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噂:インテル、TDP46Wのデュアルコア「インテル300」デスクトップCPUを計画中との報道

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インテル、デュアルコアの新デスクトップCPUを発表へ

2023年になっても、2コアの超低価格デスクトップCPUが登場する余地はあるようだ。

ハードウェアのリーカーであるchi11eddog氏によると、インテルは "Intel 300 "と名付けられた新しいCPUを発表する準備を進めているという。

この新しい呼称は、以前報道されたPentium/Celeronブランドとは異なる。

興味深いことに、今度のCPUはCoreシリーズにもProcessorシリーズにも属さない。

この不可解な名称はさておき、今回の発表は、第13世代Coreシリーズのアップデートの際にそのまま残されたPentium Gold G7400からのアップグレードが期待されるものだ。

インテルのデスクトップ向けエントリーレベルCPUは大幅な機能強化を受けていないが、Alder Lake-Nシリーズのモバイル向けリリースでは、Efficientコア設計が導入された。

この設計はすでに多くのMini-PCや組み込みシステムに採用されている。

https://twitter.com/g01d3nm4ng0/status/1688882498477150208?ref_src=twsrc%5Etfw

適切なデスクトップ・プラットフォームでは、より大きな電力供給の可能性が存在するため、純粋に効率的なアーキテクチャはあまり賢明ではない。イ

ンテルは、より小さなコアのみに依存するSierra Forestと呼ばれるデータセンター向けCPUシリーズを展開する意向を持っているが、デスクトップ・プラットフォームは、2コア4スレッドのパフォーマンス・アーキテクチャの構造を維持するよう設定されている。

最も注目すべき強化点は、ベース周波数のクロック速度が3.7GHzから3.9GHzに引き上げられることだ。

特筆すべきは、これらの下位デスクトップCPUにはターボ・ブースト機能が搭載されていないことだ。

熱設計電力(TDP)に関しては、このシナリオでも最大ターボ電力(MTB)は採用されない。

ベース電力は、Pentium Gold G7400と同じく46Wで一貫している。L3キャッシュのサイズも6MBで変更はない。

このリーカーによると、このCPUは今四半期、おそらく来月予定されているRaptor Lake Refreshアップデート中に発表されるとのことだ。

インテル・ローエンドCPUシリーズ

コードネームコア数/
スレッド数
ベース
クロック
最大
クロック
PBP/MTP希望小売
価格
Core i3-14100 Raptor Lake 4C/8T (4P+0E)不明 4.7 GHz 60W/89W不明
Core i3-14100F Raptor Lake 4C/8T (4P+0E)不明 4.7 GHz 58W/89W不明
Intel 300 Raptor Lake 2C/4T (2P+0E) 3.9 GHz 46W/-不明
Core i3-13100 Raptor Lake 4C/8T (4P+0E) 3.4 GHz 4.5 GHz 60W/89W $134
Core i3-13100F Raptor Lake 4C/8T (4P+0E) 3.4 GHz 4.5 GHz 58W/89W $109
Core i3-12100 Alder Lake 4C/8T (4P+0E) 3.3 GHz 4.3 GHz 60W/89W $122
Core i3-12100F Alder Lake 4C/8T (4P+0E) 3.3 GHz 4.3 GHz 58W/89W $97
Pentium Gold G7400 Alder Lake 2C/4T (2P+0E) 3.7 GHz 46W/- $64
Celeron G6900 Alder Lake 2C/2T (2P+0E) 3.4 GHz 46W/-

ソース:Videocardz.com - Intel reportedly planning a dual-core “Intel 300” desktop CPU with 46W TDP

 

 

 

 

解説:

Pコア2コア4スレッドのIntel300の噂

同じスペックのモデルはPentium Gold G7400で既にあり、新たにシリーズ名を付けなおして出すのはなかなかに不可解です。

Pentium Gold G7400はAlderLakeですが、低価格帯向けは周回遅れのモデルを出すので定番になっていますので敢えてRaptorに更新する意味があまりあるとは思えません。

Intelは様々な市場向けに製品を出しており、特定市場か特定のOEM向けに出しているシリーズなのかもしれません。

リテールには出なかったとしてもTDP35WのTシリーズのようにバルクで少量が自作市場向けに流れてくる可能性はあると思います。

正直プレミアが付くようなモデルとも思えませんが、物好きな方は注意してみておいてもよい手のではないかと思います。

AMDもそろそろ、AM4からの移行を促すために低価格帯のモデルを出した方が良いと思いますが、音沙汰がないですね。

今世代だけは6C12Tのモデルだけではなく、4C8Tの低価格モデルを早めに出した方が良いと思います。

この点Intelは上から下まできちんと出すので、安心感はありますね。

ソケットの移行が速いのでトータルでは高くつきますけど、

この辺は好みだと思います。

 

 

 

 

第14世代intelCore i5/7/9シリーズ

 

※ 末尾にFがついているモデルはGPUがありませんのでご注意ください。

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