AMDの 「ミッドレンジ 」Radeon RX 9060 XTは5月までにデビューする見込みで、NVIDIAのRTX 5060シリーズと競合し、このセグメントを支配する可能性がある。
AMDの次のRDNA 4 GPUは5月に発売、Radeon RX 9060 XTがミッドレンジGPUセグメントを支配する見込み
昨日、NVIDIAのGeForce RTX 5060 Tiが発表された。8GBと16GBのバリエーションがあり、かなり印象的な希望小売価格となっている。
このため、ミッドレンジ・セグメントでの競争は過熱しており、その中で、Radeon RX 9060 XTが5月のComputexイベント前後にデビューする見込みだと(Chiphell経由で)主張されている。
AMDは次のGPU発表の計画をまだ明らかにしていないため、チームレッドが次の大きなイベントで次のラインナップを発表する可能性は高そうだ。
NVIDIAのGeForce RTX 5060 Tiは、このGPUが希望小売価格以上の価格で表示されていることを考えると、大きな評判は得られなかった。
また、チーム・グリーンは在庫レベルを提供することができず、失望している。
そのため、AMDはRadeon RX 9060 XTで、この特定の要素に特に焦点を当て、競争力のある価格を提供するだけでなく、市場の需要を維持するために在庫レベルを維持する必要があります。
Radeon RX 9060 XTについてわかっていることとしては、このGPUは128ビットバスインターフェイスにNavi 44ダイを搭載し、NVIDIAのものと同様に8GB/16GBの両構成で提供される。
さらに、このGPUはRadeon RX 9070 XTの半分となる2048個のSPを搭載し、ゲームクロックは2620MHz、ブーストクロックは3230MHzに設定されるという。同世代のRadeon RX 7600 XTと比較して、RDNA 4 GPUは印象的なアップリフトを特徴とする。
GeForce RTX 5060 Tiが379ドル/429ドルに値下がりしたため、AMDはRX 9060 XTモデルを低価格で投入する可能性があり、競争が激化すると予想した。
今のところ、予想されるリリースはComputexの前後だが、AMDの計画はすぐに変更される傾向があるため、注意してほしい。
解説:
ミドルローの本命、RX9060XT
ミドルローの本命GPU、AMDのRadeon RX9060XTの発売が5月になるという話が飛び込んできました。
私はてっきりRX9060XTはRTX5060Tiと競合することになるのかなと思っていましたが、RTX5060無印にぶつけるというのはちょっと意外です。
おそらく、性能ではなく、価格でグレードを設定しているのでしょう。
今のAMDのイケイケぶりからすると、「価格はRTX5060無印と同じくらいだが、性能はRTX5060Tiと同等」でもおかしくはないでしょう。
RTX5060Tiを購入する予定の方は絶対にRX9060XTの発売を待った方が良いです。
性能を見てから購入を決定しても決して遅くはありません。
RTX5060Tiの供給量はRTX5070無印よりは多いでしょう。
すぐに市場でだぶついて価格が下がってくると思いますので焦る必要は全くないです。
「Blackwellは地雷」というのはすでに周知の事実ですから、転売屋も動かないでしょう。
今のGeforceとRadeonの間にはそのくらいコスパに超えられない壁が存在します。
ただし、個人でローカル生成AIを使用しているユーザーは除きます。
その他の用途、特にゲームでは、RX9060XTが投入されるのを待ちましょう。
2048SPというのはRX7600/XTと同じです。
RDNA4は旧モデルと比較するとAI性能が大幅に向上しています。
AIを活用したFSR4と組みあわせた時に、前世代とは比較にならない性能を発揮する可能性があります。
ちょうどAmpereに対するAda Lovelaceのようなイメージだとわかりやすいかもしれません、
AI性能に関してはAMDはNVIDIAの一世代遅れていますのでぴったりだと思います。
AMDのGPU Radeonシリーズ
Radeon 7000シリーズ
Radeon RX 6000シリーズ
※ SAPPHIREはAMD Radeon専業のメーカーであり、Radeonのリファレンス的なメーカーです。