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PCパーツ最新技術とスマホ・ゲーミングPC

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管理人が実際にバリバリPCでゲームをやっていたとき、最新技術はPCに使われ、それを行っているのはintelでした。

しかし、今は最新技術はアップルやArm(android勢)が使い、TSMCで生産されるようになっています。

 

演算速度の向上という古いパラダイムにしがみつくPCの世界

スマートフォンの最先端企業であるアップルはArm系の独自CPU(SoC)を開発しています。

Aシリーズです。

現在AMDが世界初の7nm製造のGPUであるRadeonVIIを出荷していますが、世界初の7nm製品という言い方をしないのはアップルのA12がそうだからです。

また、Hueweiが開発したKirin980も7nmのSoCで2018年の7nm製品の世界初競争ではアップルと熱い戦いを繰り広げました。

結果は製品の発表はKirin980の方が速かったですが、発売はA12の方が先でした。

つまりとっくの昔に最先端技術はスマホに使われるようになっており、PC向けの生産は余力が出来てから行うようになっているということです。

7nmで生産されるSoCであるA12を搭載したiPhoneXS/XS Maxは2018年9月12日、iPhoneXRは10月26日に発売されていますので、2019年2月7日に発売されたRadeonVIIとは半年ほど先に発売された計算になります。

このA12は2つの高性能CPUと4つの省電力CPU、4つのGPUコアと8つのニューラルエンジンというAI処理用のプロセッサを備えています。

A12が最先端プロセッサである所以は高性能CPUと省電力CPUの組み合わせとニューラルエンジンというAI処理専用のエンジンを備えているところです。

この仕組みは今になってようやくintelも似たような仕組みを搭載することを発表しています。

AI処理に関してはデスクトップではなく、Xeon-PhiやCascade Lake APとしてサーバー/バックエンド向けに出しています。

特に何もしてこなかったわけではありません。

スマートフォンにはカメラが搭載されており、そういった画像処理に対して従来の演算処理ではできなかったあいまいな判断を行うのに使われています。

これらはユーザーが意識することはなく、新製品に搭載される高度な機能としてPRされています。

しかし、デスクトップの高性能なPC(=ゲーミングPC)は一貫して処理速度の向上にシリコンが割かれてきました。

一つにはPCの画像処理部分はGPUが一手に担い、進化してきたということもあると思います。

面白いことに、nVidiaもRTX2000シリーズにTensorコアというAI処理用のコアが搭載され、理論値を超える処理を行えるとPRされています。

処理速度の向上にひたすらリソースを注ぐハイエンドデスクトップと、SoCを搭載して、持ち歩ける範囲で性能を向上させ、AI処理などの特定の用途にリソースを向けるスマートフォン、用途が違うのでどちらが正しいとは言えませんが、高性能コアと高効率コアの組み合わせという仕組みをPC側が今になって採用してきたことからも先んじているのはスマートフォンのSoCであることは想像に難くないのではないでしょうか。

 

今回の記事を書くきっかけになったのは7nm版のRadeonが発売されたのを機会にスマホの7nm製造SoCと発売日にどのくらいの差があったのか調べたことでした。

アップルのA12やHueweiのKirin980というSoCを調べるにつれ、PCより先に行ってるなあという部分が多く見られたので、書いてみました。

各項目について深堀されたい方はご自分で調べてみてください。

絶対的な処理性能ではもちろんデスクトップPCの方が勝っています。

しかし、今や世界中の人たちに販売され、莫大な資金力を誇るスマートフォンの方が最先端を行っているということです。

こうしたAi的な処理で今までの演算ではできなかった処理をさせようというのは、やはりムーアの法則が限界に来ているからなのかもしれません。

今後PCの世界がどんな風に進化するかを見るにはスマートフォンのSoCがどんな機能を搭載するかを調べたほうが良いかもしれません。

ゲームに関しても現在ではスマホのゲームの方が数が多く発表されています。

これは当然スマホの方がユーザーが多く、もうかるからです。

処理速度がモノを言うグラフィックに関しても手間をかけること、ノウハウの蓄積などによってPCと見た目はそう変わらない(少なくとも一般人目線ではあまり差があるようには見えない)ようになっています。

一例をあげるとスマホではありませんが近い性能のSwitch版のSkyrimはPC版とさほど変わりません。

性能はかなり違いますが、見た目はほとんど差がないというのはノウハウの蓄積によるものでしょう。

これは、スマホが小さい画面サイズに高解像度の液晶パネルを使って画面の密度を上げているのも理由だと思います。

こうしたことが持ち歩ける所有感というものを刺激して、満足度が高くなるんじゃないでしょうか。

 

スマホゲームOverhitの動画

PCゲームBattle Field V

PCで見れば、もちろんPCのゲームの方が圧倒的に高画質(というかほとんど実写と大差ない)のですが、スマホで見れば、スマホのゲームも十分美しい画面に見えると思います。

 

参考記事:engaget - 新iPhoneの「A12 Bionic」は何が凄いのか(本田雅一)WIRED - アップルが開発した「ニューラルエンジン」は、人工知能でiPhoneに革新をもたらすWiki - Apple A12Kirin980

 

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