ASUS、新ファームウェアでゲーム機「ROG Ally」のゲーム性能を低下させる
同社の担当者は、アップデートを控えることを提案しています。
HotHardwareによると、MyASUSソフトウェアで公開中のASUS ROG Ally 319ファームウェアアップデートは、本体のパフォーマンスにダメージを与えるとのことです。
Ryzen Z1 Extremeを搭載した手持ちのデバイスは、リリース前のファームウェアアップデートの1つで大きなパフォーマンスの向上が見られたが、319 BIOSではその向上が著しく損なわれているようである。
319ファームウェアは、9Wのゲーム体験を改善すると言われていましたが、テストしてみると、レビュアーたちは、改善されないどころか、むしろ悪化していると結論付けています。
最悪なのは、ThePhawXのようなYouTuberによって提示された15Wと25WのTDPでパフォーマンスがさらに悪化していることです。
319ファームウェアはいくつかのバグを修正していますが、ASUSの担当者はまだアップグレードを勧めてはいません。
ASUSのマーケティング担当者であるWhiston Gordonは、同社がパフォーマンスの低下を経験しているユーザーを認識していることを確認しており、アップデートを控えることを推奨しています。
すでにファームウェアをアップデートしたゲーマーは、ASUSがパフォーマンス低下問題を修正するのを待つか、ASUS EZ Flashユーティリティを使って手動でBIOSをダウングレードする必要があります。
このプロセスは、一部のユーザーにとっては複雑かもしれませんが。
悲しいことに、ASUSは、近い将来に予定されているものがあるとしても、新しいBIOSがいつ利用可能になるかを全く伝えていない。
AMDがPhoenixベースのAPU(Ryzen Z1/Ryzen 7 7840U)用のRadeonドライバの更新に手間取っていることは、注目に値する。
同社は、Radeon RX 7600デスクトップGPUおよびRDNA3統合GPUシリーズとRadeon GPUドライバのメインブランチをまだ統合していないため、ゲーマーは最新の最適化を受けられないままです。
ソース:Videocardz.com - ASUS ROG Ally 319 firmware lowers gaming performance of the console
解説:
Allyの319BIOSはゲームのパフォーマンスが下がる
バグ修正の過渡的なBIOSらしく、メーカーもアップデートは非推奨のようです。
修正される問題に悩まされている人のみがアップデートすべきでしょう。
自作PCパーツにはこういったアップデートが良くあります。
Phoenixは出たばかりのPCパーツの為、まだ枯れていません。
画期的なAPUだとは思いますが、しばらくはこういう問題に悩まされ続けると思います。
AMDのGPU Radeonシリーズ
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