AMDがデスクトップGPU「Navi-32」のデザインを偶然公開
同社はウェブサイトへのリンクを公開し、新しいグラフィックスカードの未発表のリファレンスデザインを明らかにした。
AMDは、Radeon RX 7800 XTおよびRX 7700 XTシリーズを間もなく発表する予定だ。
これは現在、同社のTwitterへの投稿によって明確に確認されている。
ウェブサイトに掲載された画像には、AMDの新カードの全体像が表示されている。
両方のSKUに採用されると思われる新しいデザインは、デュアルファンデザインを採用し、デュアル8ピン電源コネクタを誇っている。
新しいリファレンスデザインは2つの異なる画像で描かれており、1つはカードがデュアルスロットであることを示している。
間もなく開催されるGamescomイベントにおいて、AMDはこれらのNavi 32搭載モデルの完全な仕様を正式に確認する見込みだ。
しかし、すでにリークされている情報によれば、RX 7800 XTは60個のコンピュートユニットと16GBのメモリを備えた完全なNavi 32アーキテクチャを搭載し、RX 7700 XTは12GBのメモリ容量を搭載すると予測されている。
さらに、AMDは、長らくアップデートが待たれていたFSR 3とHYPR-RXテクノロジーについてもアップデートを提供すると予想されている。
解説:
AMDの公式情報、RX7800XT、RX7700XTのリファレンスモデルは2ファン、2スロットになる
長らく待たされたRX7800Xt、RX7700XTですが、ようやく発売されるようです。
搭載メモリはRX7800XTが16GB、RX7700XTが12GBなのでメモリのバス幅はそれぞれ256bitと192bitですね。
これだとnVIDIAと比較する割安感あります。
さて、以前のリーク情報だと中国の家電メーカーからPS5ProのGPUはRX7700XT相当になるとも取れるスライドが公開されていました。
参考:PS5とXboxシリーズX/S "Pro "の中間世代アップグレードは2023/24に登場 テレビメーカーTCLが予告する。
FSR3やHYPER-RRがロンチされていない中でRDNA3の実力を判断することはできないですが、現状でそろっているデータで無理やり判断してみましょう。
PS4・・・Radeon HD7870とRadeon HD7850の中間程度、1.84TFLOPS
PS4Pro・・・Radeon RX480と同程度、4.2TFLOPS
PS5・・・RX6600XTと同程度、10.2TFLOPS
Ps4/PS4Proは約2.28倍となります。
それを考えるとPS5Proは30TFLOPSくらいは行くかもしれません。
数字が大きめなのはRDNA3になってからAmpere世代のようにそれまでのGPUとは演算器の数が倍になりましたが、増えた分の演算器はゲームではあまり使われていないようだからです。
大きいのはやはりレイ・アクセラレーターの進化だと思います。
DLSS相当のFSR3に関しては現在PC向けも遅れています。
折角RDNA3からAMD版Tensorコアが搭載されているのですから、ぜひともFSR3で活用されるようになってほしいなと思います。
性能もさることながら、レイトレーシングとFSR3、この2つの点でノーマルPS5とは差を付けられると思います。
PS5Proは4K60FPSが基準になるかもしれません。
PS5がどのようなスペックになるのかは興味深いですが、PCゲーマーとしてはFSR3やROCmも気になるところです。
AMDのGPU Radeonシリーズ
Radeon 7000シリーズ
Radeon RX 6000シリーズ
※ SAPPHIREはAMD Radeon専業のメーカーであり、Radeonのリファレンス的なメーカーです。