AMDは8月にRX 6600 XTを発売しますが、最新のMoore's Law is Deadビデオによると、NVIDIAは、AMD RX 6600XTに対して「RTX 3060」を大量出荷させるためにGA106チップを備蓄しています。
これが意味するところは、もしあなたがアップグレードの機会を待っている低予算のゲーマーであれば、RTX 3060とRX 6600XTの両方がまもなく手頃な価格で入手できるようになるはずなので、8月まで待ったほうがいいということです。
NVIDIAは、しばらく前にGPUの生産拠点をサムスンに移しましたが、当初は悪いアイデアのように思われましたが、今では完璧な動きだったと分かっています。
世界的にチップの供給が逼迫し、TSMCがその中心となっている中で、TSMCの生産能力に縛られないことは素晴らしいことに違いありません。
MLiDによると、同社はRTX 3060を大量に準備しており、AMDのRX 6600 XTよりも圧倒的に供給量が多いはずです。
このことと、世界中で価格が下がっていること、LHRカードが導入されていることを合わせると、RTX 3060とRX 6600XTが実際に手の届く価格になるかもしれないということになります。
しかし、LHRカードについては、NVIDIAはAIBに対してあまり厳しくないようで、実際にRTX 3070のLHR以外のダイを蓄積することを許可しているようです。しかし、もしNVIDIAがこれらのダイをすでに生産しているのであれば、当然ながらすべてのダイを販売したいと考えていることに留意してください。以下は、MLiDに寄せられたコメントです。
「トムさんがおっしゃるように、入荷した[GeForce RTX]3070の在庫は圧倒的に非LHRが多いんです。先週はこれが最後の在庫だと思っていたのですが......7月下旬になっても、入荷した3070のほとんどが非LHRモデルのままなんです。今後の入荷予定も大半がLHRではありません」。
「しかし、7月下旬になっても、入荷した3070のほとんどが非LHRモデルのままです。そのため、NVIDIAは、一部のAIBが他のAIBよりも足を引っ張らないように、何が起こっているのかを気にしなければなりません。最終的にはLHRがすべてのSKUの標準になるかもしれませんが、我々(AIB)は、そうさせてくれればこのプロセスを引き延ばすつもりです...」。原文はMoore's Law is Dead、転写:Tweaktown
このように、AIBはLHRではないカードを受け取ることで、より高いプレミアムがつき、採掘者に売ることができるので喜んでいるようで、今のところNVIDIAはこれらの在庫を十分に持っているようです。
ゲーマーにとっては残念なことですが、これは非LHRの在庫がなくなるまで価格がきちんと暴落しないことを意味します。
非LHRのカードがある限り、マイニングは利益を生むでしょう。
良いニュースは、このような悪ふざけは、在庫がなくなるまでせいぜいあと1四半期ほどしか続かないということです。
また、イーサリアムがProof of Stakeに移行するのと同時期なので、いずれにしてもマイニングの利益の出る期間は限られています。
解説:
nVidiaがRTX3060をストックしており、RX6600XTの発売に合わせて放出か?
nvidiaはどうやらこんなことを考えているようです。
さすがにちょっとこれはどうかと思いますが、まあ、nVidaならやるんでしょうね。
この情報によると、RX6600XTの発売に合わせてRTX3060も価格が下がるはずなので購入を検討されている方は8/11以降の方が良いとのこと。
また、非LHRのチップも潤沢に在庫があるようで、記事の中ではRTX3070があと3か月程度は非LHRのカードも流通することになるようです。
私がnVidiaに厳しめの論調なのはやはり多数を取ることによってこうしたことも自在にできるからですね。
市場の80%を占めるメーカーと残りでは求められる責任と言うものが違うと思います。
まあ、当サイトの読者さんでこれからAmpereを購入予定の方はこうした情報をうまく活用してください。
世の中お金が全てではありませんが、それでも、お金は大事ですよ。
nVidia RTX4000SUPER
nVidia RTX4000
nVidia RTX3000シリーズGPU
RTX3060 12GB GDDR6
RTX3050 6GB