nVidiaの公式ツイッターアカウントによるとRTX2070の発売日は10月17日になる模様です。
499ドル(カスタムモデル)で販売される予定のGeforce RTX2070は10月17に販売される予定です。
RTX2070はTU106を使用することが確認されて
います。完全なGPUシリコン-RTX2080/Tiは両方ともカットダウンチップを使っています-を使用するのはGeforce RTXでは初めてのモデルになります。
nVidiaの新しいRTX2070には2,304個のCUDAコアと8GBDDR6メモリが搭載されています。また、36個のRTコアと288個のTensorコアも搭載されています。
新しいRTX2070モデルのは以前のXX70モデルよりはるかに高価です。
また、SLiもサポートされていません。
ソース:Videocardz - NVIDIA GeForce RTX 2070 to be available on October 17th
9月20日に発売されていろいろと物議をかもしているRTX2080です。
またRTX2080Tiもこの記事を書いている今日の発売となります。
話題の新製品が発売すると、秋葉原における恒例となっている深夜販売も一時はやらないという話も出ており、ショップもユーザーも一歩引いた一からRTX2080/Tiを見ている感じです。
今日行われた深夜販売では50個ほどが売れたようです。
実売20万円のGPUをポンと買える人が50人も集まってくるというのは凄いですねえ。
それでも流石に20万円ですから、雨が降っていたこともあり、かなり静かな立ち上がりだったようです。
RTXシリーズは画期的な製品だと思いますが、どんどん値段が上がって行ってるのは気になるところです。
一強独裁になるというのはつまりこういうことです。
他にはどこも競合する製品を持ってなければその会社の言い値で買わされるということです。
RTX2070とGTX1080Tiは大体同じ性能かRTX2070のほうがちょっと下になるのではないかと目されていますが、今後のGTX1080Tiとの関係はどうなるのか気になるところです。
いよいよTuringで一番売れると思われるRTX2070が発売されます。
RTX2080Tiの半分のコア数でどのくらいレイトレーシングが動くのか未知数ですが、おそらくあまり快適にはプレイできないでしょう。
今後、GTX/RTX2060がどうなるのかも気になるところです。
10月17日にRTX2070が発売されればそれまで様子を見ていた人たちがかなり動き始めるのではないかと思います。
日本での予想価格は8万円前後になるんじゃないかと思います。
2080/Tiと比較すると安いですが、やはりそれなりの価格になります。
これで今世代のTuringが打ち止めだとするとやはりレイトレーシングの普及は厳しいのかなと思います。
正直私も一般の人にRTX2000シリーズを勧めたものなのかどうかというのはちょっと迷っています。
色々な情報を翻訳してみると、Turingに肯定的な人ですらも「待ったほうがよい」というのが大方の意見となっているからです。
TU106はフルシリコンになる予定なので、どのくらいの歩留まりなのかなということです。
一番安価なTuringと呼ばれていますが、ダイのサイズはそれほど小さいわけではありません(445mm2)ので、気になるところです。
GTX/RTX2060にRTコアとTensorコアが搭載されるのかどうかわかりませんが、搭載されたとしても性能的に言ってレイトレーシング動かすのはかなり厳しいでしょうから、ある意味RTX2070の売れ行きが今後のレイトレーシングの行方を左右すると言っても過言ではないかもしれません。
今後の焦点は
GTX/RTX2060はレイトレーシングとDLSSが使えるのかどうか
Pascalの生産を継続するのかどうか
この二点だと思います。
GTX/RTX2060は一番売れる価格帯になると思うので、ここでレイトレーシングやDLSSが使えないとなるとあまり普及しないということになってしまいます。
ネットの論調を見ていると様子見を決め込んでいる人が大多数のようですので、案外年末商戦の勝者は12nmのPolaris30(出るとしたらですが。)あたりになるのかもしれません。
Polaris30がRTX580比10-15%性能アップして消費電力120Wくらいで、20,000円ジャストくらいの価格ならそれもあるのかなと思います。
難しいでしょうけどね。
まあ、現時点では何とも言えないところです。
そろそろGTX/RTX2060の追加情報が出てきてもよいと思うので、いろいろと先行情報をチェックしておきたいと思います。