また、PCIe 5.0レーンも増えた。
非の打ちどころのないリーカー、@yuuki_ansがリークしたインテルの内部文書によると、Arrow LakeデスクトップCPUはThunderbolt 5をサポートするようになるらしい。
このハードウェア・リーカーは、文書のスクリーンショットを含む投稿を削除してしまったが、我々は削除される前に保存しておいた。
リークされた文書には、Arrow LakeのPCIeレーンマップが含まれており、そこにはインテルが昨年9月に発表したThunderbolt 5コントローラーの名称であるBarlow Ridgeに関する明確な言及が含まれていた。
Barlow Ridgeは4つのPCIe 4.0レーンを備え、双方向で80Gbps相当の帯域幅を実現し、Thunderbolt 3とThunderbolt 4の2倍に相当する。
さらに、Barlow Ridgeは片方向で120Gbps、もう片方向で40Gbpsの転送が可能で、これによりパフォーマンスが向上する特別な状況にも対応できる。
Thunderbolt 5がデスクトップに搭載されるのは今回が初めてで、搭載されるCPUは第2世代となる。
現在、Thunderbolt 5は、メーカーがBarlow Ridgeチップの搭載を選択した一部のRaptor Lake HX搭載ノートPCにのみ搭載されている。
Barlow RidgeがArrow Lake CPU自体に統合されるのか、特定のマザーボードに搭載されるのかは完全には明らかになっていない。
PCIeレーンマップは、インテルがPCIe 5.0のレーンを増やし、合計20レーンにしたことも示している。
これは、Arrow LakeデスクトップがGPUとSSDのすべてのPCIeレーンを同時にフルに使用できることを意味するため、重要な数字だ。
現世代のRaptor Lake CPUは、PCIe 5.0レーンを16本、PCIe 4.0レーンを4本しか提供しないが、GPUは16レーン、SSDは4レーンを使用する。
ユーザーがGPUとPCIe 5.0 SSDの両方を第12世代、第13世代、または第14世代のPCにインストールすると、この2つのパーツがレーンを共有することになります。
SSDは必要な4レーンをフルに使用し、GPUは残りの12レーンのうち8レーンだけを使用します。
PCIe 5.0 GPUが目前に迫り、より新しい世代のPCIe 5.0 SSDが着実に登場している今、インテルがGPUとSSDの両方にフルレーンを提供できるプラットフォームをついに発表するのは、良いタイミングだ。
解説:
Thunderbolt5がArrowLakeと合わせてロンチか?
なんと120Gbpsに一気にジャンプアップです。
データ転送に利用できる帯域は
Thunderbolt3・・・16Gbps
Thunderbolt4・・・32Gbps
なのでThunderbolt4から一気に3.75倍になる計算になります。
ちなみに、Thunderbolt3は40Gbpsとされていますが、24Gbpsはモニター用の帯域で、データ転送に利用できるのは16Gbpsのみです。
OculinkはPCI Express 4レーン分の帯域で、実際の帯域幅は対応しているGenによります。
×4の帯域は
Gen3・・・32Gbps
Gen4・・・64Gbps
Gen5・・・128Gbps
となります。
ThinderboltはIntelがAppleと作り上げた規格で、のちにThunderblot3を無償で公開し、USB4となったという経緯がありますのでIntelのプラットフォームに真っ先に採用されるのは自然なことだと思います。
なんやかんやいってもやはりIntelは凄い企業だと思います。
ThunderBolt5が登場すればまた外付けのGPUに脚光が浴びるのではないかと思います。
Core Ultra 200Sシリーズ
ソケットLGA1851
Intel 第14世代Coreシリーズ
ソケットLGA1700
※ 末尾にFがついているモデルはGPUがありませんのでご注意ください。