルです。

「これは本当に次世代のパフォーマンスを提供する」とデュバルは述べた。

デュバルはさらに、ゲーム体験を "プロセッサに統合された...ディスクリートのグラフィックカード "のようだと表現した。

このスクリーンショットでは、インテル・コア・ウルトラのブランドを冠したノートパソコン用に販売されると思われる新型プロセッサーの1つで、ダイイングライト2が動作している様子を並べて比較している。

左側は、iGPUでネイティブ1080pで動作するゲームです。

右側は、720pで動作するゲームだが、XeSS AIアップスケーリングを使って1080pの画像を提供している。

一方、どちらの場合も実際のフレーム/秒性能は明らかにされていませんが、インテルのデモによると、XeSSゲーマーは1080pネイティブの約1.6倍から1.8倍のフレームレートを享受できるようです。

ビデオでは、インテルがモバイル・プラットフォームにとって重要だと思われる消費電力の数値も公開している。

消費電力は、どちらのゲームシナリオでも30ワット弱と非常によく似ている。

ビデオの最後には、「インテル・リファレンス・プラットフォームを使用して推定またはシミュレートされた結果だけでなく、量産前のシステムでのパフォーマンス・テスト結果」についての免責事項が記載されている。

願わくば、これは定型文であってほしいものだが、サイド・バイ・サイドのデモが推定またはシミュレートされたものであることを認めるものではない。

インテルが統合グラフィックス上でXeSSを公式に実行させたのはこれが初めてだ。

XeSSのような技術は、理論上、この市場において最も有益であるはずなので、おそらく、薄型軽量ポータブルで最新のAAAゲームを楽しみたい人々にとって、大きな違いをもたらすことができるだろう。

現在、80以上のPCタイトルがXeSSをサポートしているとインテルは述べている。

Meteor Lakeと統合されたXe LPG GPU(TSMC製)については、それぞれのリンクをクリックしてください。

インテルCore Ultra Meteor Lakeシステムは、12月中旬に発売が予定されているため、今年末か来年初めに小売店での販売が開始されるはずだ。

本日未明、インテルはすでにPCメーカーにMeteor Lakeプロセッサーの出荷を開始したと聞いた。

ソース:Tom's Hardware - Intel Demos Meteor Lake iGPU Running Dying Light 2

 

 

 

 

解説:

MeteorLakeのiGPUでXeSSのデモ。

ネイティブの1.65倍のFPSが出るということです。

動画もみましたが、設定があまり良くなく、XeSSの効果があまりよくわかりません。

ネイティブでもそれなりにFPSが出ているため、1.65倍と言われてもあまり差が体感できないかなあと思います。

ネイティブがもっとカクカクになるように設定しないとわかりにくいでしょう。

下の数字ではFPSではなくワット数になっており、ワット数よりもFPSを表示したほうがわかりやすいのではないでしょうか。

話がかなり横道にそれましたが、Intelもモバイルゲーミングには力を入れてきているということです。

やはりPCの性能をアピールするにはAAAクラスのゲームのデモが最適だと思います。

IntelのiGPUも価格と性能のバランスは良くないながらも近年性能だけはAMDと同レベルになってきています。

※ 昔のGT3に相当するクラスのiGPUのことです。デスクトップに搭載されているものではありませんので誤解しないようにしてください。

XeSSがフレームジェネレーションに対応してないことが気になりますが、今のところIntelは単体GPU製品全体の完成度を上げることに力を入れているのでしょうね。

AMDだけではなく、Intelも内蔵GPUの性能を向上させ、ローエンドからミドルレンジ迄は内蔵GPUでカバーできるようになるのかもしれません。

インフレであらゆる価格が高騰するなか一番求められているのは価格だと思います。

今後は高性能な内蔵GPUを搭載した高コスパなCPUがデスクトップでも猛威を振るうかもしれません。

このデモを見ているとそう思います。

 

 

 

第14世代intelCore i5/7/9シリーズ

 

※ 末尾にFがついているモデルはGPUがありませんのでご注意ください。

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