ASRockは、Navi GPUアーキテクチャをベースにしたAMD Radeon RX 5000シリーズの最新のグラフィックスカードの構想を発表しました。
AMDは昨日、2019年第3四半期に発売予定の、消費者向けのRyzen 3000 CPUとRadeon RX 5000 GPUを正式に発表しました。
ASRockで示されるAMD Radeon RX 5000 Naviグラフィックスカードのコンセプト - ハイエンドを狙うファントムゲームと主流市場を狙うTaichi
NaviベースのRadeon RX 5000シリーズを含む、AMDの次世代GPU向けにASRockによって示されたグラフィックスカードが3つありました。
現時点では、AMDによる新しいカードの仕様はありませんが、赤いチームは、E3で開催されるNext Horizon Gaming Eventで詳細が明らかにされることを説明しました。
Navi GPUをベースにしたAMD Radeon RX 5000シリーズのASRockには、現在3つの非常に初期の概念が示されています。
これらはPhantom Gamingラインの一部である2つのモデルとTaichiシリーズの一部である単一のモデルを含みます。
ASRockは、それぞれの特定のラインのセグメント層をまだ確定していないが、Phantom Gamingのラインナップがハイエンドモデルとメインストリームモデルの両方で構成されるのに対して、Taichiラインを主流市場に使用することになると思われる。
ASRockによって示された3つのモデルはすべて、標準の2.5スロットデザインを超えて拡張されたPhantom Gamingカードを備えたトリプルファンデザインです。
3つのモデルはまた、適切なアルミ製のフィンとヒートパイプの構成を使用していましたが、まだ完成していないと言われています。
AMDが詳細をE3 2019で明らかにした時点で、より多くの情報と完成したデザインが手に入るようです。
Radeon RX 5000「Navi GPU」初の詳細が明らかに - TWが180Wと150Wの2つのSKU
概念に加えて、私たちはComputexのインサイダーから、Radeon RX 5000グラフィックスカードに関する情報をいくつか教えてもらった。
私達の情報源によると、AMD Radeon RX 5000シリーズは2つのバリエーション、225W TBP(トータルボードパワー)を備えた180W TDPモデルと180W TBP(トータルボードパワー)を備えた150W TDPモデルを特徴とすると言われています。
AMDは、それ自体が180W TDPグラフィックスカードであるGeForce RTX 2070に対する彼らのRadeon RX 5700グラフィックスカードのデモを見せた。
AMDのRadeon RX 5700は、同じ量のTDPに対して、AMDのデモで10%高速化されています。
これはかなり良いことであり、AMDは効率を高めるために7nmプロセスノードを最大限に活用しています。
私達はまた少数の製造業者からのRadeon RX 5000シリーズモデルが9月に着くと期待されることを聞いた。
彼らはおそらく自身のカスタムハイエンドデザインについて話していましたが、私たちはE3 2019から数週間以内に知っていることでしょう。
今のところ、AMDがNavi GPUで取り上げたRDNA GPUアーキテクチャに関する詳細な記事を読むことができます。
解説:
Asrockが、Radeon RX5000シリーズに関して三つのモデルを用意していることが判明しました。
そのうち二つはPhantom Gamingブランドでハイエンドとメインストリームとなるそうです。
ハイエンドがTBP(トータルボードパワー:実際の消費電力?)225WのTDP180WでメインストリームがTBP180WのTDP150Wのモデルのようです。
ハイエンドモデルはComputexのキーノートでデモされましたが、RTX2070より10%高速といわれるFX5700のことでしょう。
今一つはFX5700のカットダウンモデルになると思われます。
モデルが2つになるのは一つのチップで選別品と選別落ち品を分けているからということだと思います。
NaviはもともとComputexで発表だけされて、詳細が明かされるのはE3だといわれていました。
ですから、アーキテクチャーやSP数などの詳細は6月に開催されるE3まで待たねばならないと思います。
実際の消費電力が225Wというのは結構な爆熱であり、これまでのRadeon製品と同様にやはりnVidia製品への競争力を保つためにOC気味に調整されているのでしょう。
最後のGCN製品である7nm版Vega、RadeonVIIの時も思いましたが、GCNの次のアーキテクチャーになったとは言え、第一世代目の製品ですから、一部GCNの欠点を引きずっているということのようです。
7nm VS 12nmですから、本来的に言えば圧倒的な大差をつけたいところですが、さすがはnVidiaといったところです。
まあしかし、AMD製品が競争力を回復したのは喜ばしいことだと思います。
Ubisoft系列など一部Radeonに最適化されているゲームもありますので、そういったゲームを中心にプレイされている方はNaviを使えばその能力を最大限に活用することができると思います。
それにしても毎日面白いニュースが目白押しでそれは楽しいですが、Computxが早く終わってくれないと過労死しそうです。(笑
AMDのGPU Radeonシリーズ Radeon 7000シリーズ Radeon RX 6000シリーズ ※ SAPPHIREはAMD Radeon専業のメーカーであり、Radeonのリファレンス的なメーカーです。