インテルRaptor Lake Refreshのリリース日が決定
インテル第14世代Coreデスクトップ・ラインナップの発表が1週間後に迫っている。しかし、いつものように、インテルはあと1ヶ月はCPUを市場にリリースしない。
情報筋によると、インテルは10月17日に新シリーズを発表する予定であり、CPUの購入が可能になり、レビューが開始される見込みである。
その前日、10月16日までインテルは「広告」禁止令を発令しており、小売パートナーからの潜在的な予約注文について、より多くの情報が得られる可能性があることを示唆している。
インテルRaptor Lakeリフレッシュの情報制限期間
- 非公開期間:2023年10月17日午前6時00分(太平洋標準時)まで
- 販売+レビューの解禁:2023年10月17日午前6時00分 (太平洋標準時)より
このリリース日は、Core i9-14900K(24コア)、Core i7-14700K(20コア)、Core i5-14600K(14コア)、および統合グラフィックスをサポートしないそれぞれのKFモデルを含む6モデル、特にKおよびKFシリーズのみを包含していることに注意することが重要です。
これらはすべてTDP 125Wのアンロックモデルで、Kシリーズ以外のTDP 65W以下のモデルは来年のCES 2024年頃に登場する見込みだ。
インテルは、現在9月19日に予定されているInnovation 2023でRaptor Lake Refreshシリーズを発表する準備を進めている。
同社は、コードネーム "Meteor Lake "と呼ばれるモバイルCore 100 Ultraラインナップや、おそらくRaptor Lake Refreshシリーズからモバイル向けにリブランディングされた製品など、他にもいくつかの製品を発表する見込みだ。
さらに、インテルはArc GPUに関する最新情報を提供する可能性があり、特に新しいACM-G12 GPUが利用可能になったことや、Arc A580 GPUの発売が1年近く遅れていることを考えると、期待されている。
インテル第14世代コアKシリーズ
Intel Core i9-14900K | Intel Core i7-14700K | Intel Core i5-14600K | |
パッケージ | LGA 1700 | LGA 1700 | LGA 1700 |
コア数/ スレッド数 | 24C/32T | 20C/28T | 14C/20T |
Pコア数 | 8 | 8 | 6 |
Eコア数 | 16 | 12 | 8 |
TDP | 125W | 125W | 125W |
ベースクロック | 3.2 GHz | 3.4 GHz | 3.5 GHz |
Intel サーマルベロシティ ブースト | 6.0 GHz | N/A | N/A |
Intel TBMT3 クロック | 5.8 GHz | 5.6 GHz | N/A |
Pコア最大 ターボクロック | 5.7 GHz | 5.5 GHz | 5.3 GHz |
Eコア最大 ターボクロック | 4.4 GHz | 4.3 GHz | 4.0 GHz |
Intel スマートキャッシュ | 36MB | 33MB | 24MB |
解説:
RaptorLakeRefleshの発売は10/17
15%ほど価格も上がり、AMDのからの対抗製品も出ない上に性能向上幅は3%とあまり盛り上がらない発売日になりそうな予感です。
電気代や燃料代などの高騰に加えて物価高にも苦しんでいますので、価格の上昇はやむを得ないと思いますが、やはり売り上げにも影響は出るでしょう。
Raptor VS Zen4も円安の影響で日本では今一つ盛り上がりませんでしたし、最近はAMDやIntelも自作市場への製品投入があまりぱっとしません。
AMDそもそも、最新技術であるハイブリッド製品の投入はモバイルのみですし、先の予定を見てもコア数が増えるのもモバイル中心のAPUのみです。
Intelも最新技術の投入はモバイルのみのMteorLakeのみとなります。
今後は価格重視のミドルレンジ以下のモデルは下火になって一体型SoCに移行し、ハイエンドのみリテールのパーツが出るという形になっていくかもしれませんねえ。
最近のPCパーツの動向を見るとそんな印象を受けます。
Core Ultra 200Sシリーズ
ソケットLGA1851
Intel 第14世代Coreシリーズ
ソケットLGA1700
※ 末尾にFがついているモデルはGPUがありませんのでご注意ください。