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USBメモリに関するあれこれ

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今回「Windowsの効率的な環境構築」の記事を書くにあたって、USBメモリを買いました。

それがこの製品です。

5個入りで\1,999とかなり安かったですし、用途が用途なので、特に速度は求めていなかったので安い方がいいかなと思い選びました。

 

しかし、使っているうちにファイルが壊れるので、使い物にならないと判断しました。amazonの返品期間は過ぎていたのですが、ツイートしたところ、amazonさんのツイッターから声をかけていただき、サポートを受けました。

今回初めてamazonのサポートを利用しました。

利用はアカウントサービス - メッセージセンター から確認できるようです。

私はこれを知らなかったので、メールでやり取りするのかと思っていました。

そのため、少し返信が遅れています。

 

と言うやり取りで

商品は返品する必要がなく、代金の40%を返金するという対応のようです。

これは中華業者でよくある対応のようですね。

これで満足できるか?私は満足できませんでした。

上のやり取りで「素晴らしい対応」と書いているのは全額返金されると思ったからです。(苦笑

機械翻訳なのか日本語ちょっとおかしく、細かなことがわかりません。

恐らく、送付するにもコストがかかるしamazonに出品するのにもコストがかかるので、それを差し引いた分を返金しているのだと思います。

しかし、先進国のカスタマー基準ではこれは明らかにおかしいです。

一流メーカー製の製品と言うのはサポートにかかるコストも計算に入れて価格が成り立っています。

中華業者TOPESELのこの対応は甘えだと思います。

こういう対応をしているようでは、中国は未開の暗黒大陸のままですよ。

某自作系で一番のYoutuberさんの動画でも中華の粗悪品を買って、たびたび似たような対応が出てきます。

amazon限定ブランドと言う言葉に今回負けてしまいました。

品質管理とカスタマーサポートを計算に入れた価格を付けない限り、どんなに頑張っても欧米や日本のメーカーには敵わないです。

サポートが1件出たら「損」をするのです。

対応する人員にも人件費がかかっているはずですので、その分は計算に入っていないで目先のコストだけ計算していますよね。

それは明らかな間違いです。

もしメーカーの方がこれを見ていたら覚えておいてください。

品質管理とはそう言うものです。

結局1999円の内800円だけ帰ってくることになりました。

あとの1199円は送料とかamazonが取っていったとかそう言うことなのでしょう。

返品する必要が無いといいつつ40%しかお金を返さないというのは「こちらが嘘をついている」と判断されているようで、ちょっとムッとしました。

悪いことに再現性100%ではなく、しばらく使っているといくつかのファイルが壊れるという不具合なので、何とかファイルが壊れているSSを取ろうとしてもなかなか取れません。

RescueZillaを何度か動かしていると起動途中に突然カーネルパニックを起こしたので驚きましたが、データを保存しているUSBのファイルが壊れていたので、すぐにUSBが原因と気が付きました。

今後しばらくRescueZillaで使い続けてカーネルパニックが出たら中身を見てSSを撮影しようと思います。

中国の社会で誠実な対応をしているとカスタマーサポートを悪用する輩がいるのかもしれませんね。

しかし、この対応で先進国で営業されるとハッキリ迷惑です。

中華業者の製品を買うときはこの中華基準のサポートを計算に入れておくべでしょう。

 

参考までTOPESEL製のUSB2.0 32GBメモリ5個セットの写真と性能を上げておきます。

デザインは良いです。

USBメモリのお尻の部分はLEDのアクセスランプになっています。

計ってみてわかりましたが、このUSBメモリはびっくりするくらい遅いです。

ランダムライトの2つは0となっていますが、エラーではなく、計測不能レベルで遅いです。

USBやマイクロSDに使われるようなフラッシュはSSDなどに使われるフラッシュの選別落ち品ですが、普通のメーカーなら廃棄されるようなフラッシュを拾ってきて使っているのかもしれません。

さすがに遅すぎると思います。

amazonの名前が入っていてもやはり中華業者はダメですね。

使い物になりません。

製品は返品しなくてもよいそうですが、定期的にファイルがぶっ壊れるUSBメモリなど使い物になりませんので、既に新しく一流メーカー製の製品の発注して使っています。

1200円無駄に金を使った。

そう言うことです。

 

おまけ:

中国の業者が返品の配送料を受けたがらない理由。

スラド - 国際郵便の一部配達手数料が上昇改定へ、万国郵便条約の制度改正をうけ

中国は世界二位の経済大国になったにもかかわらず、郵便に関しては途上国扱いを要求しています。

万国郵便(郵便の国際連合)では先進国と途上国間で郵便をやり取りする場合、先進国が途上国の料金を一部負担して、途上国の郵便網の整備に充てるという形で補助していました。

中国ではこの制度を悪用して、世界中に安価に品物を郵送し、世界中から業者が集まってきて中国に工場や倉庫を持って品物を発送するようになりました。

しかし、この制度の負担に耐え切れなくなったアメリカは万国郵便からの脱退を宣言、アメリカの脱退を思いとどまらせるために万国郵便は制度の改正を行っています。

日本からの郵送料を負担すると業者の負担が重くなるため、日本からの発送料の負担をしないということです。

中国の業者からものを買う方はこの仕組みがあることは計算に入れた方がよいでしょう。

 

 

 

新しく買ったUSBメモリ

もう懲りたので一流メーカーの製品を既に発注しました。

ちなみにこのサポートを受ける前に発注しました。

一応断ってきますが、TOPESELのUSB2.0とは違い、USB3.2(5Gbps)対応です。

USB2.0の最大速度は480Mbpsなので60MB/sですが、実際にはそんなに出ないのとTOPESEL製品で懲りたのでUSB3.0にしました。

一応、リスク分散のために複数のメーカーに分けて発注しました。

選定したメーカーは

Sandisk、KIOXIA=フラッシュメモリ生産メーカー

ADATA、Gigastone=過去の製品を購入して長持ちしているため。

 

Sandisk Ultra Shift USB3.0 高速USBメモリ 64GB

これのみ64GBを買いました。転送速度100MB/sを謳う高速メモリ

今回買ったメーカー品の中でも唯一、きちんと転送速度が明記されている製品です。

さすがはフラッシュメモリ有力メーカーです。

暗号化ソフト付き

5年保証

元はFAT32ですが、exFATにフォーマットしなおしました。

リードは圧巻の156.61MB/sです。公称値の1.5倍。書き込みは遅いですが、USBメモリとしては信じられない位の速度。

挿していると本体が少し熱くなります。

 

 

KIOXIA Trans Memory U301 フラッシュメモリ

転送速度リード100MB/s越えです。

ランダムライトが極度に遅いのが気になります。

こちらはかなり安かったのでなかなかお買い得なUSBメモリです。

ただし1年保証なのが気になるところ。その分安いのかもしれません。

こちらのみ2個セットを買いました。

発熱がそんなにないのもよいところ。

 

 

Gigastone USB3.0 32GB フラッシュメモリ

こちらは、大昔にホームセンターでUSB2.0 8GBの製品を買って、未だに壊れていないので買いました。

日本ではあまり知られていないメーカーの割には高いのが玉に瑕。

5年保証

速度はまあまあ。

書き込みの速度もそこそこ出ていて、なかなかの性能。

高いだけはあります。

ちょっと意外でした。

5年保証もありますし、安心が欲しい方には割といいかもしれません。

 

 

ADATA VU320 32GB USB3.2 フラッシュメモリ

10年以上に前にドスパラで買ったADATAのC902と言う32GBのUSB2.0メモリがまだ生き残っていますので、買ってみました。

代理店アーキサイトの5年保証付き

ADATAってそんなに大したことないメーカーだと思っている人が大半だと思います。

しかし、まさかのランダムライトは64GBのSandiskに次ぐ2位です。

シーケンシャルリード/ライトもかなり高速で、ちょっと驚くべき性能ではないでしょうか。

GigastoneとADATAは割と穴場のメーカーだと思います。

安いのも魅力

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信頼性にランクを付けるとしたら

1.Sandisk 5年保証 フラッシュ製造メーカー

2.Gigastone 5年保証、日本に支社あり

3.KIOXIA 1年保証、並行輸入品、フラッシュ製造メーカー

4.ADATA 5年だが代理店保証

だと思います。異論がある方もいると思いますが、私がランク付けするならこうなります。

代理店だと取り扱いを止めてしまうことがありますので、少し信用ランクを下げています。

KIOXIAは並行輸入品と1年保証で製造メーカーの信用を下げている感じですね。

並行輸入品を買うかどうかもその人の考え方だと思います。

正規品を買えば信用ランクは上がりますが、価格も上がります。

 

 

終わりに:

普通の人はこんなにUSBメモリにこだわることは無いのかもしれませんが私は起動ドライブを作ったりなどしますので割と使う機会があります。

MicroSDですべてを代用しようとしたこともあるのですが、USBのアダプタに挿して、それをUSBのソケットに挿して・・・ととっかえひっかえしているとわけが分からなったり、特定のメーカーのMicroSDが増えてくると何が入っているのかわからなくなるうえに小さくてラベルが貼り辛く分類が難しくなるのでUSBメモリを使うようになりました。

やはり安いものには理由があるわけで、特にUSBSメモリの場合、金額がさほどでもないですし割といい加減な基準で作られている可能性が大きいですので、あまり安い製品を買うのは止めた方がいいでしょう。

お金よりも不具合に使う時間が惜しいです。

今回のトラブルで改めてそう思いました。

 

 

 

 

 

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