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噂:AMD Navi は一時しのぎ、RDNAとGraphicsCoreNextのハイブリッドデザイン

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噂の輪は方向が変わり、仮定が成立し、時には満たされていない希望や夢が残る。

この場合、噂の出所は、sweclockersからのプッシュのように思えますが、Naviを「一から構築された」アーキテクチャとしてではなく、それどころか、非常にカスタマイズされたGCNの反復として - 正確には、AMDのRDNAアーキテクチャを実際に実装する部分で反復しました。

そして、これは多くの理由から理にかなっています - それは確かに人騒がせな嘘ではありません。

 

もちろん、Xbox One Xでは、ソフトウェアエミュレータを介して旧世代のゲームとの互換性をブルートフォースすることができます(これはオリジナルよりも良い結果をもたらすことがあります)。

しかし、それは次世代のコンソールには向いていません。  - いくつかの最新世代のゲームを詳細なレベルでレンダリングできるソフトウェアエミュレーションを開発するために必要な作業は、おそらく乗り越えられない作業です。

(たとえば、Xbox One Xで4Kレンダリングされたタイトルのいくつかを考えてください)

ハードウェアレベルでの下位互換性は常に前提条件となります。

そして私は、AMDがMicrosoftとSonyの資金を使って、Naviに使用しているRDNAデザインを開発することを確実にしたこと、つまり次世代のコンソールを動かすGPUをあなたに賭けている。

 

これは、AMDのNaviが、GCNの血統を、現世代タイトルとのほぼ完全に自動の後方互換性を確保できるようにすることを意味します。

しかし、NaviがすでにAMDのRDNAを採用しているという事実は、開発者も新しいアーキテクチャ用のコーディング方法を学ぶ必要があるということを意味します。

誰もが本当に勝てる - SonyとMicrosoftは彼らの後方互換性を保つようになる。

AMDはその資金を使って、RDNAアーキテクチャの一部を含むカスタムハードウェアを開発しています。

そして開発者たちは、AMDの設計との互換性を保ちながら、新しい建築玩具を手に入れることができます。

 

もう1つの議論は、AMDがグラフィックとコンピューティングのアーキテクチャを完全に分離することを検討している可能性があるということです。

  - 彼らは、RDNAはゲームのワークロードを念頭に置いて開発されたと言っています。

つまり、計算ワークロードに関して過去数年間と同じ進歩を遂げることはできないということです。

そして、私たちは皆、それが本当のお金がある市場であることを知っています - もちろんAMDが十分な力でその市場に侵入することがで理想でしょう。

考えてみれば、確かにそうです。

しかし、2020年までAMDのRDNAアーキテクチャーが完全に実装されるまで待つ必要があるかもしれません - そしてそれは最初にPCにもたらされるでしょう。

それまでは、ハイブリッドNaviがゲーム向けの順番であることを妨げるものは何もありません。

ソース:techpowreup - Rumor: AMD Navi a Stopgap, Hybrid Design of RDNA and GraphicsCoreNext

解説:

Naviのアーキテクチャーに関することです。

Naviは各処理ユニットのバランスがGCNとは変更になっています。

これによって、SP数の制限がなくなったといわれていますが、ゲーム機に使われるが故に後方互換性のために一部GCNの特性も持っているハイブリッドになっているというのが今回の噂です。

さらにゲーム用のGPUと高速演算用のGPUの設計を分離するのではないかという話です。

来年に出る新型のNavi(PC用)はAMDが今回発表したRDNAアーキテクチャーを完全に搭載したものになるといわれています。

PS5は来年に出るといわれていますが、訳文中に「そしてそれは最初にPCにもたらされるでしょう。」とある通り、互換性を保つために開発された第一世代のNaviを搭載するものと思います。

Naviの性能が奮わないのはこうした特性を引きずっているからなのかなと思います。

 

その他、特に注目したいのは「ソニーとマイクロソフトの資金力を利用して」というところです。

nVidiaはTuringで7nmを利用できませんでしたが、やはりこうした資金力のあるパートナーガいないので、7nmのラインに乗るだけの資金が無かったというのが正しい見方だと思います。

nVidiaのCEOは「我々の設計が優れているから」と言っていましたが、高い利益率を求め、大量生産されるGPUの供給を断ったことにより、こうしたチップの製造を請け負ったAMDとは資金力にかなりの差が出来てしまったということでしょう。

AMDのバックにはマイクロソフトとソニーがいるわけですからこれはある意味当然と言えます。

今後クラウドゲーミングが一般的になれば、ゲーム向けGPUとしてのGeforceは一気に死滅する可能性すらもあります。

PC向けのGPUでは大差がついているGeforceとRadeonですが、ゲーム機のGPUをカウントすれば、AMDのほうが出荷数が多いくらいではないかと思います。

業績はnVidiaのほうがもちろん良いですし、優秀な企業ですが、自社の利益率だけを追求したら他社とうまく連合してくる相手には敵わなくなるということです。

どちらが正解なのかというのは、PCの歴史が終わってみないとわからないことだと思いますが、少なくとも、自社の利益のみを強欲に追求し続けると、相対的な優位性を逃してしまう可能性があることだけは確かだと思います。

 

その他、「AMDがグラフィックとコンピューティングのアーキテクチャを完全に分離することを検討している可能性」についてはあくまでも私見ですが、

Polaris世代は「上位Vega、下位Polaris」となっていましたが、

Navi世代の行き着く先は「高速演算用途・AI用途」とGeforceのようにユニット数をリニアに増やしていける「ゲーム向けのGPU」の2つになるんじゃないかと思います。

RDNAの内容がはっきりわかりませんが、こんな感じなのではないかと思います。

そうすると噂で出ていたハイエンドのアーキテクチャー(Polaris世代のVegaの位置づけ)といわれているARCTRUSはRadeon Instict専用のGPUになるのかもしれません。

今のままでは高速演算用としても、ゲーム用としても中途半端すぎます。

これはもちろんわたくしの想像にすぎませんので、お断りしておきます。

 

AMDのGPU Radeonシリーズ

Radeon 7000シリーズ

 

Radeon RX 6000シリーズ

 

※ SAPPHIREはAMD Radeon専業のメーカーであり、Radeonのリファレンス的なメーカーです。

 

 

 

 

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