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AMD Strix Point APUがより高速なLPDDR5X-8000メモリーをサポートするようアップグレード、Krackan Pointも同様、Strix Haloは96GBメモリーを搭載へ

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AMD Strix Point APUは、AMDがメモリサポートをLPDDR5X-8000に正式にアップグレードしたため、パフォーマンスが若干向上する。

AMD Ryzen AI 300プロセッサーがLPDDR5X-8000をサポート、HP EliteBook X G1aがこの周波数をサポートする最初のデバイスとなる。

より高速なメモリへの渇望は、ハードウェアメーカーを限界への挑戦に導いている。

AMDは、Strix Point APUのラインナップで、ノートパソコン分野で同じことをしようとしているようだ。

Strix PointことAMD Ryzen AI 300 APUは、メモリ部門で若干のアップグレードを受ける。元々、このプロセッサは最大LPDDR5X-7500MT/sのメモリ速度をサポートしていたが、@AnhPhuHによって発見されたように、スペックは8000MT/sにアップグレードされた。

AMD Strix Point APUは、当初4x2R構成のLPDDR5Xメモリをサポートしていた。

つまり、2つのDIMMに2つのデュアルランクメモリを搭載し、メモリコントローラがより高い周波数をサポートしやすくなっている。

AMDの次世代Krackan PointとStrix Haloは、箱から出してすぐに8000MT/秒をサポートすると報告されているため、これは大きな驚きではない。

両ファミリーは同じZen 5およびZen 5cアーキテクチャをベースにしているため、AMDは既存のZen 5ラインナップのこうしたパラメーターを外出先で若干カスタマイズしやすくなっている。

今のところ、Strix Point APUを使用して8000 MT/sのメモリ速度をサポートする製品はないが、HP EliteBook X G1aラップトップがこの周波数サポートを搭載した最初のデバイスであると報告されている。

これは、より多くの製品が登場することを意味するが、既存のデバイスはこの変更の影響を受けない。

HPのEliteBook X G1aラップトップは、Videocardzが報じたように、2024年12月に出荷されると推定されている。

500MT/秒の向上が実世界のベンチマークに与える影響については、まだ様子を見る必要がある。

少しは良いスコアが出るかもしれないが、ユーザーは大きな期待を抱くべきではない。

9000MT/秒を超えるCUDIMMであっても、アプリケーションでベンチマークを実施した場合、低周波数のCUDIMMやUDIMMと比較してあまりメリットがないことが分かっている。

しかし、APU、特に大容量のiGPUを搭載したAPUは、より高速なメモリ速度が提供する余分な帯域幅から恩恵を受けることができます。

さらに、AMDのStrix Halo「Ryzen AI Max」APUは、最大96GBのメモリを搭載する予定であり、これはワークステーション/モバイルプラットフォームの真の巨体になると報告されている。

とはいえ、低レイテンシが維持されるのであれば、500MT/秒の向上は好影響をもたらす可能性がある。

ソース:wccftech - AMD Strix Point APUs Upgraded To Support Faster LPDDR5X-8000 Memory, Same For Krackan Point, Strix Halo To Get 96 GB Memory

 

 

 

 

解説:

AMD Ryzen AI 300プロセッサーがLPDDR5X-8000をサポート、Krackan Pointも同様になるようです。

さらにRyzen AI MAXとして知られる来年発売予定のStrix Haloは96GBのメモリに対応するとのこと。

CPUのみの場合、9000MT/s以上の速度ではあまり差がつかないといわれているようですがAPUはiGPUが搭載されていますので全く帯域が足りていません。

よって速くなればなるほど恩恵が受けられるでしょう。

ノート向けのAPUの場合、高速メモリを搭載しても大量調達してコスト的なメリットを受けることができますので、メーカー品と3rdパーティー品の価格が小さくなるという側面があると思います。

デスクトップの場合は、高速メモリになればなるほど価格が上がっていくことになりますので、仮にStrix Pointのデスクトップ版が出たとしてもノートPCと同じような恩恵を受けるのは難しいかもしれません。

それでもAPUは新製品が出るたびにラインナップが拡充されており、保守的なラインナップを続けるデスクトップ製品とは対照的です。

AMDのみならずIntelもそうですが、やはり全体の出荷の7割を占めるノートPC向けの製品というのは大きな影響力を持っています。

今のところCopilot+に対応している製品もノートPCだけです。

3割の中でシェアを増やすよりも7割の中でシェアを増やした方が利益に結び付きやすいのでしょう。

自作ファンとしてはなかなか寂しい限りです。

 

 

 

 

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