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Windows 11のバグがCPUリソースを食う - マイクロソフトはクロスデバイス・サービスが原因と特定、修正プログラムはまだ準備されていない

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スマホリンク関連の機能は、CPU使用率を最大10%まで吸い上げる可能性がある。

Windows 11のInsiderビルドが大きな批判を受ける傾向が続いているが(最近、理由は異なるものの)、6月のWindows 11のInsiderビルドは、特定のServiceに関連するCPU使用率の高いバグに悩まされている。

この問題は2024年6月5日にleginmat90氏がMicrosoft Community Forumsを通じて報告したもので、エンドユーザーがMicrosoft Cross Device Serviceを無効にすれば手動で修正できる。

クロスデバイス・サービスを実際に使用したいWindows 11 Insiderにとっては残念なことだが、マイクロソフトはまだ修正版をリリースしていない。

Neowinが報じたInsiders限定のFeedback Hubの回答によると、マイクロソフトのエンジニアJennifer G氏は1週間前に「ご辛抱いただきありがとうございます。

このバグは、Windows 11のクロス・デバイス・サービスの新機能が改善されたために発生したと推測されている。

Phone Linkのサポートが最も可能性の高い原因として特定されたが、今年のInsider Builds内でCross Device Serviceに加えられた古い変更も原因である可能性がある。

マイクロソフト社の上層部は、ウィンドウズ開発の優先順位を見直すべきかもしれない。

Recallなどのプライバシーに関する懸念がかつてないほど悪化しているのと同時に、何もしていないのにユーザーのシステムで最大10%のCPU使用率が占有されるのは、あまり良い印象ではない。

尤も、マイクロソフトはWindows 11のメインビルドからRecallの機能を削除しながらも、Recallの機能をプッシュし続けているので、おそらく彼らはInsidersをモルモットにすることを本当に気にしていないのだろう。

少なくともWindows 10ユーザーは、まだこのようなことを心配する必要はない...とはいえ、Windows 10のサポートは2025年のバージョン22H2で終了することになっている。

AMDはすでに、新しいCPUリリースの一部からWindows 10の互換性を落とし始めている...だから、Windows PC市場にとって、マイクロソフトがユーザーの声に耳を傾け、誰も求めていない機能を強要し続ける代わりに、彼らが実際に求めているものを提供するようになることを望む。

残念だが、マイクロソフトが顧客に注意を払うことを期待するのは、日に日に希望的観測のように思えてくる。

ソース:Tom's Hardware - Windows 11 bug eats CPU resources — Microsoft identifies Cross Device Service as cause, no fix ready yet

 

 

 

 

 

解説:

残念なお知らせ

Windowsのクロスデバイス機能のバグによって何もしてないシステムでも10%のCPUパワーを使用してしまうようです。

わたくしはスマホとの連携など全くしていないのですが、Phone Linkという機能がネックになっているようです。

クロスデバイス機能を使ってない人ならいっそ停止・削除してしまったほうが良いかもしれません。

Get-AppxPackage Microsoft.YourPhone | Remove-AppxPackage

Power Shellから上をコピペして実行すればこの機能そのものを削除できるようです。

もとに戻すのはMSアプリストアからPhone Linkで検索すれば出てくるようです。

Windows10のサポート切れを目前に迎えた今、Windows11の重要性は一段と大きくなっていますが、残念ながら十分満足とは言えない状態のようですね。

まあアプリやOSというのは往々にしてバグや安定性の向上よりも新しい機能の実装に力を入れるものですが、こういった地味な努力は日が当たらないですから、後回しにされがちではあると思います。

結局はARMのx86エミュレーターであるPrismやCopilot+関連の機能のほうに今は力が入っているように感じます。

これらの機能はAI PCでなければ恩恵は受けられませんが、当面、市場の大部分のPCはAI PCではないです。

 

 

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