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12nmで製造されるPolaris30が発売されるとの噂

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Chipellのフォーラムメンバーから新しいグラフィックカード、AMDのRadeonについて新しい噂があります。

ソースによると同社は12nmのPolaris(これまでの命名規則からするとPolaris30と呼ばれることになるだろう)を発売するでしょう。

これは(性能の向上などは無く)Polarisチップの電力効率を高めただけのものになるでしょう。

来週には発売されるかもしれません。

言うまでもないことですが、これまで、噂のリークを除いて私たちはこの情報を聞いたことが無かったので、話半分に聞いておくこととしています。

 

AMDのPolaris 30 GPUは12nmのFinFETプロセスでリフレッシュされ、最大15%の性能向上が見込まれます

ソースはChiprellですが、彼らの言っていることの大部分はAMDの一般的な話題や、以前に話が出たこととよく似ています。

AMDは四半期ごとに新製品を投入しているが、Naviは今四半期に出る予定ではなく、これはAMDが一息入れるのに最適な小休止となるでしょう。

Polaris 30 GPUは、2017年に発売されたPolaris 20の最新版になる予定です。

 

AMD Polaris 30は12nmのFinFETプロセスで製造され、製造プロセスの向上と若干のクロックアップでで10〜15%の性能向上が期待でるでしょう。

12nmのFinFETは本質的には16nm FFの拡張版であり、全く新しいノード(7nmのような)ではないことに注意してください。

AMDは、12nmのリフレッシュラインナップが発売されるまで、7nm Vega 20 GPU(ゲーム市場向けではない)を発売する予定はない。

AMD logo

ソースによるとAMDは来月にもGPUのラインナップを拡充することが出来るとされています。

私はこの件に関する私たちが見ている多くの兆候を疑っています。また、AMDがこっそりOEMのRX500シリーズを置き換える可能性もあります。

理屈で言えばRX600シリーズが次に発売されるように見えるが、完全に別のものとして出てくる可能性もあります。

この時点ではあまりに不確実性が高いので、私はそれに見切りをつけています。

何故このシリーズがAMDのラインナップに無いかについては簡単に説明がつきます。

Polaris20のラインナップは2017年にロードマップが突然更新されるまでロードマップにはありませんでした。

したがってPolaris30のラインナップがロードマップに無いことについてはAMDの過去の行動を考えればこの噂の信頼性を損なうものではない。

Polaris30はより安価な価格帯とモバイル向けのGPUのラインナップを強化するものと見られています。

AMDの方針がnVidiaと正反対であるのは皮肉なことです。

Polaris30のラインナップは既に安価なRX500シリーズより多少、性能が向上し、価格も安くなると期待されています。

これはPCにあまり予算をかけられなPCゲーマーにとって最適でしょう。

AMDRX500シリーズは同社の代表的な製品で同社の足掛かりになっているが、遅くて熱い。

2019年にNaviを発売するまではPolarisを維持することを考えるべきだろう。

ソース:wccftech - RUMOR: AMD Radeon Polaris 30 GPU Based On 12nm FinFET Node Gearing Up For Launch

 

というわけで、以前から言われていたPolaris30が出るって言われています。

それも来週とか来月とかいう急な話なので2度びっくりです。

wccftechでは「話半分に聞いておけ」というスタンスのようです。

nVidiaが華々しくRTX2000シリーズをロンチした後なだけに、あまり大きく発表する気は無いのかもしれませんが、久々のゲーム市場向け製品なのですから、10-15%も性能がアップして安くなるならば、是非とも大々的にロンチしていただきたいところです。

アメリカと日本でかなり論調が違うのはアメリカではRadeonRXシリーズの価格がかなり下がっているからですね。

アメリカのamazonだとRX580の8GBが238ドルくらいで売っています。1ドル110円で計算すると26,000円ちょいで買えるわけで、ここからさらに値段が下がるなら「いいかも」という論調が出てくるのは納得できるところです。

GTX1060≒RX580くらいなわけですが、RTX680的な何かが$200-215くらいで発売されるならば、まあお買い得と言ってもよいのではないかと思います。

日本でも24,000円くらいで販売されてくれればそれなりに欲しいと思う人は出てくるんじゃないですかね。

噂ではコア数などは変更されないという話なので、爆熱のRX580が省電力になって価格が下がればかなり買いやすくはなるでしょう。

※日本だと最安で32,000円程度です。

ちなみにRX570だともっと安いので、Geforceシリーズは相対的に割高になっていると言ってもよいでしょう。

丁度、RTX/GTX2000シリーズの低価格版を待っているような層がPolaris30を見て飛びつくというような感覚なのでしょう。

 

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