AMD 6コアRyzen 5 7500F、統合グラフィックスなしでデビュー
AMDは、過去2週間にわたって噂されていたRyzen 5 7500Fプロセッサーの禁輸措置を解除した。
日曜日にレビューが公開されるのは確かに異例に聞こえるが、これはAMDが設定した日付であり、現在、アジアのメディアから多数のレビューが寄せられている。
AMDは、なぜこの地域だけにサンプルが配布されたのか説明していないが、これらのメディアは現在、このCPUはある時点で世界デビューを果たしたとしている。
間違いなく、このCPUの発売は主にアジア市場に焦点を当てている。
そのため、メディアはこのCPUを、この地域でインテルが同価格で提供しているものと比較している。
このようなシナリオでは、どちらのCPUも統合グラフィックスを搭載していないため、Core i5-13490Fが最も適切な選択肢と思われる。
しかし、両者には顕著な違いがある。
AMDのCPUは6コアで65W、ブーストクロックは最大5.0GHzで、Core i5-13490Fは10コア（うち6コアはパフォーマンスコア）で最大4.8GHzまでブーストする。
レビューによると、このCPUはRyzen 5 7600とほぼ同じ温度と電力で動作するが、クロックは若干低い。
これは、このCPUが基本的にI/Oダイにグラフィックを統合していない低クロックのバリエーションであることを考えれば理解できる。
AMDのCPUは6コアで65W、ブーストクロックは最大5.0GHzで、Core i5-13490Fは10コア（うち6コアはパフォーマンスコア）で最大4.8GHzまでブーストする。
レビューによると、このCPUはRyzen 5 7600とほぼ同じ温度と電力で動作するが、クロックスピードは若干低い。
これは、このCPUが基本的にI/Oダイにグラフィックを統合していない低クロックのバリエーションであることを考えれば理解できる。
ゲーム性能の面では、AMD CPUは、最新のCore i5-13500や13400を含むインテルの同等品よりも優れているようで、このプロセッサーを主にゲーム用途に使用したい人には、より適した選択肢となっている。
さらに、AMD CPUはAMD A620マザーボードと互換性があり、このプロセッサーを利用するシステムに手頃な選択肢を提供します。
報告によると、このCPUは179ドルで登場し、明日から入手可能となる。
このCPUはすでに中国のe-tailerによって1239人民元（172ドル）でリストアップされている。
同社は、このCPUにWraith Stealthクーラーが同梱され、さらにお買い得になることを確認している
報告によると、このCPUは179ドルで登場し、明日から入手可能となる。
このCPUはすでに中国のe-tailerによって1239人民元（172ドル）でリストアップされている。
同社は、このCPUにWraith Stealthクーラーが同梱され、さらにお買い得になることを確認している。
AMD Ryzen 7000シリーズのスペックと価格
| コア数/ スレッド数 | ブースト クロック | キャッシュ (L2+L3) | iGPU | 発売時価格 (USD) | |
| Ryzen 9 7950X3D | 16C/32T | 5.7 GHz | 144MB | 2CU RDNA2 | $699 |
| Ryzen 9 7950X | 16C/32T | 5.7 GHz | 80MB | 2CU RDNA2 | $699 |
| Ryzen 9 7900X3D | 12C/24T | 5.6 GHz | 140MB | 2CU RDNA2 | $599 |
| Ryzen 9 7900X | 12C/24T | 5.6 GHz | 76MB | 2CU RDNA2 | $549 |
| Ryzen 9 7900 | 12C/24T | 5.4 GHz | 76MB | 2CU RDNA2 | $429 |
| Ryzen 7 7800X3D | 8C/16T | 5.0 GHz | 104MB | 2CU RDNA2 | $449 |
| Ryzen 7 7700X | 8C/16T | 5.4 GHz | 40MB | 2CU RDNA2 | $399 |
| Ryzen 7 7700 | 8C/16T | 5.3 GHz | 40MB | 2CU RDNA2 | $329 |
| Ryzen 5 7600X | 6C/12T | 5.3 GHz | 38MB | 2CU RDNA2 | $299 |
| Ryzen 5 7600 | 6C/12T | 5.1 GHz | 38MB | 2CU RDNA2 | $229 |
| Ryzen 5 7500F | 6C/12T | 5.0 GHz | 38MB | – | $179 |
ソース：Videocardz.com - AMD Ryzen 5 7500F reviews are out, CPU to launch globally at $179
解説：
Ryzen 5 7500Fがクローバルモデルとして販売されました。
ゲーム性能に関しては13600K以下、13500以上と言った感じです。
マルチスレッド性能に関しては当然負けていますが、少なくともゲーム性能に関してはかなり高いと言ってもよいのではないでしょうか。
AM5のモデル展開を見ると、AM4の時と同じに見えます。
しかし、AM4からAM5に早期移行するには早めに4コア8スレッドの安価なモデルを発売したほうが良いと思います。
今までにも触れていますが、DDR5の価格が下がりきる2024年にはノートPC向けのAPUをデスクトップ向けの安価なモデルとして発売したほうが良いと思います。
アメリカではAM4のCPUがいまだに人気で、みんな結局、望んでいるのは性能ではなく価格と言うことはハッキリしています。
そのうえでAMDプラットフォームは寿命が長いですから、アップグレードも簡単です。
AMDはAM5の最大のライバルはAM4であることも念頭に置いてほしいですね。
Ryzen 7000X3Dシリーズ(Socket AM5)
Ryzen 7000シリーズ(Socket AM5)
Ryzen 8000GシリーズAPU(GPU内蔵)
Ryzen 5000/4000シリーズ
