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AMD、ザイリンクスのAIエンジンを搭載した次世代Ryzen「Phoenix」CPUをすでにラボで稼働中

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AMDは、ザイリンクスのAIアクセラレーションエンジンを搭載した最初のRyzen「Phoenix」CPUを研究所で稼働させていることを確認したようだ。

AMD、ザイリンクスのAIエンジンを搭載したRyzen「Phoenix」CPUがすでに自社ラボで稼働していることを確認

テックアナリストのDavid Schor氏のツイートによると、AMDのAdaptive and Embedded Computing Group社長がAI Hardware Summitの中で、次世代クライアントRyzen CPUを自社ラボですでに動かしており、XilinxのAIアクセラレーションエンジンを搭載していることを確認したと述べられています。

Ryzenが言及されたので、これらはAMDのFinancial Analyst Day 2022に戻ってAIエンジンを搭載することが確認された次期Phoenix Point CPUであると指摘することができる。以下にそのツイートを掲載する。

これは、AMDがPhoenix Point CPUを正式にファブリングしたことを確認するもので、同社のラボで稼働しているため、来年に量産に入る前に、激しい検証プロセスを経ることになります。

AMDは、薄型軽量モバイルPCプラットフォーム向けのPhoenix Point CPUをCES 2023で発表する予定で、同社が最近詳述した全く新しい命名構造を利用する予定です。

Phoenix Point APUは、AMD Ryzen 7000ファミリーの一部となる予定です。

AMD Phoenix Point「Ryzen 7040」シリーズ モバイルCPU

AMDは、Zen 4とRDNA 3の両方のコアを利用するPhoenix Point APUのラインナップを確認した。

新しいPhoenix APUはLPDDR5とPCIe 5をサポートし、35Wから45WのSKUで提供される。

また、このラインナップは2023年に発売される予定で、最も可能性が高いのはCES 2023での発表となる。

また、AMDはノートPC向けパーツに、LPDDR5やDDR5以外のメモリ技術を搭載する可能性も指摘している。

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以前の仕様に基づくと、Phoenix Ryzen 7000 APUは、Dragon Rangeチップ専用のより高いコア数で、依然として最大8コアと16スレッドを搭載する可能性があるようです。

しかし、Phoenix APUは、RDNA 3グラフィックスコアのCU数がより多くなり、競合他社が提供するどのようなものよりも大きな差をつけて性能を向上させることができます。

また、PhoenixポイントAPUは、AMD初のAIE(AIエンジン)を搭載した製品で、AI特有のタスクを加速させることができます。

このエンジンは、AMDが2020年に350億USドルで買収したXilinxが開発したIPをベースとする予定です。

AIEは、AIベースのタスクの処理も担当するIntel独自のVPU「Versatile Processing Unit」をターゲットとし、第13世代Raptor Lake CPUでデビューした後、第14世代Meteor Lakeチップで本格的に統合されると予想される。

AMD Ryzen モバイル CPU:

CPU
ファミリ名
AMD
Strix Point
AMD
Dragon Range
AMD
Phoenix Point
AMD
Rembrandt
AMD
Cezanne
AMD
Renoir
AMD
Picasso
AMD
Raven Ridge
ファミリ
ブランド
AMD Ryzen 8000
(Hシリーズ)
AMD Ryzen 7045
(Hシリーズ)
AMD Ryzen 7040
(Uシリーズ)
AMD Ryzen 6000
AMD Ryzen 7030
AMD Ryzen 5000
(H/Uシリーズ)
AMD Ryzen 4000
(H/Uシリーズ)
AMD Ryzen 3000
(H/Uシリーズ)
AMD Ryzen 2000
(H/Uシリーズ)
製造プロセス不明5nm4nm6nm7nm7nm12nm14nm
CPUコア
アーキテクチャー
Zen 5Zen 4Zen 4Zen 3+Zen 3Zen 2Zen +Zen 1
最大コア数/
スレッド数
不明16/328/168/168/168/164/84/8
L2キャッシュ
(最大)
不明16 MB4 MB4 MB4 MB4 MB2 MB2 MB
L3キャッシュ
(最大)
不明32 MB16 MB16 MB16 MB8 MB4 MB4 MB
最大CPU
クロック
不明未確認未確認5.0 GHz (Ryzen 9
6980HX)
4.80 GHz (Ryzen 9
5980HX)
4.3 GHz (Ryzen 9
4900HS)
4.0 GHz (Ryzen 7
3750H)
3.8 GHz (Ryzen 7
2800H)
GPU コア
アーキテクチャー
RDNA 3+
iGPU
RDNA 2
6nm iGPU
RDNA 3
5nm iGPU
RDNA 2
6nm iGPU
Vega Enhanced
7nm
Vega Enhanced
7nm
Vega
14nm
Vega
14nm
最大GPU
コア数
不明未確認未確認12 CU
(786コア)
8 CU
(512コア)
8 CU
(512コア)
10 CU
(640コア)
11 CU
(704コア)
最大GPU
クロック
不明未確認未確認2400 MHz2100 MHz1750 MHz1400 MHz1300 MHz
TDP
(cTDP Down/Up)
不明55W+
(65W cTDP)
15W-45W
(65W cTDP)
15W-55W
(65W cTDP)
15W -54W
(54W cTDP)
15W-45W
(65W cTDP)
12-35W
(35W cTDP)
35W-45W
(65W cTDP)
発売時期20242023Q12023Q12022Q12021Q12020Q22019Q12018Q4

ソース:wccftech - AMD Already Has Next-Gen Ryzen “Phoenix” CPUs With Xilinx’s AI Engine Running In The Labs

 

 

 

解説:

今までのPhoenixPoint以降のAPUのスライドには「AIE」と言う言葉が入っていました。

このAIEと言うのはザイリンクスを買収して得たCPU側に実装されるAI用の演算器のことらしいです。

実際これを使って何が変わるのかと言われるとゲーマー的には大した影響はないようです。

ただ、今後、CPU側とGPUに側に搭載されるAIの処理環境を一本化するという役割があるようです。

これがなぜ必要なのか私には今のところピンときませんが、PhoenixPoint発売後5年くらい経ってから実感するのかもしれませんね。

FSR3.0からはAI命令を使用してアップスケーリングの補正処理を行うようですので、これが搭載されることによって多少は性能が出れば御の字なのかなと思います。

IntelにもVPUと言う同様のものが搭載されますので、CPU側に搭載されるAI機能と言うのは今後のトレンドの一つになると思われます。

実際、カメラを搭載してAIで撮った写真の画像を処理しているスマホのSoCには必須の機能なのでしょう。

しかし、デスクトップCPUはあってもピンとこない機能です。

このような新しい機能にピンとこないのは私がもう古いタイプの人間だからなのかもしれません。

 

大型化して900Wに迫るTDPを要求する単体GPUと何でも機能を取り込んで高性能化していくAPU(SoC)。

この2つは対照的ですが、多くの人に支持されるのはAPUの方だと思います。

今まで3Dのゲームを満足にプレイしようとすると、PS5やXboxに搭載されているSoCのようにGDDRメモリを搭載して、それなりに高価なカスタマイズが必要でしたが、TSMC 5nm世代に入るとFullHDで60FPSに届くようになると思います。

コストの問題で解決できなかった性能の問題が安価で解決できるようになり、我々一般ユーザーの手が届くようになった(なる)と思います。

 

 

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