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AMD Medusa「Ryzen」クライアントCPUはZen 6 CPUとRDNA 5統合GPUコアを搭載との報道

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AMDの次世代CPU「Medusa "Ryzen Client"」は、全く新しいZen 6プロセッサーとRDNA 5統合GPUコアを搭載すると報じられている。

AMDの次世代CPU「Medusa "Ryzen Client"」にはZen 6 CPUとRDNA 5 GPUの融合が期待される

この情報は、AMDの次世代クライアント向けRyzen CPUのコードネームである「Medusa」は、2つの全く新しいコア・アーキテクチャを採用する予定だと@Olrak_29氏が語ったものだ。

CPU側には次世代Zen 6コア・アーキテクチャが採用され、グラフィックス側にはRDNA 5統合GPUアーキテクチャが採用されるという。

今回の新事実は、今年後半に発売が予定されているAMDのCPU「Zen 5 "Nirvana"」と「Zen 5C "Prometheus"」の量産開始を前に明らかになったものだ。

AMDの次世代GPU「Zen 6」と「RDNA 5」のアーキテクチャについては、「Zen 5」と「RDNA 4」の発表がまだなのでほとんどわかっていないが、最近の情報によると、「Zen 6」は「Zen 5」よりもアーキテクチャが大幅にアップグレードされるようだ。

それに加えて、CPU自体も新しいパッケージレイアウトになり、2.5Dインターコネクトによって帯域幅が大幅に向上するため、現在のラインナップで一般的なCCD/IODインターコネクトとレイテンシのボトルネックが解消されることになる。

これまでの報道から、Zen 6コアのコードネームは「Morpheus」で、2nmプロセス技術を活用する可能性が高いことがわかっている。

一方、RDNA 5は、RDNA 4が主にメインストリームとハイエンドのゲーミングセグメントに焦点を当てているのに対し、エンスージアスト市場におけるレッドチームの復帰となる。

以前の報道では、RDNA 4は、現在Radeon RX 7900シリーズなどが独占しているトップ・エンスージアスト・セグメントには投入されないと示唆されていた。

RDNA 4のSKUラインナップは、様々なハイエンド・ダイ構成を落とし、現在はトーンダウンしたチップ設計に焦点を当てていると噂されている。

以下は、AMDのRyzenクライアント「Medusa」ファミリーに期待される機能である:

Zen 6 CPUアーキテクチャ(予想2nm)

  • Morpheus CPUコアの利用
  • RDNA 5 GPUアーキテクチャ(統合)
  • 2.5Dチップインターコネクト(CCD/IOD用)
  • 発売時期は2025年後半~2026年前半頃

AMD Medusa「Ryzenクライアント」CPUの発売はまだ数年先である。

2025年後半から2026年半ば頃に発表されると予想されるが、それまでにAMDがデスクトップ向けのAM5プラットフォームを堅持するかどうかが注目される。

AMDはAM5について2025年以上の計画をコミットしており、Medusaは同プラットフォーム向けの最後のRyzenクライアントCPUのリリースになるかもしれないが、より優れたI/O機能に移行する必要性に応じて、寿命を延ばしたり縮めたりすることができる。

AMD Zen CPU / APUロードマップ:

Zen
アーキテクチャー
Zen 6Zen 5 (C)Zen 4 (C)Zen 3+Zen 3Zen 2Zen+Zen 1
コア
コードネーム
MorpheusNirvana (Zen 5)
Prometheus (Zen 5C)
Persphone (Zen 4)
Dionysus (Zen 4C)
WarholCerebrusValhallaZen+Zen
CCD
コードネーム
不明EldoraDurango未確認BrekenridgeAspen HighlandsN/AN/A
製造プロセス3nm/2nm?4nm/3nm5nm/4nm6nm7nm7nm12nm14nm
サーバーEPYC Venice (第六世代)EPYC Turin
(第五世代)
EPYC Genoa (第四世代)
EPYC Siena (第四世代)
EPYC Bergamo
(第四世代)
N/AEPYC Milan (第三世代)EPYC Rome (第二世代)N/AEPYC Naples (第一世代)
ハイエンド
デスクトップ
未公表Ryzen Threadripper 8000 (Shamida Peak)Ryzen Threadripper 7000 (Storm Peak)N/ARyzen Threadripper 5000 (Chagal)Ryzen Threadripper 3000 (Castle Peak)Ryzen Threadripper 2000 (Coflax)Ryzen Threadripper 1000 (White Haven)
メインストリーム
デスクトップCPU
Ryzen **** (Medusa)Ryzen 8000 (Granite Ridge)Ryzen 7000 (Raphael)Ryzen 6000 (Warhol / Cancelled)Ryzen 5000 (Vermeer)Ryzen 3000 (Matisse)Ryzen 2000 (Pinnacle Ridge)Ryzen 1000 (Summit Ridge)
メインストリーム
デスクトップ・
モバイルAPU
未公表Ryzen 8000 (Strix Point)
Ryzen **** (Krackan Point)
Ryzen 7000 (Phoenix)Ryzen 6000 (Rembrandt)Ryzen 5000 (Cezanne)
Ryzen 6000 (Barcelo)
Ryzen 4000 (Renoir)
Ryzen 5000 (Lucienne)
Ryzen 3000 (Picasso)Ryzen 2000 (Raven Ridge)
低電圧モバイル未公表Ryzen 8000 (Escher)Ryzen 7000 (Mendocino)未公表未公表Ryzen 5000 (Van Gogh)
Ryzen 6000 (Dragon Crest)
N/A

ソース:wccftech - AMD Medusa “Ryzen” Client CPUs Reportedly Feature Zen 6 CPU & RDNA 5 Integrated GPU Cores

 

 

 

 

解説:

Zen6+RDNA5=Medusaの噂が登場

今回のは本当にあくまでも噂です。

でもみんな先の予定は気になるでしょうから、とりあえず見てみましょう。

まず、投入時期が2025年から2026年とありますが、不況によってTSMC2nmの量産は2025年から2026年に延期になっています。

この情報が出たのは延期が発表される前だと思われますので、この噂が当たっていたとしても、登場するのは2026年から2027年ということになります。

一番最初にプロセスを使うのはAppleなどのスマホ勢とIntelやnVIDIAなどの金満会社です。

AMDもMI300A/Xでたっぷり儲けているでしょうから、札束で頬をひっぱたけるくらいになっていたとしても最短で2026年ということになります。

しかし、今までと同じスケジュールであるならば、AppleやIntelの後塵を拝することになるでしょうから、2028年という可能性も残っているということになります。

RDNA4も出てないうちからRDNA5という話が出ているのは驚きです。

MedusaがStrix Haloの後継だとすると、

Strix Halo:RDNA3.5? / 40CU=2560SP=5120演算器

Medusa:RDNA5 / 36WGP=4,608SP=9,360演算器

ということになります。

仕様を見ると完全にStrix Haloの後継ですね。

Strix Haloは2025年といわれていますので、噂の整合性を取るとやはりMedusaは2026年以降ということになります。

Strix Haloの内臓GPUはRX7700XTからRX7600XTの間ということになります。

Medusaもそのくらいの規模のGPUということになるのでしょう。

おそらく、1080pか1440pのゲームをするのにはもう十分な性能になっていると思われます。

あと2-3年で、ミドルレンジGPUは全部消えてなくなる可能性もありますね。

MedusaがRX9700XTからRX9600XTの間くらいと仮定すると、未来のRadeonがどのくらいの仕様になっているのか想像できて面白いです。

今回の話から逆算するとRDNA5のフラッグシップ(RX9900XTX?)は12,000SP程度ということになります。

ちょうど今の倍程度です。

やはりAMDのAPUは見ていて面白いです。

 

 

 

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