モデル解説

MASTERPIECE i1720PA1-SP (2018/04) [GTX1080Ti SLi]

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ベースモデルのスペック

 

解説

MASTERPIECE i1720PA1-SPはエンスージアスティック向けPCだ。

※ エンスージアスティックとは「熱狂的な」という意味です。

G-tuneには一つ上にMASTERPIECE i1720PA1-SP-DLというダブル水冷の機種があるが水冷であるか否かだけで基本的なスペックは変わらない。

X299チップセットに10コア20スレッドのCore i9-7900X、クアッドチャンネルの32GBメモリとGTX1080Tiを二枚でSLiした最高級レベルの機種だ。

Core i9-7900XはTDP140W、GTX1080Tiが消費電力250Wなので、CPUとGPUだけで実に696-780Wもの消費電力を誇る。

それに見合った高性能を持つこの機種を当サイトの基準に従ってカスタムしていこう。

※ 2018/05/13 LGA2066プラットフォームに関する解説記事を書きました。 「LGA2066プラットフォームに関すること

 

このモデルで何ができるのか?

PUBGフレームレート

PUBGはSLiに対応していない。

よってシングルGPUと変わらない。

無理やりSLiで動作させても性能が落ちることがあるので注意だ。

 

FF14紅蓮のリベレーターベンチマーク(7,000以上で「非常に快適」)

同一環境のデータは残念ながらない。しかし、ネットで情報収集したところ、LGA1151/v2のGTX1080TiのSLiで4Kの最高品質スコア14,000程度、最低FPSは60FPS以上は出るようだ。

4Kでかなり重い場面でもほとんど引っかかりなくプレイできることだろう。

 

 

変更ポイント(調査日:2018-09-15)

 

動画配信などをする場合は、メモリは64GBにしたほうが良いだろう。

モニタは両方の構成とも発売が延期されているAsusの4K、144Hz対応のモニターを推奨してある。

価格は$2,000以上になるだろうと言われているが詳細は不明だ。

このモニター、最初に価格を調査してから3か月たったがいまだに出回っていない。

日本語の製品ページが出来のでリンクを張り替えてあるので参考にしてほしい。

 

 

最終価格・・・573,156円(税込)

もこのレベルのゲーミングPCを求める層はパーツ単位で強いこだわりを持っている可能性が高く、自作してしまう可能性が高い。

エンスージアスティック向け製品を求める層は保証がないことなど気にも留めないレベルのユーザーが多く、保証や保守に関してメーカー品と同じレベルのサービスが欲しいというニッチ層向けの製品であることは確かだ。

モニタは4K、144Hzの未発売製品を推奨しているが、このモニターがこのマシンを求めるユーザーがどんな層なのかを象徴していると思う。

SLiをPCI Ex X16で動かせる唯一の環境であり、LGA1151v2の最高性能であるCore i7-8086Kからステップアップしたい場合には唯一無二の選択肢で、次元の違う体験を提供してくれることだろう。

電源は80+Goldの1200Wとこれまた人を選ぶ環境であることは注意だ。

当然だが、セールや為替の変動、各パーツの価格の改定などによってカスタム内容・価格は変動することがあるので予めお断りさせていただく。

あくまでも調査時点の価格だ。

 

MASTERPIECE i1720PA1-SP2を公式HPで見てみる

 

 

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