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インテルLunar Lakeシリーズ、次世代Battlemageグラフィックスに最大64個のXe²実行ユニットを搭載

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インテル・Lunar Lake、最大8個のXeコアを搭載へ

インテルの次世代9-15Wアーキテクチャの詳細。

コードネーム "Lunar Lake "と呼ばれるインテルの次期モバイル・シリーズは、信頼できるハードウェア・リークャーのおかげで、その正確な仕様が明らかになりつつある。

インテルはすでに、Lunar Lakeが低消費電力のモバイル・プラットフォームをターゲットにすることを確認しているが、その機能についてはあまり明らかにしていない。

ひとつわかっているのは、Lunar LakeはCore Ultra「Meteor Lake」シリーズの後継となり、Xe-LPGとしても知られるAlchemist GPUアーキテクチャを採用するということだ。

これは、インテル初のディスクリートArcゲーミング・グラフィックス・カードと同じアーキテクチャだ。

しかし、Lunar Lakeは、次世代グラフィックスであるBattlemageから派生したXe2-LPGアーキテクチャに基づく、より高度なGPU設計を持つことになる。

Bionic-Squashによると、Lunar Lake(LNL)には64個のXe2実行ユニット(EU)が搭載され、これは8個のXeコアに相当する。つまり、Lunar Lakeはグラフィックス計算に使用される1024個のFP32ユニットを持つことになる。

EU数で言えば、このGPU構成は、最大96EUのRaptor Lakeモバイル・チップよりも少ない。しかし、Raptor Lakeは高性能アーキテクチャであるのに対し、Lunar Lakeは低消費電力と効率に最適化されている。

Lunar LakeはArrow Lakeシリーズで満たされるシリーズを補完する可能性が高く、デスクトップとモバイルの両セグメントもカバーするはずだ。

重要なのは、BattlemageはAlchemistとは異なるEU構造を持っていることだ。Battlemageは、インテルのハイエンドデータセンター向けGPUであるPonte Vecchioと同じSIMD16のEU構成を採用している。

これは、各EUがAlchemistのように1クロックサイクルあたり8回ではなく、16回の演算を処理できることを意味する。

これはまた、Xeコア数が半分になることを意味する。

しかし、インテルLunar Lakeはすぐには期待できない。このアーキテクチャーは、インテルの新しい18Aノードを搭載し、2024年後半に「製造可能」な状態になる予定であることが、インテルCEOのパット・ゲルシンガーが最近行った第2四半期決算説明会で確認された。

ソース:Videocardz.com - Intel Lunar Lake series to feature up to 64 Xe² Execution Units of next-gen Battlemage graphics

 

 

 

 

解説:

LunarLakeの情報

Intelの未来の製品であるLunarLakeの情報が出てきました。

実はちょっと前に出た情報なのですが、見逃していましたので今取り上げます。

 

Meteorlake、Raptorlake Refleshのようにモバイルとデスクトップでi二極化するIntel製品

これから発売されるMeteorlake、Raptorlake RefleshのようにIntel製品は今後二極化していくのではないかと私は思います。

同世代でPantherlakeなるデスクトップ向け(?)CPUが予定されていました。

リーク情報なので確定ではないですが、今後はArrowLakeのようにデスクトップとモバイルで同一になるような世代が特殊でMeteorlake、Raptorlake Refleshのようにモバイルとデスクトップで違ってくる世代が普通になるのではないかと思います。

 

 

高性能化するiGPU

さすがにAMDには負けていますが、Intelも内蔵GPUを強化しています。

Strix Haloのように最終的にミドルレンジの内蔵GPU搭載し、メモリ帯域幅の不足はインフィニティキャッシュのような大容量キャッシュで埋めていくという形になるのではないかと私は予想しています。

現在でもローエンドは内蔵GPUに食われていますが、今後はRTX**60クラスやRX*600クラスのGPUは内蔵GPUに食われていくのではないかと思います。

大半のGPUは内蔵GPUに食われていき、ミドルハイからハイエンド以上の単体GPUが主流になるのではないかと思います。

それに伴って、ゲーミングPCのモバイル化も進んでいくのではないかと思います。

自作PCは今後ますますニッチでマイナーな存在になっていくのではないかなあと思います。

レイトレーシングやDLSSなどを搭載して単体GPU価値を高めてきたnVIDIAですが、その施策はわずかに内蔵GPUの台頭を遅らせたに過ぎなかったのではないでしょうか。

 

 

 

第14世代intelCore i5/7/9シリーズ

 

※ 末尾にFがついているモデルはGPUがありませんのでご注意ください。

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