
NVIDIAとMediatekのジョイントベンチャーは、メインストリームのデスクトップおよびラップトッププロセッサーに挑む準備ができているようだ。
NVIDIA N1X、Geekbenchで3,000点超と18,000点超のシングルコアおよびマルチコアポイントを獲得、NVIDIAのメインストリームCPUがライバルに対抗する準備は整った模様
NVIDIAはCOMPUTEXでN1シリーズのCPUを展示しなかったが、ネット上でN1シリーズのCPUを見ても驚くことはないだろう。
NVIDIAは、GB10 Grace Blackwellスーパーチップを搭載したDGX Sparkシステムの展示に重点を置いていたが、メインストリーム市場により手頃な価格のCPUを提供する計画を持っている。
DGX Sparkとは異なり、NVIDIA N1Xはメインストリーム消費者の需要に応えるため、それほどパワフルではないだろう。
それでも、Geekbench(via @Olrak29_)で発見されたように、NVIDIAはN1XにGB10と同数のARMコアを搭載する計画のようだ。
NVIDIAのN1Xはデスクトップ向けで、N1はモバイルプラットフォーム向けとされている。

以前は、8コアまたは12コア程度のコア構成が予想されていたが、N1Xは10個のCortex-X925と10個のCortex-A725 Armコアを誇るGB10型のようだ。
N1Xのスーパーチップは、コアの仕様がまだ明らかにされていないことを除けば、似たようなものに見える。使用されたシステムはHP製と思われ、OSはUbuntu 24.04.1、システムRAMは128GB。
ベースクロックは2.81GHzだが、詳細情報によれば、N1Xの達成に貢献したブーストクロックは約4GHzで、シングルコアで3,096ポイント、マルチコアテストで18,837ポイントを記録した。
Geekbench 6のスコアはあまり信頼性が高くなく、通常はテストごとに大きなマージンが表示されることを覚えておいてほしい。
それでも、N1Xの初めてのベンチマークを考えると、現行世代のAMDやインテル・プロセッサーに引けを取らないように見える。
このスコアは、Core Ultraシリーズ2やZen 5ベースのStrix Haloプロセッサと同じ範囲にあり、間違いなく印象的だ。
NVIDIAはN1シリーズについてまだ語っていないが、今後数週間以内にこのようなベンチマークを目撃することになるだろう。
NVIDIAは、数ヶ月以内にこれらを発表すると予想されるが、NVIDIA N1シリーズが今年リリースされる可能性は低い。
解説:
さて、上は今回のNVIIDA SoC N1Xの性能です。
なかなか素晴らしい性能だと思います。
しかし、やはりN1Xにはかなりの問題があると思います。
N1XはARM
N1XはARMなことです。
Copilot+が高かったからなのか、ARMだったからなのかはあまりはっきりとしていませんが、売り上げが良くなかったことは事実です。
それをNVIDIAブランドで挽回できるのかという話ですね。
以前にも書きましたが、AI PCは空っぽの洞窟です。
AIがダメだからということではなく、ChatGPTのようなクラウドLLMとローカルLLMの間には埋められない性能差が存在するからです。
画像生成AIに関してはわたくしも使っているのでわかりますが、使い勝手はともかく、カスタマイズ性ではローカル画像生成AIのほうが優れていると思います。
しかし、NPUで満足のいく性能を得るのは難しいでしょう。
こんな風に、せっかくNPUを搭載していても本気で使おうとすればすぐに能力不足が露呈します。
手軽に使うなら、ネットブックのような格安ノートPCを割り切って購入し、クラウドLLMお金を払った方が良いと思います。
Copilot+は非常に難しい立ち位置だと思います。
この状況を改善するには、今のモバイルGPUのようなある程度高性能の単体NPUを搭載するしかないでしょう。
しかし、GPUの雄、NVIDIAやAMDは単体GPU推しですし、新規参入組のIntelにしてもARCがあります。
ハード製品をほとんど持っていないマイクロソフトがNPU推しというのが一番将来に不安を感じるところです。