これらは、2つのCCDに最大16個のCPUコアを搭載した「Granite Ridge」チップになると予想される。
AMDは、小売チャネルベンダーとのMeet the Expertsウェブキャストにおいて、デスクトップ、特にワークステーションおよびバリューサーバー向けのRyzen 8000シリーズ・プロセッサーの設計について、いくつかの重要な点を確認しました。
簡単に説明すると、これらのAM5ソケットチップは、次世代Zen 5 CPUアーキテクチャとNavi 3.5と呼ばれるグラフィックス・アーキテクチャのインクリメンタルなアップグレードの両方が混在する予定です。
ウェブキャストでは、2022年にわたるAM5のロードマップが共有された(PDFリンク)。これは、Zen 3とVegaグラフィックスをミックスしたRyzen 5000シリーズで、AM4プラットフォームの最終局面を示しています。
また、Zen 4のCPUコアとNavi 3.0グラフィックスをミックスした現在のRyzen 7000デスクトッププロセッサシリーズは、賢明にも2023年のバナーの下に置かれました。
一方、AMDが初めて確認したのは以下の通りです: AMD Ryzen 8000シリーズは、Zen 5 CPUコアとNavi 3.5グラフィックスを搭載したAM5用プロセッサで、2024年に登場する予定です。
Ryzen 8000シリーズチップの登場が目前に迫り、アップグレードや新しいPC構築のためにもう1世代待つ忍耐強い人たちは、決定的なものを待つことができるようになりました。こ
のままでは、このソケットがAM6と呼ばれる新しいソケットに取って代わられる前に、さらに2世代のRyzenデスクトップを見ることになるかもしれません。
これまでの次世代AMD Ryzenデスクトップのロードマップでは、現在Ryzen 8000シリーズとして知られているものが「Granite Ridge」(ノートPCでは「Strix Point」)というコードネームになることが示唆されていました。
さらに、これらのチップは、2つのCCDにまたがって最大16個のZen 5 CPUコアを搭載することになります。
また、このSoCには、Navi 3.5 GPUが搭載されます。
これは、Navi 3をダイ・シュリンクしてクロックと効率を向上させたものだと思われますが、機能はほぼ同じものです。
新たに共有されたスライドの興味深い一致点は、AM5向けの現行世代のRyzen 7000シリーズプロセッサが「Navi 3.0」グラフィックスを使用していると主張しているが、実際には2023年にこれまでに見られたチップはRNDA 2(Navi 2.x)統合GPUを使用していることである。
このロードマップがより正確になるように、今年の後半にリフレッシュが行われるのでしょうか?
時間が解決してくれるでしょう。
ソース:Tom's Hardware - AMD Confirms Ryzen 8000 AM5 Processors With Zen 5 CPU and Navi 3.5 Graphics
解説:
Zen5と組み合わせされるきれるGPUはNavi3.5
前々から言われていましたが、確定したようです。
2つのCCDに跨って最大16コアになるとのことですから、Zen3、Zen4までと同じく、1ダイ8コアのMCMになるようです。
Zen5からはハイブリッドになると言われていましたが、特にそう言う話が出ていません。
ひょっとしたらた、2CCDの内、8つがZen5、もう一つのダイがZen5Cになるのかもしれません。
またStrixPointと呼ばれるAPUには16CUと40CUの内蔵GPUを搭載するモデルが設定されると言われてきました。
別ダイなのかどうかはわかりませんが、今までの例を考えると、別ダイになるかのせうぃが高いです。
16CUは1024SPの通常モデル、40CUは2560SPの高性能モデルStrix Haleとなるようです。
フルラインナップがそろっているRDNA2世代で言えば、Rembrandtの上位モデルが768SP、RX6500XTが1024SP、RX6700XTが2560SPとなりますので、メモリ帯域の問題がクリアできれば、40CUのモデルは最低でもRX6700XTと同等以上のグラフィック性能を持つことになります。
また、16CUの下位モデルでもメモリ帯域の問題を解決できれば、RX6500XTと同等以上の性能になることになります。
内蔵GPUと言えばライバルはIntelですが、A700シリーズで存在感を示すことができなかったIntleがStrix Pointに対抗できる製品が出せるのかどうかと言った斗ところです。
逆にCPUではIntleのハイブリッドに対抗できる製品をAMDが出せるのかどうかと言ったところです。
今はギリギリなんとか食らいついていますが、いずれにしても、16コアのままではArrowLakeの以降のIntel CPUには対抗できないと思います。
Ryzen 9000シリーズ
Ryzen 7000X3Dシリーズ
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Ryzen 5000/4000シリーズ