NVIDIA DLSSテクノロジのベータ版のサポートは、Steamアップデートを通じて、フルバージョンのFinal Fantasy XVに追加されました。
同時に、NVIDIAは最適化されたGame Readyドライバ(417.35)のリリースを発表しました。これは現在ダウンロード可能です。
DLSSを有効にするには、Steamで入手可能なFINAL FANTASY XV WINDOWS EDITIONアップデートをダウンロードし、ゲーム内のオプションメニューを開き、解像度を3840×2160(4K)に設定し、グラフィック>アンチエイリアス設定でDLSSを有効にします。
それでは、最初のDLSSベータに関するご意見をお聞かせください。今後のNVIDIAソフトウェアアップデートを通じて、ディープラーニングネットワークのパフォーマンスと画質を継続的に向上させることができます。
もちろん、新しいドライバには通常の一連の修正も含まれています。 公式のリリースノートから直接、以下のハイライトを追加しました。
Game Ready - Final Fantasy XV:Windows Editionでのディープラーニングスーパーサンプリング(DLSS)のリリースに最適なゲーム体験を提供します。
以下の3D Visionプロファイルを追加または更新しました
•Insurgency Sandstorm - 非推奨
•アトラス - フェア修正された問題
[SLI] [TITAN Xp]:ドライバのインストール後、SLIはデフォルトで無効になっています。 [200471881]
[TITAN V] [NVIDIAコントロールパネル]:必要ないときは、[ワークステーション] - > [GPU使用率の管理]ページが表示されます。 [200470813]
[Rocket League]:ゲームはバックグラウンドで音声付きの白い画面で起動してからクラッシュします。 [2451530]
[Battlefield V:Day0 97] [Ansel]:左にいっぱいに動かされた後、Ansel Field-of View(FoV)スライダーはマウスをクリックしてドラッグするのを止めます。 [2438857]
[Hitman 2 Silent assassin]:ゲーム内でちらつきのあるテクスチャ破損があります。 [200472315]
[Notebook] [3D games]:ノートパソコンでは、3Dゲームのフレームレートが30 fps未満に低下することがあります。 [2456653]
解説:
結構前のニュースですが、FF15のPC版がようやくDLSSのベータに対応したという話です。
なぜ今、このタイミングでこの話を出したかというと、今年もあと数日で終わりですので、DLSSやRTXのゲーム対応状況をまとめるためです。
今のところDLSS対応ゲームはこのFF15しかないです。
※ もしほかに対応のゲームを知っている方がいたらご指摘お願いします。
RTX対応ゲームは現在のところ、Battle Field VとShadow of the tomb raiderだけです。
20万円近くするRTX2080Tiの存在を肯定するにはあまりお寒い状況と言わざるを得ません。
どうしてこうなった?
RTX対応ゲームの三本柱の一つMetoro Exodusは当初の予定では2018年の秋-冬でしたが、2019年2月に後退してしまいました。
純粋に開発が遅れたというのもあると思います。
それに加えて、Windows10のRTX対応アップデートである1809の配信が不具合により一度配信されたものが再度延期になり、12月に入ってから再配信が再開されたという事情もあります。
これによってベンチマークソフトの3DMarkのRTX対応版「PortRoyal」も2019年1月8日に延期になってしまいました。
わずかな金額を投資するだけでRTXの威力がデモできる「PortRoyal」の延期はかなり痛かったと思います。
ソフトの開発というのは思ったようにいかないのが普通ですが、レイトレーシング対応に関してはRTX2080Tiの突然死と言い、何かトラブルに見舞われる傾向にあるようです。
来年は新しい年になりますし、すでにOS側のDXR対応が完了したこともあり、ぜひともRTXとDLSSの対応が進むことを願ってやみません。
Battle Field VとShadow of the tomb raider、Metoro Exodus以降のRTX対応、FF15以降のDLSS対応ゲームの具体的スケジュールが聞こえて来ませんが、来年に入ったらある程度のゲームで具体的なスケジュールが出ることを期待しましょう。