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2021年第2四半期、AMDが減少する中、NVIDIAとIntelのGPU市場シェアが上昇、GPU出荷数は前年同期比37%増を記録

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JPRが発表した2021年第2四半期の最新のGPU市場レポートによると、インテルとNVIDIAの両方がそれぞれの市場シェアを伸ばし、AMDが減少したことがわかりました。
2021年第2四半期、NVIDIAのディスクリートGPU市場シェアは83%に上昇、対してAMDは17%、インテルとNVIDIAのGPU市場出荷数はともに増加

JPR(Jon Peddie Research)によると、2021年第2四半期のPC用GPUの出荷台数は1億2,300万台に達したという。

同市場の出荷台数は、前四半期比で3.4%増、前年同期比で37%増となったが、CPUの出荷台数も前年比で42%増と大きく増加した。

調査会社は、GPU市場は2020年から2025年まで年平均成長率3.5%で成長を続け、予測期間終了時には合計33億1,800万ユニットに達すると考えています。

クイックハイライト

  • 当四半期におけるGPUのPCへの装着率(統合型およびディスクリートGPU、デスクトップ、ノートブック、ワークステーションを含む)は、前四半期比で0.1%減の117%となりました。
  • PC用CPU市場全体では、前四半期比で3.5%の増加、前年同期比では42.1%の増加となりました。
  • デスクトップグラフィックス用アドインボード(ディスクリートGPUを搭載したAIB)は、前四半期比で -2.9%減少しました。
  • 当四半期のタブレット端末の出荷台数は、前四半期比で3.4%増加しました。

2021年第2四半期のベンダー別出荷台数については、GPU分野では、インテルが68.29%のシェアを獲得してトップに立ちました(前四半期の68.18%から増加)。

一方、AMDのGPUシェアは16.48%(前四半期は16.65%)に減少しましたが、NVIDIAは全体のGPUシェアをわずかに伸ばし、現在15.23%(前四半期は15.17%)で安定しています。

GPU全体の出荷台数は前四半期比3.4%増で、AMDは2.3%増、インテルは3.6%増、NVIDIAは3.8%増となりました。

今年は例年になく、部品やコンデンサー、基板などの不足がサプライヤーから報告されました。多様なポートフォリオを持つ企業でも、サービスを提供しているさまざまなセグメントへの配分を余儀なくされました。誰も満足しておらず、残念ながら、通常は第3四半期に行われるホリデーシーズンに向けた今後の在庫積み増しが、サプライチェーンが需要に追いつくまで制約されることになりました。

JPRより

なお、上述の数字はすべてのGPU(iGPU / dGPU)を含んでいます。現在、ディスクリート・グラフィックス・カードを提供しているのは、NVIDIAとAMDの2社だけですが、2022年第1四半期にインテルがARCグラフィックス・カードの新製品を発売し、これに追随する予定です。

ディスクリートGPUのシェアについては、NVIDIAのシェアが83%(前四半期は81%)に上昇したのに対し、AMDのシェアは17%(前四半期は19%)に低下しました。

PC用dGPUの出荷市場シェア

2020Q22021Q12021Q2
AMD20%19%17%
NVIDIA80%81%83%

NVIDIAは、GeForce RTX 30シリーズグラフィックスカードに搭載されているAmpere GPUの生産を強化するためにリソースを割り当てることができましたが、AMDは、AMDや競合他社の他の製品に食い尽くされているTSMCの7nmノードに制約があるため、厳しい状況にあります。

2022年に向けた次の四半期も、NVIDIAのCEOであるジェンセン・フアンが示唆しているように、ほぼ同じ状況が続くと思われます。

ソース:wccftech - NVIDIA & Intel GPU Market Share Increased While AMD Declined In Q2 2021, GPU Shipments Hit 37% Growth Year-Over-Year

 

 

解説:

2020年と比較すると、弱くなり続けるAMDとIntel

久しぶりにGPUのマーケットシェアに関する話題です。

マイニング特需と内蔵GPU無しFモデルの影響なのかdBPUを含めてIntelがシェアを落としています。

また、AMDもAmpereの発売の影響で大きくシェアを落として、そこからは微増となっています。

単体GPUはもっと深刻で20%から19%、17%とRadeonのシェアはどんどん落ちていっています。

2021年のマーケットシェアは、nvidiaがますます強くなった半年間と言ってもよかったと思います。

内蔵GPUも含めた数に影響を与えるほどになったnVidiaは名実ともにGPUの覇者と言っても過言ではありません。

さて、これから(2021-2022)、IntelのXeとAMDのRDNA3が発売されていくわけですが、これがどのような影響を及ぼすのかは注目したいところです。

nVidiaがこのままGPU市場を塗りつぶしていくのか、AMDやIntelが一矢報いるのか?ここまで強大になったnVidia帝国を倒すことは可能なのか?

注目です。

 

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