ベースモデルのスペック
モデル名 | NEXTGEAR-MICRO im610SA1 |
OS | Windows10Home64bit |
CPU | Core i5-8400 |
CPU仕様 | 6コア/ 2.80GHz/ TB時最大4.00GHz/ 9MB スマートキャッシュ |
GPU | GTX1060 3GB |
メモリー | 8GB(8GB x1),PC4-19200/DDR4-2400(空1) |
SSD・HDD | SATA3 1TB |
チップセット | B360(MicroATX) |
その他 | 光学ドライブ,カードリーダー無し |
価格 | 99,800 |
解説
NEXT GEAR-MICRO im610SA1はGTX1060 3GB版とCore i5-8400を組み合わせた、性能と価格を両立したボリュームゾーンにあるゲーミングPCだ。
GTX1050/Tiとは明確に性能が異なり、当サイトのコンテンツ「GPUについて」に表があるが、3D Mark FireStrike(DX11)でそれぞれ1.8(GTX1050比)/1.4(GTX1050Ti比)倍の性能がある。
VRやFF14、PUBGなどの最新のゲームのFullHDよるプレイも視野に入ってくる性能だ。
そこをB360のチップセットと組み合わせてコストダウンしてできるだけ安価で提供しようというモデルだ。
同じく人気のGTX1060 3GB版との組み合わせは性能と価格を両立したいユーザーにはうってつけだろう。
このモデルで何ができるのか?
PUBGフレームレート
平均 | 最低平均 | |
FullHD・ミディアム画質 | 104.5 | 81.4 |
FullHD・ウルトラ画質 | 61.1 | 38.5 |
WQHD・ウルトラ画質 | 41.4 | 28.2 |
4K・ウルトラ画質 | 20.7 | 14.3 |
※ 最低平均とは下位数%の平均です。
FF14紅蓮のリベレーターベンチマーク(7,000以上で「非常に快適」)
DX11,FullHD,標準品質スコア | 19,458 | |
DX11,FullHD,標準品質FPS(平均,最低) | 136.9 | 63 |
DX11,FullHD,最高品質スコア | 11,854 | |
DX11,FullHD,最高品質FPS(平均,最低) | 79.2 | 43 |
DX11,WQHD,最高品質スコア | 7,393 | |
DX11,WQHD,最高品質FPS(平均,最低) | 49.5 | 27 |
HTC ViveやOculus riftといったVRに対応し、PUBGはFullHDならば画質を落とせば快適に、ウルトラ画質なら普通に遊べるだろう
FF14はFullHDの最高品質で快適にプレイできるスペックだ。
やはり最新のゲームでFullHD環境で快適にプレイしようとすればGTX1060が最低限度のスペックと言える。
但し、GPUのメモリ3GBではPUBGで特定の状況になるとVRAM不足で3割ほどフレームレートが落ちる。
また、PUBGでメインメモリ8GBではやや不足している。
PUBGをFullHDで快適にプレイしたいならGTX1060 6GB版かできればGTX1070以上でメモリ16GBはほしいところだ。
※ ベンチマークの測定は同GPUの別環境の数値です。ご了承ください。
変更ポイント(調査日: 2018-09-15)
オプション名 | 価格 | 税込価格 | |
ベースモデル | NEXT GEAR-MICRO im610SA1 | 99,800 | |
CPU | 変更なし(i5-8400) | ||
メモリ | 変更なし8GB(8GBX1) | ||
SSD・HDD1 | 120GB SSD ( 6Gbps 対応 ) | 6,800 | |
SSD・HDD2 | 変更なし(1TB HDD) | ||
キーボード | [USB] オリジナル 102日本語キーボード (ブラック) | 2,000 | |
マウス | 【BTO特価】[Gaming/光学式] オプティカルゲーミングマウス(6ボタン1000/1600dpi 切り替え可能) | 600 | |
メモリカードリーダーライター | 設定なし | ||
電源 | 変更なし[500W 電源 ( 80PLUS(R) BRONZE )] | ||
送料 | 3,000 | ||
合計 | 112,200 | 121,176 | |
モニタ | [ 23型 AH-IPS液晶 ] iiyama ProLite XU2390HS-3 ( ブラック / 1920×1080 / HDMI,DVI,D-SUB / 段差の無い極薄ベゼル ) | 13,900 | 15,012 |
モニタはモデルの推奨はしてあるが、合計価格には入っていないので注意だ。
NEXT GEAR-MICRO im610SA1の変更点はSSDを最低限度であるSATA 120GB追加し、マウス・キーボードを追加した値段となっている。
予算に余裕のある方はSSDは240GBのほうがよいだろう。
このモデルも価格重視のグレードだが、それでもSSDがあるのとないのとでは天と地ほどの違いが出るので、価格アップを承知で入れてある。
この辺の重要性は「ストレージについて」を読んでもらえると理解できるだろう。
注意すべき点はメモリの8GBはシングルチャンネルである点だ。4GBX2のデュアルチャンネルがBTOメニューに存在しないのは下位モデルNEXTGEAR-MICRO im610BA1と全く同じ状況だ。
下位モデルのNEXTGEAR-MICRO im610BA1と比較すると+2万円弱で約1.8倍のGPU性能が手に入るので、予算が許すならばこちらを購入したほうが良いだろう。
最終価格・・・121,176円(税込)
メモリがシングルチャンネルであることと言い、欠点もあるモデルだが、価格の改定などが進み、非常にお買い得感の高いモデルになっていると思う。
ゲーミングPCというのはやはりこのくらいの性能から満足できる体験ができると言ってよい。
旧モデルと比較するとケースも一新され、価格・性能のバランスが取れた素晴らしいゲーミングPCとなっている。
当然だが、セールや為替の変動、各パーツの価格の改定などによってカスタム内容・価格は変動することがあるので予めお断りさせていただく。
あくまでも調査時点の価格だ。
また、マウスコンピューターのご厚意でデモ機を借りてレビューを行っているので、興味がある方は見てみることをお勧めする。
NEXTGEAR-MICRO im610SAを公式HPで見てみる