インテルArc A750が179ドルに
インテルの2番手デスクトップGPUが発売以来100ドル値下がり。
先週は、Amazon Prime DayとNeweggのFantastechキャンペーンが終了したため、GPUのお買い得品が大量にあった。
しかし、どちらのキャンペーンも終了したため、ゲーマーは苦労して稼いだお金を正当化できるような魅力的なキャンペーンを見つけることに注意を向けなければなりません。
ASRock は Arc A750 Challenger シリーズのキャンペーンでこの問題に対処します。
ご記憶に新しいと思いますが、8GB の Arc A750 は昨年、当初 279 ドルで発売されましたが、Intel はこの価格が競合他社に対して大きな市場シェアを確保するには不十分であることをすぐに認識しました。
その結果、2月に249ドルに値下げされた。
ここ数週間で、AMDがRadeon RX 7600を279ドルで発表し、NVIDIAがRTX 4060を299ドルで発表した。
価格が改定されても、Arc A750は魅力的な選択肢ではありませんでした。
しかし、5ヵ月後、Arc A750はNeweggで179ドルの価格帯に達し、状況は劇的に変化した。
ASRock Challenger モデルは現在、199 ドルで表示されていますが、20 ドルのクーポンコード「VGAEXCAA784」を使用すると、この価格をさらに下げることができ、最終価格は 179 ドルになります。
インテルとASRockにとって、8GBモデルに180ドル未満を支払うようゲーマーを説得するのは間違いなく容易なことです。
ソース:Videocardz.com - ASRock Arc A750 Challenger 8GB is now available for just $179
解説:
ARC A750がアメリカのNeweggで179ドルで販売
Intelのみならず、AMD、nVIDIAともに旧モデルの在庫処分には苦しんでいます。
中でもIntelはドライバの完成度の問題やブランドが確立されていない問題のため、販売では大きな値引きとワンセットで無いと苦しいところでしょう。
それを裏付けるかのようにアメリカのNeweggで179ドルで値引き販売されるという話が出てきています。
Intel ARCはこれからが正念場
しかし、これはまだほんの序の口です。
次世代のBattlemageは当初の予定では2023年ロンチで演算器数は20480(4タイル)でしたが、2024年ロンチ、10240(2タイル)にトーンダウンしています。
この性能ではAMD、nVIDIAについていくのはかなり厳しい性能になるでしょう。
GPUと言うのは数が多い分世代が上がっても演算器の性能が爆発的に上がることはありません。
似たような回路を並列動作させて性能を稼ぐという仕組み上、数がものを言います。
そのため、演算器の数が性能を左右するといってもよいでしょう。
(ただし、プロセスがすすんでクロックが上がればそれも大きく性能を上げる要因になります。)
特にRTX5000シリーズは「nVIDIA史上最大の性能比約」と言われていますので、Battlemageで付いていくのは並大抵ではないと思います。
十中八九、大幅な値引きをせざるを得ないでしょう。
RTX5000に関してはTSMC3nmが使えるのかどうかはっきりしていないAMDのRDNA4も付いていけるかどうか不明だと私は考えています。
最悪、nVIDIA無双になってしまう可能性がありますね。
RTX5070クラスが他社のフラッグシップと言う可能性も0ではないと思います。
RTX5000シリーズがロンチされる2025年がIntel ARCの正念場です。
Intel GPU ARC Aシリーズ