AMDは、12GBメモリとRDNA 2グラフィックスアーキテクチャを搭載したRadeon RX 6700 XTグラフィックスカードを正式に発表した。
Radeon RX 6700 XTは、クラス最高の1440p GPUとして位置づけられており、いくつかの新しい技術とNavi 22 SKUをベースにした新しいグラフィックコアを搭載しています。
AMD Radeon RX 6700 XT 'Navi 22'グラフィックスカードが479ドルで公式に発表されました。
AMD Radeon RX 6700 XTは、既存のグラフィックス市場で最高の1440pパフォーマーと言われており、GPUのクラスでも最高のVRAMを搭載しています。
このようにRadeon RX 6700 XTは、GeForce RTX 3060 Tiの直接のライバルでありながら、RTX 3070にさえ匹敵するパフォーマンスを提供している。
AMDのRadeon RX 6700 XTは、Radeon RX 5700 XTとして知られる最速の第一世代Naviグラフィックスカードの後継機でもあります。
AMD Radeon RX 6700 XT 12 GB グラフィックスカードの仕様
仕様の面では、AMD Radeon RX 6700 XTはNavi 22 XT GPUを搭載しており、2560ストリームプロセッサに相当する40の演算ユニットを搭載しています。
コアは、2321 MHz ベース、2424 MHz ゲーム、および 2581 MHz ブーストのクロック速度で実行されます。
グラフィックチップには、RDNA 2ベースのGPUでレイトレーシング機能を実現するための40個のレイアクセラレータも搭載しています。
このカードは、8+6ピンのコネクタ構成で電源を供給する11フェーズのPCB設計を特徴としています。
TDPに関しては、カードの定格は230Wで、これはGeForce RTX 3070が搭載しているものに近い。
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このグラフィックスカードは、12GBのGDDR6メモリバッファと192ビットバスインターフェースを搭載しています。
AMDは16 Gbpsのダイを使用する可能性が高く、これによりカードの総帯域幅は384 GB/sになる。
GPUはさらに96MBのInfinity Cacheを搭載している。GPUは完全にGen 4.0に準拠している。
ディスプレイ出力には、3つのDisplayPort 1.4と1つのHDMI 2.1ポートが含まれます。
AMD Radeon RX 6700 XT 12 GB グラフィックスカードのパフォーマンス
このカードは、多くのタイトルでGeForce RTX 2080 SUPERと同等かそれ以上に速いと言われています。
AMDは、Assassin's Creed Valhalla、Borderlands 3、COD Black Ops: Cold War、Cyberpunk 2077、Dirt 5および他のいくつかのタイトルのようないくつかのAAAゲームタイトルで、このカードのパフォーマンスを1440pで測定しました。
12GBのVRAMは、8GBのVRAMを搭載した競合製品よりも高い解像度で安定したパフォーマンスを提供します。
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デュアルスロット冷却ソリューションを搭載したAMD Radeon RX 6700シリーズ
デザインに移ると、このデュアルスロットカードは、トリプルスロットカードに似たデザインを採用していますが、ややコンパクトなフォームファクタを採用しています。
このカバーは、AMD Radeon RX 6700シリーズカード用に設計されていると言われています。
このカードは、デュアルアキシャルテックファンのデザインを特徴としており、中央とファンにはRadeonブランドを象徴する大きな「R」のロゴがあります。
このカードはまた、側面にLEDライトのRadeonロゴを備え、アルミヒートシンクからの熱を排出するための大きなカットアウトを備えています。
カードには2つの8ピン電源コネクタがありますが、8+6またはより電力を最適化したバリエーションのための構成も見られるかもしれません。
このカードは、デュアルスロットのフォームファクターを備えており、Big Naviグラフィックスカードと同様のI/Oを備えているはずです。
AMD Radeon RX 6700 XTリファレンスデザインギャラリー:
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AMD Radeon RX 6000シリーズ "RDNA 2 "グラフィックスカードをラインナップ:
グラフィック カード | AMD Radeon RX 6600 XT | AMD Radeon RX 6700 | AMD Radeon RX 6700 XT | AMD Radeon RX 6800 | AMD Radeon RX 6800 XT | AMD Radeon RX 6900 XT |
GPUチップ | Navi 22? | Navi 22 (XL?) | Navi 22 (XT?) | Navi 21 XL | Navi 21 XT | Navi 21 XTX |
製造プロセス | 7nm | 7nm | 7nm | 7nm | 7nm | 7nm |
トランジスタ数 | 未確認 | 未確認 | 未確認 | 26.8 Billion | 26.8 Billion | 26.8 Billion |
演算ユニット数 | 未確認 | 未確認 | 40 | 60 | 72 | 80 |
SP数 | 未確認 | 未確認 | 2560 | 3840 | 4608 | 5120 |
TMUs/ROPs | 未確認 | 未確認 | 160/64 | 240 / 96 | 288 / 128 | 320 / 128 |
ゲームクロック | 未確認 | 未確認 | 2424 MHz | 1815 MHz | 2015 MHz | 2015 MHz |
ブーストクロック | 未確認 | 未確認 | 2581 MHz | 2105 MHz | 2250 MHz | 2250 MHz |
FP32演算能力 | 未確認 | 未確認 | 13.21 TFLOPs | 16.17 TFLOPs | 20.74 TFLOPs | 23.04 TFLOPs |
メモリ容量 ・種類 | 12 GB GDDR6? | 6 GB GDDR6? | 12 GB GDDR6 + 96 MB Infinity Cache | 16 GB GDDR6 +128 MB Infinity Cache | 16 GB GDDR6 +128 MB Infinity Cache | 16 GB GDDR6 +128 MB Infinity Cache |
メモリバス幅 | 192-bit | 192-bit | 192-bit | 256-bit | 256-bit | 256-bit |
メモリクロック | 14 Gbps? | 14 Gbps? | 16 Gbps | 16 Gbps | 16 Gbps | 16 Gbps |
メモリ帯域幅 | 320 GB/s | 320 GB/s | 384 GB/s | 512 GB/s | 512 GB/s | 512 GB/s |
TDP | 未確認 | 未確認 | 230W | 250W | 300W | 300W |
価格 | 未確認 | 未確認 | $479 US | $579 US | $649 US | $999 US |
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発売については、AMDはRadeon RX 6700 XTをカスタムフレーバーとリファレンスフレーバーの両方で3月18日に発売することを確認しており、一方でGPUレビューは3月17日に公開される予定となっている。
解説:
RX6700XTが公式発表
ついにRX6700XTが公式に発表されました。
3/17レビュー解禁、3/18公式発表となっています。
その性能はすさまじいもので、RTX3070とほぼ同等と言ってもよいものです。
192bitバスでありながら、インフィニティ・キャッシュを搭載することによってメモリバスのハンデをものともしない性能になっています。
転送側のGDDR6の速度がそれなりに高速であることによって、かなりの実行帯域を確保できるようです。
私見ですが、演算ユニットの数が半分になったNavi22の性能とGA104を使ったRTX3070の性能を見ると、今回のGeforce VS Radeonの勝負はRadeonの方が優勢だと思います。
メモリが12GBになっているところもポイントが高いです。
RTX3060はメモリ12GBですが、こちらはかなり性能が劣っていることを考えるとNavi22の存在はかなり輝いて見えることは確かです。
公式のゲーム性能のスライドも負けているゲームは潔く負けていると結果を出してきていることを考えると、AMDは本当にNavi2Xの性能に自信を持っているのでしょう。
Radeonが極端に不利なゲームでは負けると思いますが、RTX3070を凌ぐ性能があると考えてよいと思います。
あとは価格と入手性だけの問題ですが、中国業者がやっている特権的なマイニング業者は発売前に高値でGPUを確保している事実が明らかになりましたので、これがなかなか難しいところです。
AMDのGPU Radeonシリーズ
Radeon 7000シリーズ
Radeon RX 6000シリーズ
※ SAPPHIREはAMD Radeon専業のメーカーであり、Radeonのリファレンス的なメーカーです。