ベンチマークは人気のあるベンチマークユーティリティGeekbenchのサーバーにアップロードされており、Intelの次世代Comet Lake-Sプロセッサを調べることができるようです。
プレリリースのハードウェアから得られた可能性が高い結果(つまり、ベンチマークソフトのシステム・CPUの自動認識が上手く働いていないので、正しいかどうかは保証されないことを意味します。)は、Intelの次のリリースを予想するのに役立ちます。
10コア、20スレッドCPUのプロセッサ情報から、L1命令およびL1データキャッシュ用にそれぞれ32 KB(x10コア、合計640 KB)、256 KB L2キャッシュ(x10コア、合計2.5 MB)、および20 MB L3キャッシュを備え、1.51 GHzベースクロックと3.19 GHzブーストクロックを持ちます 。
一方、6コア製品は、1.99 GHzベースクロックと2.89 GHzブーストクロック、合計384 KBのL1命令およびデータキャッシュ(32 KB x 6コア)、256 KB L2キャッシュ(x6コア、合計1.5 MB)および12 MB L3キャッシュです。
これは、各コアがComet Lake-Sにあり、コアと一緒に削減される2 MBのL3キャッシュとペアになっていることを意味します。
他のほとんどすべてのIntelデスクトップCPUリリースと同様に、これらのCPUコアは、最大24の実行ユニット(EU)を備えたIntel UHD Graphics 630の形式でIGPとペアリングされます。
Intelの10コアCPUは、同社のメインストリームCPUラインナップであるComet Lake-Sの主役になると予想されています。
AMDのコア密度との比較は重要ではありません。トップコアカウントが実際に実現した場合、実際の競合はありません。
解説:
Geekbench4のCometLake-Sと見られる結果がリークしました。
Ryzen9 3900Xの結果と比較してみましょう。
上のようになります。
あくまでもエンジニアリングサンプルで記事中にもある通り、システム情報も正しく読み取れていませんし、クロックも正しい保証はありません。
そのうえでシステム情報の内容が正しいとするならば、クロックの割りには良い性能なのではないかと思います。
ブーストクロックが3.19GHzが正しいならば、シングルスレッド性能4074はかなり良い数字に見えます。
Ryzen9 3900Xが5438、Core i9-9900Kが6252ですので、今後クロックが調整されれば、Core i9-9900K以上までシングルスレッド性能は上がるのではないかと思います。
10コアフル負荷時のブーストクロックはともかく、1コアブースト時のクロックは9900Kよりは高くなると思いますので、シングルスレッド性能も9900K以上になるのではと思います。
Coffee Lake RefleshはRyzen2000シリーズまでに対抗するために出された製品です。
とにかく、今のCoffee Lake Refleshでは競争力がありませんので、新製品であるCometLake-Sの早期の投入が望まれます。
Core Ultra 200Sシリーズ
ソケットLGA1851
Intel 第14世代Coreシリーズ
ソケットLGA1700
※ 末尾にFがついているモデルはGPUがありませんのでご注意ください。