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第9世代Core iシリーズの上位モデルのスペックが判明か?

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第9世代Core i9シリーズに関しては以前の記事でお伝えしました。

参考記事:Z370で第9世代Core iシリーズの8コアCPUが使えるかもしれないという話

今まで第9世代の8コアモデルでCore i9シリーズに関しては詳細のスペックが明らかになっていませんでしたが、今回はそのスペックの噂が流れてきました。

では、どんなものなのか見てみましょう。

※ Turbo 1/2/4/6/8(GHz)とはそれぞれターボが有効になっているコア数による最大クロック

今回飛び込んできた情報によると、最上位のCore i9-9900Kが8コア16スレッドでベースクロック3.6GHz、ターボクロックはなんと5GHz、次点のCore i7-9700Kが8コア8スレッドとなっています。

Core i5-9600Kが6コア6スレッドなのは既報と変わらずです。

何か今までの噂と結構違う展開になってきました。中でも目を引くのが、Core i9-9900Kのターボが5GHz越えで95Wに収まっているところと、Core i7-9700Kが8コア8スレッドになったところです。

ひと昔前に比べたらOSレベルの対応が進んでいますのでマルチスレッド化の恩恵はそれなりにあるとは言え、実際のアプリケーションを動かせばやはり実質のコア数が物を言いますので、8コア8スレッドはありだと思いますが、意外な展開です。

※ 昔はOSの対応が進んでいなかったことと、Pentium4の性能が悪かったので、「ハイパースレッディング?ゴミじゃん。」と言われていた時代もありました。この辺を知らないと物理コアが増えるのとハイパースレッディングで論理コアが倍増するのとどっちが良いのかわからない人もいるかもしれませんが、ベンチマークならともかく実使用で利くのは物理コアの方です。

てっきり6コア12スレッドなのかと思っていましたが、みんな同じダイを使うことを考えれば確かにこれはこれでありだと思います。

しかし、intelの14nm++は凄いプロセスです。ターボ5GHzで問題ないほど安定してるようですね。

逆に言えばここまで余裕があっても競争相手が出てこなければ何もしなかったということです。

ウェハー

※ ウェハーの画像。画像の出典はNASAでライセンスはパブリックドメインです。画像ではサイズ感がわかりませんが、一般的なウェハーのサイズは直径50mm - 300mmほどです。

ウェハーというCPUの材料の面積というのは一定で、ダイが小さければ小さいほどたくさん数を取ることが出来ます。

まあ、全てが良品なわけではなく、一定の不良が出ますが、そういうことを考えてもダイのサイズが小さければコストを安く上げることが出来るわけです。

ライバルがいなければ出来るだけダイの面積を小さく(コア数を少なく)して数をたくさん取って高く売ればそれだけ儲かるわけです。

AMDがRyzenを出すまではそんな風に利益率を重視していたわけです。(ぼったくっていたとも言う)

今回の情報ではintelの底力をまざまざと見せつけられたとともにやはり競争原理が働かないとダメだなと改めて強く思いました。

ここまで凄いと噂が出回っているCore i9-9900KのCinebench R15のマルチコア2000越えはあるかもしれません。

参考までに前回の情報での表もつけておきます。

 

第9世代のCore iシリーズは最上位モデルのCore i9-9900Kが早ければ8/1にロンチすると言われています。

Core i9-9900KとCore i7-9700Kは現在発売のモデルとスペック的にバッティングしませんので、これはさもありなんという感じです。

AMDがRyzenを発売してから急速にCPUの高性能化、マルチコア化が進んでいます。去年の今頃は4コア8スレッドのCore i7-7700Kが最上位だったことを考えると1年でコア数・スレッド数が倍増したことになります。

 

今年に入ってからの応酬をバトルマンガ風に表すとこんな感じです。

第二世代Ryzen発売

AMDマン(弱そう)「ついに俺の時代が来たぜ、どうだintelマン。これが俺の本気だ!」

 

intelマン「くっ、今に見てろ・・・」

 

 

Core i7-8086K発売

intelマン「40周年記念モデルだが、通常版もあって普通に販売もするぞ。そして、俺はあと一回の変身を残している。まだまだ本気じゃないぜ。」

 

AMDマン「くっ、やられた。本気じゃないなんて嘘だろ。」

 

第9世代Coreシリーズ8コア発売予定

intelマン「ハッハッハッAMDマン。俺に勝とうなんて100万年早いわ」

 

AMDマン「まさか本当だったとは・・・。今年はもう打つ手がない。」

 

AMDマンはかなり弱っちそうですが、弱い方に味方したくなるのは不思議です。(笑

四天王

本当は「Core i7-8700Kがやられたか。しかし、奴は四天王の中でも最弱・・・」という奴をやりたかったのですが、intel=悪というイメージになってしまうのでやめました。

私は別にintelが嫌いというわけではありませんが、さすがにintelの利益率とかいろいろな情報を調べていると「ぼったくってるなあ」という思いが強くなるため、やはりAMDには頑張って欲しいところです。

実際のところは2019年は7nmのZen2が控えているわけで、こちらはSocketAM4で16コア32スレッド、しかもIPCが10-15%upすると言われていますので、現時点でもAMDの方に余裕があるのは確かだと思います。

今のところはまだTimeSpyも論理コアを使いきれない32コア64スレッドの怪物CPU Ryzen Thread Ripper 2990Xも出てませんが、こちらもAMDが発売後にintelが28コア56スレッドのCascade Lake-Xを出す予定ですので今年に関しては上の構図と全く同じになりそうです。

「Cascade Lake-XがLGA2066になるのかどうかは分からない」と言われていますが、サーバー向け(LGA3647)の28コア56スレッドはすでに「Xeon Platinum 8180」が出ているので今更新鮮味は無く、恐らくはLGA2066で可能な限りクロックを上げてくるんじゃないかと思います。

※LGA2066向けには28コア56スレッドは降りてこないとのことでした。今のところまだ情報の段階ですが、訂正します。
ソース:impress - やじうまPC Watch - 2018年後半、一気に進むデスクトップCPUの多コア化

Cascade Lake-XとXeon Platinum 8180(または後継品)はECCのあるなしで棲み分けするんだと思います。

サーバー用途に使うならECCは必須、ハウジングなどで遠隔地にデータセンターがあった場合や外国のデータセンターにサーバーを置いた場合に何かあったらちょっと行ってリセットスイッチ押してくるわけにはいきませんのでECC無しはスーパー全く考慮の外、青天の霹靂レベルです。

まあ、私の想像を超えたロジックでECC無しの業務レベル使用のサーバーを運用されている方もいるのかもしれませんが、普通は常識的に考えてあり得ません。

ちなみに「Xeon Platinum 8180」はお値段約120万円ほどしますので、普通の人が買える様なものではありません。

32コア64スレッドでECCメモリが使えるRyzen Thread Ripper 2990Xの20万弱というのが如何に価格破壊してるかわかるんじゃないでしょうか。

来年に向けて既にサーバー向けのZen2の準備も進んでいますので、今後も新製品発売の応酬が続きそうです。

ソース:VideoCarz - Intel Core i9-9900K, i7-9700K and i5-9600K possible specifications emerge

www.computerbase.de - Prozessorgerüchte: Core i9-9900K, i7-9700K und i5-9600K im Detail

tech PowerUP - Intel Core i9 8-core LGA1151 Processor Could Get Soldered IHS, Launch Date Revealed

 

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