PSO2推奨PC

更新:2019-03-21

PSO2 ロゴ

概要

ファンタシースターオンライン2は2012年に発売されたMORPGで現在では基本無料でプレイできます。

ゲームを選ぶ基準の一つとして過疎が進行していないかどうかというものがあると思いますが、国内大手が開発・運営しているだけあり、登録50万アカウントを誇るゲームです。

コンシュマー版対応のクロスプラットフォーム(他機種版と同時プレイできること)ですので、コンシュマー版が発売されるたびに人が増えます。

直近ではSwitch版が発売され、また人が増えました。

こうした状況は長い間プレイしたい人にとってはかなり心強いのではないかと思います。

PSO2ヒストリー(歴史)

2012年7月4日 Episode1サービス開始

2013年7月17日 Code:EPISODE2サービス開始

2014年8月27日 Mission:EPISODE3サービス開始

2016年1月27日 Reborn:EPISODE4サービス開始

2017年7月27日 Heroes:EPISODE5サービス開始

2019年4月24日 Starts:EPISODE6サービス開始予定

とほぼ1年ごとに大型アップデートされています。

現在はEPISODE5が配信されています。

4月24日にEPISODE6配信予定!

 

必要環境と推奨環境

必要環境と推奨環境という形ではなく、基準動作環境として公開されています。

発売から時間のたっているゲームということもあり、基準動作環境はあまり高くありません。

DirectXも対応は9であり、最新のグラフィックというわけではありませんが、それなりに美しいグラフィックだと思います。

それほど重たいゲームではありませんので、あまりスペックを追及する必要はありません。

 

PSO2ベンチマーク

「PSO2キャラクタークリエイト体験版 EPISODE4」ではキャラクタークリエイトのほか、PSO2が快適に動作するかを測定して数字で表すベンチマークテストが付属しています。

公式サイトからダウンロードできますので、プレイされる前に自分のパソコンでPSO2が快適にプレイできるかどうか無料で手軽に試すことができます。

「PSO2キャラクタークリエイト体験版 EPISODE4」ダウンロードページ

「登録してアカウントの作成」などの面倒なことは一切必要ありませんので、プレイする前にぜひ試してみましょう。

 

スコアの評価

スコア評価
2000まで処理負荷によっては動作が重くなりますので、簡易描画設定の調整をお勧めします。
2001-5000標準的な動作が見込めます。余裕があれば簡易描画設定の調整をお勧めします。
5001以上快適に動作すると思われます。お好みの設定でお楽しみください。

公式では5001以上で快適動作となっています>

 

実機によるテスト結果

いずれも設定6(最高設定)です

FPSはベンチマークの最初から最後までのフレームレートを計測しました。

 

FullHD=1920X1080

スコア平均下位5%平均
GTX1660Ti85,188267.35232.21
RTX2070131,505300.68269.13
RTX2080136,257336.86270.30
RTX2080Ti87,081267.49203.10

 

WQHD=2560X1440

スコア平均下位5%平均
GTX1660Ti40,434267.35232.21
RTX207075,278330.68269.13
RTX2080102,749293.36253.13
RTX2080Ti83,867262.83202.50

 

4K=3840X2160

スコア平均下位5%平均
GTX1660Ti10,36694.2583.38
RTX207021,922136.83118.14
RTX208032,984166.82147.08
RTX2080Ti50,863206.82176.09

 

解説

WQHD、4Kは通常では表示させることはできない。

設定ファイルを書き換える必要があるので注意だ。

PSO2はDirectX9を使ったゲームのため、非常に軽い。

動作が軽ければより多くのPCでプレイでき、たくさんの人がプレイできるため収益が見込める。

そういった志向のゲームのため、デフォルトではFullHDまでしか設定することはできない。

GTX1660Tiの発売を機会にドライバ419.35でベンチマークスコアのほか、FPSも測定してみた。

FUllHDとWQHDでRTX2080TiがRTX2080やRTX2070に負けるという意外な結果になった。

あまりにも負荷が軽いゲームに関してはある程度のところでリミットがかかる感じだ。

しかし、いずれも最低フレームレートで200FPSを超えているので、実用上、問題になることは無いと思われる。

4KでもGTX1660Tiで最低フレームレートが83なので、PSO2を遊ぶだけならばGTX1660Tiで十分だろう。

快適にプレイできるものと思われる。

配信などを行うのであれば、RTX2070を選択したほうがよいだろう。

 

 

参考:UHD630(内臓GPU)で動かすとどうなるか?(スコアのみ)

HQFullHD
設定62,448828
設定47,8363,185
設定1118,71372,363

HQ=1280X720、FullHD=1920X1080

PSO2は軽いゲームなので、敢えて内臓GPUでもテストを行ってみた。

UHD630で動かすとHQ(1280X720)の設定4が快適動作ラインだ。

FullHDの設定1でも快適に動作はするにはするが、あまりに画質が低すぎてかなり辛いレベルだ。

しかし、せっかく自由度の高いPCでプレイするのだからゲーム機以下の1280X720、設定4に落とすくらいなら良いGPUを使って快適にプレイしたいところだ。

結論:UHD630でのプレイはあまり実用性が高いとは言えないだろう。

 

4K/WQHD解像度設定の仕方

「PSO2キャラクタークリエイト体験版 EPISODE4」を例にして4K/WQHD解像度設定の方法を説明します。

対象は4KディスプレイやWQHDディスプレイをお持ちの方のみです。

※ GPU側でDSRを設定されている場合も一応有効になります。(意味が分からない場合は無視してください。)

普通に選択をしても1920X1080の下には1920X1200があり、それ以上はありません。

まず解像度を1920X1080にしておきます。

「環境設定」をクリックします。

 

「設定内容書き出し」をクリックします。

 

「ドキュメント\SEGA\PHANTASYSTARONLINE2」フォルダに以下のファイルが出来ています。

pso2_spec_log_benchmark_ep4.txt

※ 存在しない場合(管理者権限と一般ユーザーを分けている場合など)は管理者権限ユーザーの「ドキュメント\SEGA\PHANTASYSTARONLINE2」フォルダにあります。

 

Windows = {
FullScreen = true,
Height3d = 480,
Height = 1080,
VirtualFullScreen = false,
Width3d = 640,
Width = 1920,
},

「pso2_spec_log_benchmark_ep4.txt」の一番下の方に上の部分がありますので、メモ帳などで開いてそれを以下のように書き換えてください。

 

WQHD(2560X1440)の場合

Windows = {
FullScreen = true,
Height3d = 480,
Height = 1440,
VirtualFullScreen = false,
Width3d = 640,
Width = 2560,
},

 

4K(3840X2160)の場合

Windows = {
FullScreen = true,
Height3d = 480,
Height = 2160,
VirtualFullScreen = false,
Width3d = 640,
Width = 3840,
},

書き換えるのは赤字の部分だけでOKです。

書き換え終わったら必ず忘れずに「保存」しておきましょう。

 

これを環境設定のメニューから「設定内容読み込み」をクリックすると解像度が「pso2_spec_log_benchmark_ep4.txt」で書き換えた内容に変化します。

※ 当然ですが、一番下の「設定を保存」するのを忘れないようにしてください。

メニューや文字が小さくなっていたら成功です。

できない場合は、文字が「全角」(大きい文字)になっていないかどうかチェックしてください。

設定ファイルに書き込みする文字は必ず「半角」でなくてはいけません。

ただし、上の方法は公式に保証されている動作ではありませんので、できなかったからと言って公式に問合せなどは絶対にしないでください。

4Kの場合は文字が小さくなりすぎてあまり実用性はないかもしれません。

せっかくの最新GPUであるRTX2000シリーズの性能を生かすためにも一度はWQHDや4Kでプレイしてみましょう。

 

 

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