私がゲームをやり始めた大昔はゲームは街角のいかがわしさとワンセットだったのですが、最近、esports関連の動きがなかなかに激しいです。
ソース:ITmedia PC USER - 高校生ゲーマー日本一を決めるeスポーツ大会「全国高校eスポーツ選手権」開催 毎日新聞社が主催に
毎日新聞社とサードウェーブ(ドスパラ)が高校生のesports大会を行うそうです。
ソース:日刊スポーツ - ABC平岩アナが退社 今後はeスポーツ実況に転身
人材の育成というか確保もかなり進んでるようですね。
朝日放送のアナウンサーが退社してeスポーツ専門の会社を立ち上げたそうです。
ソース:日経新聞 - 19年国体で「eスポーツ」 文化プログラム、全国で予選会実施
2019年の国体でesportsが種目に入るそうです。
私も最新の動向については知らなかったのですが、この専門学校では、esports関連の三つの学科を開設しています。
e-sportsプロゲーマー専攻(3年)
e-sportsイベントスタッフ専攻(3年)
e-sportsマネジメント専攻(4年)
こうした専門教育を受けた人材が卒業して社会に出ていくのであれば、それに合わせてesports関連の動きが活発になるのも納得ですね。
こうした動きは2016年前後から活発になっており、専門学校などの卒業生の第1期生がそろそろ社会に出るころですね。
多分仕掛け人が数名(数社?)いて、2020年前後に一気にesports熱を盛り上げるつもりで動いている感じです。
私は今までのesports関係の記事で書いてきましたが、現状のバトルロイヤルゲームの様にチートが出来てしまう環境に一抹の不安を覚えます。
しかし、基本的にゲーマーが尊敬される社会というものは昔から憧れがあったので、こうした動きは大いに歓迎です。
私の子供のころに夢見た状況が実現されてきたというのは感慨深いものがありますね。
この立ち上げに成功して、ゲーム=子供のおもちゃみたいなイメージが一気に変わると嬉しいですが、そこまで行くのは難しいかなとも思います。
やはり、ゲームによっては必要な機材が高額になってしまうのが欠点の一つでしょう。
こういう動きを見ると、「時代は変わったなあ」と思います。
後は国産タイトルの中で何か競技性の高いものが世界的な種目として入るようになれば万全です。
今のところLoLとかPUBGみたいな外国産のタイトルが中心です。
日本のゲームからesportsの種目に入るとしたら3Dの格闘技系のゲームが一番有力なんでしょうか。
StreetFighterシリーズ、鉄拳シリーズとDoAのどれかになるんでしょうか。
DoAシリーズもesportsを睨んで今後はお色気路線は控えるようです。
ソース:ファミ通 - 『DOA』が、セクシーからクールに。システム、キャラクター、あのエンジンは? 『デッド オア アライブ 6』インタビュー
esportsの団体に関してはその種目をめぐってかなり紛糾していて、上手くまとまってないみたいです。
やはり直接の利益を受けるのはメーカーですから、メーカーが中心にならざるを得ないと言ったところでしょうか。
現状のesportsの最大の問題点はやはりチートだと思うので、実名登録制の厳しいレギュレーションのあるリーグなどが出来ると面白いと思います。
チートが発覚したら永久追放などの厳しい措置で臨んでほしいです。
ソース:Automaton - マイクロソフトが「AIによる機械学習を用いたチート検出技術」の特許をアメリカで出願。行動パターンを監視しあぶり出し狙う
これに関してはマイクロソフトがAIによる機械学習を用いたチートを検出する技術を開発したようです。
今までのようなソフト的な監視ではなく、行動パターンからの解析です。
この技術がモノになって、実名登録性が当たり前になればesportsの種目でチートを行ったら永久追放ということも可能だと思います。
前にも書きましたが、日本人はズルが嫌いで真剣勝負を好みます。
一般の人が触れることが出来るゲームでチートが横行してるのは大きなマイナスでしょう。
プロのゲーマーがどんなに凄い技を見せてもチートが横行しているゲームでは魅力半減ですし、そのすごさが伝わりにくくなります。
また、自分でやってみたくなった時、実際にプレイしてみたらチーターだらけでは興ざめでしょう。
現在のゲーム市場は大ヒット映画の興行収入を1か月で楽に稼いでしまうような一大産業になってるわけですから、フェアで見ていて解りやすい環境になってほしいと切に願います。
私もesports関連はあまり調べてませんでしたが、このような動きがあるのはエキサイティングです。
今まで多くの人がプロゲーマーというものに憧れを抱き挑んできました。
しかし、現在までは機が熟しておらず、あまり成功しているとはいいがたい状況で、社会に認知されるなどは夢のまた夢でした。
今回に関してはすでに人材教育も始まっていますので、是非とも成功して、一般の人にも認知されるような一大スポーツ産業になっていただきたいです。
「ゲームとそれにかかわる人たちが尊敬される社会」この言葉は私にとって、ものすごい魔力を持っている言葉です。
esportsに関わる全ての人たちに祝福があることを祈念いたします。