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インテル第14世代Core Non-K「Raptor Lake Refresh」は最大5.8GHzに強化、Core i3は依然として最大4コア

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インテルRaptor Lake-Refreshのほぼ全ラインナップが200MHzの高クロックを採用

ハードウェア・リークに定評のあるchi11eddog氏が、次期インテル第14世代デスクトップCPUのさらなるスペックを確認した。

前回のリストではクロックに関する情報が不足していたが、今回のアップデートでは不足していたデータが提供され、この世代に6コアのCore i3がないことが再確認された。

最も注目すべき詳細は、第14世代Coreシリーズのほぼ全ラインナップが200MHzのクロックアップを受けるということで、例外はCore i5-14400モデルで、13400から100MHzのクロックアップとなる。

それとは別に、非KモデルはCore i9-14900シリーズで5.8GHzまでブーストされると予想され、65Wモデルとしては最高クロックとなる。以前リークされたように、

Kシリーズは6.0GHzという驚異的なブーストを誇り、他のリーク情報ではまだ確認されていないが、スペシャルエディションは6.2GHzに達するかもしれない。

https://twitter.com/g01d3nm4ng0/status/1684171721610235904?ref_src=twsrc%5Etfw

重要な変更点は、コア数が16コアから20コアにアップグレードされるSKUが1つだけあることだ。

Core i7-14700は8コアの代わりに12コアの効率的なコアに依存することになり、第13世代シリーズと比べて最も大きな改善となる。

さらに、6コアのCore i3-14100が登場するという噂は誤りであることが判明した。

更新されたリストでは、このパーツが4コアを搭載し、最大4.7GHzまでブーストされることが確認されており、アーキテクチャの変更なしにわずか200MHzのブーストが行われることが再確認された。

インテルは現在、第14世代Coreシリーズを10月に発表する見込みで、K以外のモデルは来年初めにリリースされ、CES 2024で発表される可能性がある。

噂のインテルLGA1700コア・シリーズ

第12世代第13世代第14世代
Core i9-
xx900KS
 16C/24T (8P+8E)
5.5 GHz
 24C/32T (8P+16E)
6.0 GHz
 24C/32T (8P+16E)
6.2 GHz
Core i9-
xx900K
 16C/24T (8P+8E)
5.2 GHz
 24C/32T (8P+16E)
5.8 GHz
 24C/32T (8P+16E)
6.0 GHz
Core i9-
xx900
 16C/24T (8P+8E)
5.1 GHz
 24C/32T (8P+16E)
5.6 GHz
 24C/32T (8P+16E)
5.8 GHz
Core i7-
xx700K
 12C/20T (8P+4E)
5.0 GHz
 16C/24T (8P+8E)
5.4 GHz
 20C/28T (8P+12E)
5.6 GHz
Core i7-
xx700
 12C/20T (8P+4E)
4.8 GHz
 16C/24T (8P+8E)
5.2 GHz
 20C/28T (8P+12E)
5.4 GHz
Core i5-
xx600K
 10C/16T (6P+4E)
4.9 GHz
 14C/20T (6P+8E)
5.1 GHz
 14C/20T (6P+8E)
5.3 GHz
Core i5-
xx600
 6C/12T (6P+0E)
4.8 GHz
 14C/20T (6P+8E)
5.0 GHz
 14C/20T (6P+8E)
5.2 GHz
Core i5-
xx500
 6C/12T (6P+0E)
4.6 GHz
 14C/20T (6P+8E)
4.8 GHz
 14C/20T (6P+8E)
5.0 GHz
Core i5-
xx400
 6C/12T (6P+0E)
4.4 GHz
 10C/16T (6P+4E)
4.6 GHz
 10C/16T (6P+4E)
4.7 GHz
Core i3-
xx300
 4C/8T (4P+0E)
4.4 GHz
Core i3-
xx100
 4C/8T (4P+0E)
4.1 GHz
 4C/8T (4P+0E)
4.5 GHz
 4C/8T (4P+0E)
4.7 GHz

ソース:Videocardz.com - Intel 14th Gen Core non-K “Raptor Lake Refresh” to boost up to 5.8 GHz, Core i3 still up to four cores

 

 

 

 

 

解説:

RaptorLake Refleshのスペックアップ内容

K付モデルだけではなく、無印モデルのスペックアップ内容も明らかになりました。

  • Core i9・・・ブースト200MHzアップ
  • Core i7・・・Eコア4コア増量+ブースト200MHzアップ
  • Core i5・・・ブースト200MHzアップ
  • Core i3・・・ブースト200MHzアップ

14400無印だけ何故かブースト100MHzのアップにとどまるようですが、全体的にみると上のようになります。

一番得なのはEコアが増量されるCore i7ですが、マルチスレッド性能をフルに使われている方がどのくらいいるのかを考えると第13世代からわざわざ買い替えてアップグレードするほどの魅力は無いかなと思います。

今世代のアップグレードは性能向上幅はわずかであり、単にラベルを付け替えただけという印象です。

大幅に値下げするならともかく、わざわざモデルチェンジする必要が無かったのではないかと思います。

Meteor Lakeの恩恵を受けるノートPCとは対照的に静かで大人しいパワーアップにとどまるようです。

AMDも今世代は既にX3Dモデルを出してしまっているため、アップグレードする内容があるとは思えず、今年のクリスマス商戦は大人しい内容になりそうです。

残念です。

 

 

 

Core Ultra 200Sシリーズ

ソケットLGA1851

Core Ultra 285K

 

Intel 第14世代Coreシリーズ

ソケットLGA1700

 

※ 末尾にFがついているモデルはGPUがありませんのでご注意ください。

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