ベースモデルのスペック
モデル名 | LEVEL-R0X4-R72-RNR |
OS | Windows10Home64bit |
CPU | Ryzen 7 2700 |
CPU仕様 | 3.2GHz-4.1GHz/8コア/20MBキャッシュ |
GPU | 1060-3G(変更可) |
SSD・HDD | 240GB SSD+2TB HDD |
メモリー | DDR4-2666 8GB×1(計8GB) |
チップセット | X470(ATX) |
その他 | DVDスーパーマルチドライブ有り、カードリーダーライター無し |
価格 | 139,980 |
解説
今回はAMD Ryzenのモデルが充実しているパソコン工房の「LEVEL-R0X4-R72-RNR」をカスタムしていこう。
旧版からモデルチェンジした。
旧モデルとの違いはチップセットがX370からX470になったことだ。
このモデルはミドルタワーのRyzen7 2700を使ったモデルだ。
但し、GPUはGTX1060 6GBとなっており、GPUの変更が可能なのでGTX1070Tiに変更するとガツンと価格が上がると予想される。
ベースモデルの価格は全く当てにならないので、その辺は覚悟しておこう。
Ryzen7 2700はintelのCore i7 8700に相当するモデルで、こちらの方は今回はカスタムしない。
PassMark Single Thread | PassMark Multi Thread | |
Ryzen7 2700 | 2,085 | 15,906 |
Core i7 8700K | 2,722 | 16,151 |
Core i7 8700 | 2,621 | 15,290 |
参考記事:CPUの性能
このモデルで何ができるのか?
このモデルで何ができるのか?
PUBGフレームレート
平均 | 最低平均 | |
FullHD・ミディアム画質 | 140.9 | 98.8 |
FullHD・ウルトラ画質 | 105.4 | 77.3 |
WQHD・ウルトラ画質 | 72.3 | 54.8 |
4K・ウルトラ画質 | 41 | 34.1 |
※ 最低平均とは下位数%の平均です。
FF14紅蓮のリベレーターベンチマーク(7,000以上で「非常に快適」)
DX11,FullHD,標準品質スコア | 21,557 | |
DX11,FullHD,標準品質FPS(平均,最低) | 158.7 | 63 |
DX11,FullHD,最高品質スコア | 16,869 | |
DX11,FullHD,最高品質FPS(平均,最低) | 115.1 | 60 |
DX11,WQHD,最高品質スコア | 11,855 | |
DX11,WQHD,最高品質FPS(平均,最低) | 79.2 | 43.5 |
DX11,4K,標準品質,スコア | 13,263 | |
DX11,4K,標準品質FPS(平均,最低) | 88.7 | 29.5 |
DX11,4K,最高品質,スコア | 5,847 | |
DX11,4K,最高品質FPS(平均,最低) | 39 | 20 |
※ GTX1070Tiのデータは無かったので、GTX1070+GTX1080の結果を1/2している。参考程度にしてほしい。
PUBGは60FPSならばWQHD(2560X1440)までウルトラ画質で快適にプレイできるだろう。
流石の性能だ。4Kのウルトラ画質はちょっと厳しいだろうが、オプションを落とせば目立たない程度にはなるだろう。
FF14は4Kは標準品質になるが、あとはおおむね最高品質で快適にプレイできるだろう。
VRはHTC Vive Proの動作環境も満たしている。GTX1060以下とは明確な性能の違いが感じられる結果だろう。
投資する金額も大きくなるがそれに見合って満足度も高い結果だ。
変更ポイント(調査日: 2018-08-04)
オプション名 | 価格 | 税込価格 | |
ベースモデル | LEVEL-R0X4-R72-RNR | 139,980 | |
GPU | NVIDIA(R) GeForce GTX 1070 Ti 8GB GDDR5 [DVI×1・HDMI×1・DisplayPort×3] | 31,980 | |
CPU | 変更なし(Ryzen 7 2700) | ||
メモリ | 変更なし[DDR4-2666 DIMM (PC4-21300) 16GB(8GB×2)] | 12,980 | |
SSD・HDD1 | 480GB 2.5インチ Serial-ATA SSD | 7,980 | |
SSD・HDD2 | 2TB HDD / 3.5インチ Serial-ATA | 3,480 | |
電源 | 700W [80PLUS BRONZE認証] / ATX電源 | 4,980 | |
キーボード | 標準搭載 | ||
マウス | 標準搭載 | ||
DVDマルチドライブ | DVDスーパーマルチドライブ [LG GH24NSxx] (基本構成) | ||
メモリカードリーダーライター | 【USB3.0対応で高速データ転送!】ELECOM MR3-A006BK [USB 3.0/2.0接続] | 1,980 | |
送料 | 2,160 | ||
合計 | 205,520 | 221,961 | |
144Hzモニタ | LG 24GM79G-B | 28,350 | 30,618 |
4Kモニタ | BenQ EL2870U | 46,112 | 49,801 |
変更ポイントはベースモデルの解説でも説明したが、GPUをGTX1060 6GBからGTX1070Tiに変更してある。
ここが最大の価格上昇ポイントで初めて目にする方は驚くかもしれない。
差額はなんと31,980円(税抜)だ。
GPUはCPU以上に価格差が大きいので、慣れてない人にはかなりの衝撃かもしれない。
あとはSSDを500GBクラスに変更している。
また、今回、GPUの変更に伴って電源を強化した。
GPUが変更できる場合、電源をどうするかという判断が付きまとうので、やはりパソコン工房のBTOはあまり初心者向けではないだろう。
今回から光学ドライブを外してある。1000円とそれなりな金額だが、必要な人は残しておこう。
モニタはモデルの推奨はしてあるが、合計価格には入っていないので注意だ。
今回もモニタはFullHD144Hz対応製品と4Kのモニタを推奨してある。
どちらもBTOメニューにはなかったのでパソコン工房のショップの方からリンクを引いてある。
FPSなどの動きを重視するゲームを中心にプレイする人はFullHD144Hzのモニターを、RPGやRTSなどの画面の情報量が物を言うタイプのゲームをプレイする人は4Kモニターを選択するとよいだろう。
最終価格・・・221,788円(税込)
GTX1070Ti+SSD500GBクラスとHDD2TBで総額221,961円となった。
旧モデルと比較するとチップセットがX370からX470になった。
あまり大きな違いは無いが、第二世代Ryzen7 2700の能力を最大限に引き出すことが出来る。
GTX1070Tiと8コア16スレッドのRyzen7 2700との組み合わせならば現在の大型ゲームのほとんどを快適にプレイできるだろう。
特に8コア16スレッドはintelCPUにはない特徴なので、敢えてこのAMDモデルを選ぶ人にとっては満足度は非常に高いものになるだろう。
是非、実際に購入する時の参考にしてほしい。
当然だが、セールや為替の変動、各パーツの価格の改定などによってカスタム内容・価格は変動することがあるので予めお断りさせていただく。
あくまでも調査時点の価格だ。
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