ベースモデルのスペック
モデル名 | GALLERIA AV |
OS | Windows10Home64bit |
CPU | Ryzen 7 2700 |
CPU仕様 | 3.2GHz-4.1GHz/8コア/20MBキャッシュ |
GPU | GTX1070Ti |
SSD・HDD | 640GB SSD+2TB HDD |
メモリー | 8GB DDR4 SDRAM(PC4-21300/4GBx2/2チャネル) |
チップセット | B350(ATX) |
その他 | DVDスーパーマルチドライブ、マルチカードリーダー |
価格 | 174,980 |
解説
GALLERIA AVはRyzen7 2700にミドルハイ向けのGTX1070Tiを組み合わせた売れ線の価格帯に位置するモデルだ。
Ryzen7 2700はintelのCPUではCore i7 8700と同グレードだ。
TDPも同じ65Wなので、明らかに同じグレードを狙ったCPUだろう。
違いはやはり、シングルスレッド性能ではCore i7にはかなわないが、マルチスレッド性能では8コア16スレッドのRyzen7がほぼ同等のスコアをたたき出している。
AMDのCPUはintelの同グレードCPUと比べるとコア数を増やしてマルチスレッド性能を高くするという方向に力を入れている。
何に力を入れるかの問題なので、どちらが良いとは一概には言えないが、その分シングルスレッド性能は低めになる。
Ryzen7とCore i7も同じ傾向がはっきり出ている関係と言える。
Windowモードでゲームを起動して他にいろいろな作業を同時に行うような使い方をしている場合、Ryzen7のほうが向いてるだろう。
但し、どちらもGTX1070Tiとの組み合わせで考えると、GPUの性能をフルに引き出すという点では問題ない。
参考記事:GPUとCPUのバランス
PassMark Single Thread | PassMark Multi Thread | |
Ryzen7 2700 | 2,085 | 15,906 |
Core i7 8700K | 2,722 | 16,151 |
Core i7 8700 | 2,621 | 15,290 |
参考記事:CPUの性能
このモデルで何ができるのか?
PUBGフレームレート
平均 | 最低平均 | |
FullHD・ミディアム画質 | 140.9 | 98.8 |
FullHD・ウルトラ画質 | 105.4 | 77.3 |
WQHD・ウルトラ画質 | 72.3 | 54.8 |
4K・ウルトラ画質 | 41 | 34.1 |
※ 最低平均とは下位数%の平均です。
FF14紅蓮のリベレーターベンチマーク(7,000以上で「非常に快適」)
DX11,FullHD,標準品質スコア | 21,557 | |
DX11,FullHD,標準品質FPS(平均,最低) | 158.7 | 63 |
DX11,FullHD,最高品質スコア | 16,869 | |
DX11,FullHD,最高品質FPS(平均,最低) | 115.1 | 60 |
DX11,WQHD,最高品質スコア | 11,855 | |
DX11,WQHD,最高品質FPS(平均,最低) | 79.2 | 43.5 |
DX11,4K,標準品質,スコア | 13,263 | |
DX11,4K,標準品質FPS(平均,最低) | 88.7 | 29.5 |
DX11,4K,最高品質,スコア | 5,847 | |
DX11,4K,最高品質FPS(平均,最低) | 39 | 20 |
※ GTX1070Tiのデータは無かったので、GTX1070+GTX1080の結果を1/2している。参考程度にしてほしい。
PUBGは60FPSならばWQHD(2560X1440)までウルトラ画質で快適にプレイできるだろう。
流石の性能だ。4Kのウルトラ画質はちょっと厳しいだろうが、オプションを落とせば目立たない程度にはなるだろう。
FF14は4Kは標準品質になるが、あとはおおむね最高品質で快適にプレイできるだろう。
VRはHTC Vive Proの動作環境も満たしている。GTX1060以下とは明確な性能の違いが感じられる結果だろう。
投資する金額も大きくなるがそれに見合って満足度も高い結果だ。
変更ポイント(調査日: 2018-08-01)
オプション名 | 価格 | 税込価格 | |
ベースモデル | GALLERIA AV | 177,980 | |
CPU | 変更なし[Ryzen 7 2700X (3.7GHz-4.35GHz/8コア/20MBキャッシュ)《無料アップグレード中》] | ||
メモリ | 16GB DDR4 SDRAM(PC4-21300/8GBx2/2チャネル) | 12,700 | |
SSD・HDD1 | 変更なし(SATA 640GB SSD) | ||
SSD・HDD2 | 変更なし(SATA 2TB HDD) | ||
電源 | 変更なし[SILVERSTONE 600W 静音電源 (80PLUS BRONZE / SST-ST60F-ESB)] | ||
キーボード | 標準搭載 | ||
マウス | 標準搭載 | ||
DVDマルチドライブ | 無し | -480 | |
マルチカードリーダー | 標準搭載 | ||
送料 | 2,000 | ||
合計 | 192,200 | 207,576 | |
144Hzモニタ | 24インチ ワイドモニタ(ゲーミング)BenQ ZOWIE XL2411P(DP)・(FullHD/TN/144Hz) | 30,780 | |
4Kモニタ | BenQ EL2870U (27.9インチワイド 液晶モニター)4K対応モデル | 46,112 | 49,801 |
調査時点ではRyzen7 2700がRyzen7 2700Xに無料アップグレード中だった。
Ryzen7 2700XはCore i7 8700Kに相当する製品で、現時点のSocketAM4で最高性能のCPUだ。
無料で最高性能にアップグレードされるのはお得感が非常に高い。
ドスパラ ガレリアはコストパフォーマンスに非常に優れるBTOショップと言える。
ベースモデルの仕様が非常に充実しているので、変更点はメモリを16GBとしただけだ。
モニタはBTOメニューはFullHDの144Hzモニタを推奨してある。
4KモニタはBTOメニュー内には存在しなかったので、ドスパラのショップの方からリンクを引いてある。
参考にしてほしい。
モニタはモデルの推奨はしてあるが、合計価格には入っていないので注意だ。
最終価格・・・207,576円(税込)
2018-08-01に価格を更新したが、残念ながら少し価格が上がってしまう結果となった。
しかし、相変わらずGALLERIA XVとの価格差は僅差なので、中・上級者以上の方で、マルチスレッド性能重視の方はこちらのモデルを選んでもよいだろう。
但し、やはり価格的な面で考えると、敢えてAMDモデルを選ぶには少し弱い。
intelモデルもコストパフォーマンスが非常に良いのでなかなか差がつかないと言ったほうが良いのかもしれない。
AMDファンの方や8コア16スレッドをそこそこの値段で手に入れたい方のためのモデルと言えるだろう。
当然だが、セールや為替の変動、各パーツの価格の改定などによってカスタム内容・価格は変動することがあるので予めお断りさせていただく。
あくまでも調査時点の価格だ。
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