モデル解説

NEXTGEAR i670PA2 (2018/04) [GTX1080]

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ベースモデルのスペック

 

解説

NEXTGEAR i670PA2はCore i7-8700とZ370チップセット搭載マザーにGTX1080を組み合わせたモデルだ

価格的にはかなり安いがSSDは無しでHDDが2TB、メモリが8GBなので最低限度のものしかついてない。

CPUもCore i7-8700Kではないので、これらを変更するとすれば結構な金額になるだろう。

ハイエンド構成のPCに関してはベースモデルの金額はあまり当てにならないと言ってもいい。

※ 2018-5-1の調査から改定

 

このモデルで何ができるのか?

PUBGフレームレート

平均最低平均
FullHD・ミディアム画質141.3101.7
FullHD・ウルトラ画質117.184.2
WQHD・ウルトラ画質80.660.8
4K・ウルトラ画質48.234.4

※ 最低平均とは下位数%の平均です。

 

FF14紅蓮のリベレーターベンチマーク(7,000以上で「非常に快適」)

DX11,FullHD,標準品質スコア21,905
DX11,FullHD,標準品質FPS(平均,最低)162.363
DX11,FullHD,最高品質スコア17,759
DX11,FullHD,最高品質FPS(平均,最低)122.162
DX11,WQHD,最高品質スコア13,077
DX11,WQHD,最高品質FPS(平均,最低)87.347
DX11,4K,標準品質,スコア14,230
DX11,4K,標準品質FPS(平均,最低)95.234
DX11,4K,最高品質,スコア6,462
DX11,4K,最高品質FPS(平均,最低)43.222

※ ベンチマークの測定は同GPUの別環境の数値です。ご了承ください。

GTX1080の性能はPUBGのウルトラ画質での4Kプレイは厳しいが画質を落とせばそれほど違和感なくプレイ可能だろう。

しかし、FullHD・144Hzに関しては十分に実用的な数値と言ってもよいだろう。

FF14に関しては4Kは7000(非常に快適)を割っているがこれもなんとか実用に耐えうる数値だろう。

快適・普通などの定義にもよるが、FPSなど動きが重要なゲームは最低60FPSを下回らないという基準でよいと思うが、FF14は4Kで最低60FPSを下回らないようにするにはGTX1080TiのSLiが必要だろう。

また、MMOの場合、混雑した街中など、描画オブジェクトが多い場合やエフェクトなどが多重発動した場合はどうしてもFPSは下がる。

この辺はコストとのバランスで妥協点を探っていくしかないだろう。

 

変更ポイント(調査日:2018-07-05)

 

モニタはモデルの推奨はしてあるが、合計価格には入っていないので注意だ。

モニタはFullHDで144Hzのモニタと4Kのモニタを推奨してある。

144Hz・・・FPS向け。画面の情報量よりも動きの滑らかさを追求していくゲーム向け。

4K・・・MMOやRTSなど画面の情報量が物を言うタイプのゲーム向け。

今回もハイエンド構成を目指して、各種オプションと冷却パーツに変更を行う。

CPUはCore i7-8700から8700Kに変更し、SSDは当然NVMeの512GBを選択してある。

SATAとNVMeのSSDの性能差に関しては当サイトのコンテンツ「ストレージについて」に詳しく説明してあるから一読してほしい。

しかし、困ったことにG-tnueのi670PA2仕様表を見る限り、オーバークロックとSLi構成に対応しているようには読み取れない。

 i670PA2 拡張スロット仕様

とあるので恐らく、SLiはできないことが前提だろう。

当サイトの記事「マザーボードについて」で解説してあるが、Z370のPCI Ex動作には1x16、2x8、1x8+2x4の三つがあり、このうち2x8がSLiの動作となる。

仕様書にあえて上の画像の様に但し書きがされているということは、おそらくSLiはできませんよと暗に言っているのだろう。

G-Tuneは出荷時期によってマザーボードが変わるらしいので、時期によってはできる可能性も0ではないが基本的には出来ないと考えておいた方がよいだろう。

よって今回投資している冷却パーツ(CPUグリスとCPUクーラー)と電源に関しては不要と感じるならば入れなくてもよいだろう。

私のポリシー上、構成例では当然入れてある。

CPUがCore i7-8700KなのでGPUが次の世代に変わっても買い替えしたときに変更する必要はないだろうし、冷却系と電源はGPUが次の世代に変わっても買い替えしたときに役に立つからだ。

 

最終価格・・・264,060円(税込)

2018-05-01の調査ではベースモデル169,800円(税別)/当サイト推奨構成274,320円(税込)と約10,000円値下がりしている。

特にNVMeは最新のSAMSUNG PM981となり価格も下がったので非常にお得感が高くなった。

今回はG-Tuneのハイグレードマシンということで、CPU、SSD、メモリ、冷却系、電源とパーツに一通りの投資を行った。

体感できるのは特にNVMeのSSDで多くのベースモデルに標準で搭載されているSATAのSSDとは一味違う速度を体験できるだろう。

16GBメモリもゲーム用ということであれば十分なスペックだ。

価格に見合った満足感を得られることだろう。

CPUクーラー、グリスなどの冷却系は95Wの8700Kでも標準で動作させるなら余裕だろう。

最高クラスの性能と価格にもある程度気にしたいという方にとってはうってつけのゲーミングPCだろう。

当然だが、セールや為替の変動、各パーツの価格の改定などによってカスタム内容・価格は変動することがあるので予めお断りさせていただく。

あくまでも調査時点の価格だ。

 

NEXTGEAR i670PA2を公式HPで見てみる

 

 

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