更新:2019-3-3
概要
League of LegendはMOBAと呼ばれるネットの2D対戦ゲームです。
世界中でサービスされており、爆発的と言ってよいヒットになっています。
esportsの種目としても人気があります。
以前のネットゲームナンバー1はBlizzardのWorld of Warcraft(WoW)でしたが、ポストWoWとなったのはBlizzardのゲームではなく、このLeague of Legendでした。
※ 開発・発売はRiat Gamesです。
全世界で一億人以上がプレイしていると言われています。
世界では2009年にサービス開始されましたが、日本でサービス開始されたのが2016年になりますので、日本においては準新作という扱いでよいのではないかと思います。
日本でもサービスインしてからのプレイ人数が10万人に達しているといわれており、かなりの人気を博しています。
必要環境と推奨環境
必要環境 | 推奨環境 | |
CPU | 2.0GHz | 3.0GHz |
メモリ | 1GB(Vista以降は2GB) | 2GB(Vista以降は4GB) |
HDD空き容量 | 8GB | 12GB |
GPU | ShaderVersion2.0対応 | nVidia Geforce 8600GT AMD Radeon HD2600以上 |
解像度 | 最大1920X1080 | 記載なし |
DirectX | DirectX9.0以上 | DirectX9.0以上 |
OS | WindowsXP(SP2/3のみ)/Vista/7/8.1/10 | 最新のサービスパックをインストールしたWindowsXP/Vista/7/8.1/10 |
.NET FrameWork | 記載なし | 最新版 |
Adobe Air | 記載なし | 最新版 |
詳しい方でも必要環境/推奨環境を見ても意味が解らない人がいると思いますので解説すると、ShaderVersion2.0対応のGPUというのはDirectX9.0対応のGPUとほぼ同じ意味です。
OSはWindowsXP/Vistaというすでにサポートの切れたOSも入っていますが、必要環境と推奨環境の表記が更新されていないのでしょう。
メモリは2GBでも動くということですので、8GBもあればお釣りが来るでしょう。
概ね発売された2009年前後のPCで普通にプレイできるようなスペックになっています。
よって、現在の最新マシンならば一番下位のゲーミングPCでも余裕で動きます。
しかし、せっかくゲーミングPCを検討しているのですから、一番下位のモデルのほかに余裕があれば、最新のゲームでもほとんどのゲームを普通にプレイできるGTX1060を搭載したモデルを購入しておきたいところです。
低スペックマシンでも十分に楽しめるゲームですが、ゲームの面白さは使われている技術によらないということを証明しているよい例でしょう。
このスペックであれば普通のPCでも十分に動きますし、推奨する必要もないのかもしれませんが、ゲーム性・競技性が高く、現在のPCゲーム界においては絶対に無視できないゲームですので、当サイトでも推奨PCを出しておきます。
競技性の高いゲームですので、ゲーマーを自認するのであれば負けたときの言い訳(?)にマシンスペックを引き合いに出さなくていいように余裕のあるスペックでプレイしたいところです。
League of LegendのFPS計測
League of Legendに必要なスペックを探るためにFPSを計測してみました。
League of Legendの最高設定はFullHDです。
計測方法はオプションを最高にして、「トレーニング」の「チュートリアル」で自分以外の敵味方すべてAIでプレイし、任意の180秒間のフレームを計測しています。
「下位5%平均」は最低フレームレートだと考えてもらって差し支えありません。
平均 | 下位5%平均 | |
UHD630 | 122.39 | 107.08 |
GTX1060 | 348.85 | 293.40 |
GTX1660Ti | 351.95 | 280.60 |
RTX2070 | 350.15 | 268.40 |
RTX2080 | 349.17 | 288.13 |
RTX2080Ti | 339.82 | 279.80 |
League of Legendの平均FPSと下位5%平均のFPSは上の表のようになっている。
快適さには全く関係ないが、RTX2070が一番値が高くなっており、GTX1060は比較的フレームのバラツキが小さい印象だ。
意外に感じる方も多いと思うが、RTX2000シリーズは現時点ではドライバが未成熟なのかもしれない。
もしくは、ゲーム展開により、よりフレームレートが落ち込む状況だったのかもしれない。
ただし、単体GPUの場合、フレームレートが落ち込む状況であっても250FPSを下回ることはなかったので、240Hzのゲーミングディスプレイを使用してもコマ落ちしていると感じる人はまずいないだろう。
「快適さには全く関係ない」というのはそういう意味だ。
さて、結果を見てもわかるとおり、League of Legendのみをプレイするだけならば、内臓GPUのUHD630でも十分だ。
144FPSとか240FPSを出しても快適さやゲーム性にはには全く関係ないので、60FPS以上は出してもあまり意味がない。
最新型ならノートPCでも十分快適にプレイ可能だろう。
もともと2009年のゲームである上に環境によって見える範囲が広がって有利不利が出ないように解像度は最高FullHDとなっている。
最近の大型ゲームとは比較するまでもなく動作としては非常に軽いレベルだ。
単体GPUならGTX1660Tiでも十分快適にプレイできるだろう。
League of Legendをプレイするだけならばこんなに高性能なGPUは必要ないが、他のゲームをプレイするらならば最低限度このくらいはあった方がいいだろう。
対戦の場合、ゲームの準備が始まるのに待ち時間が発生し、CPUやHDDかSSDかでかなりの差が出そうな感じだったが、結局は一番遅いスペックの人を待つことになるので、あまり神経質になる必要はないだろう。
ただし、気の弱い方は胃が痛くなるかもしれないので(笑、できる限りよいCPUを使い、SSDを入れるようにした方がよいだろう。
参考までに付け加えておくと当サイトのテストマシン[Core i9-9900K・NVMe SSD・メモリ32GB]では、準備が終わる時間は対戦メンバー中、どのGPUの場合でもほぼ最速だった。
できる限りよいPCを使った方がいいことだけは間違いないだろう。
当サイトLeague of Legend推奨PC
BlackOnyx GTX1660SUPER
- CPU Core i5 9400F
- GPU Geforce GTX1660SUPER
- メモリ 16GB
- NVMe SSD500GB HDD 2TB
nVidia RTX4000SUPER nVidia RTX4000 nVidia RTX3000シリーズGPU RTX3060 12GB GDDR6 RTX3050 6GB