ゲームについて その他

次世代ニンテンドースイッチの性能はPS4/Xbox Oneに近いとアクティビジョン社内メールが主張

更新日:

アクティビジョン、昨年12月に次世代の「Switch」の説明を受ける

現在進行中のFTC対マイクロソフト裁判のおかげで公開されたアクティビジョンの社内メールによると、同社は任天堂から次世代ゲーム機に関する説明を受けていたという。

The Vergeの報道によると、最近開示された電子メールには大幅な編集が含まれており、Switch 2の仕様に関する包括的な詳細を熱望していた人たちをやや失望させる可能性があるという。

とはいえ、これらの電子メールは、アクティビジョンがこのようなデバイスについて事前に知っていたことを紛れもなく裏付けており、それによってその開発が活発であることを裏付けている。

さらに重要なのは、これらのメールに添付された文書から、Switch 2の性能に関する見識が明らかになったことだ。PS4やXbox Oneに匹敵する性能を実現するとされており、アクティビジョンは、すでにそれぞれのゲーム機で盛んになっている、より洗練されたゲームを開発する道を開くことになる。

性能の面でGen8プラットフォームに近いことや、PS4/Xbox Oneで過去に提供したものを考えると、次世代スイッチでも魅力的なものを作れると考えるのが妥当だろう。

開発用ハードウェアのプロトタイプへの早期アクセス権を確保し、早期にそれを証明することができれば有益だろう。

任天堂とのミーティングが行われたのは前年の12月であり、その後、仕様や性能目標が変更された可能性があることは注目に値する。

最新の噂では、次世代コンソールはAmpereアーキテクチャで構築された1,280個のNVIDIA CUDAコアを搭載する可能性が指摘されている。

この潜在的な構成は、DLSSアップスケーリング技術を組み込むことでより高いパフォーマンスを提供できるなど、エキサイティングな可能性を開くものです。

これらの新鮮な洞察は、任天堂がActivisionのような著名なパブリッシャーと積極的に協力し、来るべきSwitch世代に備えていることを示唆している。

2024年に発売される予定であるとの報道さえある。

この予想される新しいゲーム機は、液晶画面を維持し、物理的なゲームリリースのためのカートリッジスロットをサポートし続けるかもしれない。

ソース:Videocardz.com - Next-Gen Nintendo Switch is close to PS4/Xbox One performance, Activision internal emails claim

 

 

 

解説:

次世代SwitchはPS4/Xbox Oneに近いとのこと

FTCとマイクロソフトの裁判に提出された証拠から明らかになっています。

この裁判ではいろいろなことが明らかにされており、ちょっと笑ってしまいました。

OrinのCUDAコアは2048ですが、カットダウンされているのかそのようにカスタムされたシリコンなのかはわかりませんが、有効なCUDAコアは1280ですね。

この数字はGTX1060と同じです。

また、当時と違って今はDLSSがあります。

AMDのAPU、PhoenixのSP数も768ですので、現行のLPDDR5の帯域ではこのあたりの性能が限界なのだと思います。

基本的にはDLSSでのアップスケールが前提なのでしょう。

PCのAmpere世代では決して解禁されることの無かったDLSS3のフレームジェネレーションが解禁されるならば、もはやGPUのコア数はあまり重要では無いと思います。

AI処理でフレームを生成し、4倍の性能を発揮するとnVIDIAは主張しています。

それを最大の理論値と仮定しても2-3倍にはなるでしょう。

1280x720や1920x1080の画面をアップスケールして使うということであれば1280CUDAでも十分な性能を保持していると思います。

AppleのA17Proでも増えた分のトランジスタはほとんどがAI性能につぎ込まれています。

スペック至上主義のマッチョ思考はもう完全に終わっているということです。

ラスタライズのネイティブ4Kで60FPSをリアルタイムレンダできなければ失望するというのは今となっては完全に周回遅れの思考です。

金が出せない人はそう言う性能のものを使うことは出来ませんので、考えを改めた方がいいです。

 

そもそも・・・

使われる製造プロセスがアップデートされるとはいえ、力業で出せる性能には限界があります。

発熱の問題もありますので、とんでもない高スペックをそのままモバイル機であるSwitchにおろしてくるわけには行きません。

恐らく、Switch2にDLSS3が使われれば、以降スペックに関する評価と言うものは改まると思います。

現行のPS5やRDNA3でもAMDはまだFSR3(=フレームジェネレーション)を実装出来ていません。

見たことがないものを無理やり評価しようというのは愚かだと思います。

元記事でもこのことはきちんと書かれていません。

やはりPCパーツの世界にいる人たちにとってはスペックこそが全てなのかもしれません。

しかし、そのパラダイムは既に終わっています。

次世代Switchが間接的にそのことを証明することになるでしょう。

今のところゲーム機の世界にいる人はDLSS3を知りませんので、ChatGPTを知らないでこれからの社会の変化を語ろうとしているようなものです。

 

 

 

-ゲームについて, その他
-

Copyright© 自作ユーザーが解説するゲーミングPCガイド , 2024 All Rights Reserved.