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AMD Raphael(Zen4)デスクトップCPUは16コアに限定される模様

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最大16コアのAMD Raphael

ExecutableFixは、AMDの次期デスクトップ向けZen4ベースのシリーズが16コアに制限されると主張しています。

これまでの噂では、Raphaelには3つのコンピュートタイルが搭載され、コア数が24に増えるのではないかと言われていたため、このニュースは驚きをもって迎えられるかもしれません。

しかし、実際にはそうではないようです。トップのSKUは16コアに制限されており、これは現在のAMD Ryzen 9 5950X CPUと同様、2つのフルコンピュートタイルを意味しています。

https://twitter.com/ExecuFix/status/1415045059385434114?ref_src=twsrc%5Etfw

この噂は、Gamers Nexusが2020年3月に受け取った情報と一致しています。スライドの1つに、コードネーム「Durango」と呼ばれる2つのZen4 CCDが記載されており、それぞれが8コアと16スレッドを備えているとのことでした。

このスライドは正しかったと思われます。

※ AMD Raphaelの情報、ソース:ゲーマーズ・ネクサス

 

最上位の16コア構成では、インテルのフラッグシップモデル「Alder Lake-S」に匹敵するコア数となります。

ただし、同CPUは高効率コア8個と高性能コア8個を搭載していますが、Raphaelは高性能コアのみの搭載となります。

AMD Raphaelシリーズは、TSMCの5nmノードで製造されています。

AMD Ryzen 6000シリーズは、初めてDDR5メモリをサポートし、コードネームAM5と呼ばれるLGA1718ベースのソケットに新しいIHSデザインを採用しています。

これまでの噂では、Raphaelは来年の第2四半期から第3四半期頃に登場すると言われており、Alder Lake-Sの後継機種であるRaptor Lakeと競合することが示唆されています。

AMD Raphael IHSデザイン、ソース :ExecutableFix

Update: Patrick Schur氏は、この噂を裏付けると同時に、TDPが170Wになると主張しています。

https://twitter.com/patrickschur_/status/1415065218087100422?ref_src=twsrc%5Etfw

ソース:Videocardz.com - AMD Raphael (Zen4) desktop CPUs likely limited to 16 cores

 

 

解説:

Raphaelは16コアにとどまる

Raphaelは16コアにとどまることになるようです。

もちろんですが、これはデスクトップ版の話です。

1CCD=1CCX=8コアと言う構成になり、フルシリコン2CCDが最上位モデル(6950X?)と言うことになるのでしょう。

ここまでは5950Xまでと変わりません。

GPUコアが内蔵になりますので、2CCD+1iGPU+1IODと言う4ダイ構成になることがこの情報からわかります。

注目なのはどのくらいのは性能が出るかと言うことです。

恐らくですが、3D V-Cacheも搭載されるのではないかと思いますし、ゲームの性能向上に関しては隙が無くなっていくことと思います。

DDR5にも対応し、大容量キャッシュを搭載し、iGPUの性能もFullHDならばラスタライズのゲームでは60FPSを楽に維持できるようになるのではないかと思います。

FSRにも対応させられれば、もっと上の解像度でも60FPSを維持できるようになるかもしれません。

Zen4 16コア vs RaptorCove8コア+Gracemont16コアはどちらが上になるのか注目です。

 

Ryzen 7000X3Dシリーズ(Socket AM5)

 

Ryzen 7000シリーズ(Socket AM5)

 

Ryzen 8000GシリーズAPU(GPU内蔵)

 

Ryzen 5000/4000シリーズ

 

 

 

 

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