更新:2019-5-25
概要
FF14はスクエアエニックスの看板MMOタイトルです。
どちらかというと国産MMOの看板タイトルと言ったほうが良いかもしれません。
MMORPGが下火の現在において、安定したサービスを行っている数少ない大型タイトルであり、長期間サービスを望めるゲームとして貴重な存在です。
私も経験がありますが、自分がプレイしているMMOがサービス停止してしまうことほど悲しいことはありません。
現在ではSteamでも販売され、日本のみならず海外でも広くプレイされています。
FF14は現在、Steam版と公式サイトから購入できるWindows版の二種類があります。
Steam版とWindows版には互換性がありませんので注意してください。
例:Windows版の本体にSteam版の「紅蓮のリベレーター」アップデートパックは適用できません。
Windows版を買った場合は大型アップデートパックは必ずWindows版を購入してください。Steam版の場合も同様です。
Steamがグローバル展開しているため、日本でも販売しているようですが、公式サイトでは日本ではあまり積極的にSteam版をPRしてないようです。
これから始められる方は、Steamに慣れている方はSteamで、そうでない方は公式からWindows版を購入する方がよいでしょう。
FF14ヒストリー(歴史)
2010年9月30日 正式サービス開始
2013年8月27日 新生エオルゼアサービス開始
2015年6月23日 蒼天のイシュガルドサービス開始
2017年6月20日 紅蓮のリベレーターサービス開始
2019年7月2日 漆黒のヴィランズ サービス予定
上を見てわかる通り、2年に一度大型アップデートを行っています。
紅蓮のリベレーターで必要スペック・推奨スペックとも大きく引き上げられました。
大型アップデート漆黒のヴィランズがサービス開始予定です。
なお、現在では、アカウントを作成して無料でテストプレイして、のちに製品版を購入して正式にプレイを始めることもできます。
このフリートライアルでは
・レベル上限35
・受けられるクエストのレベルも35まで
という制限がありますが、プレイしてから製品を買うかどうか決められますので、迷っている方はとりあえず始めてみてはどうでしょうか?
フリートライアルはSteam版とWindows版、両方あります。
もちろんフリートライアルでプレイしたアカウントはそのまま製品版に引き継ぐことができます。
漆黒のヴィランズについて
2019年7月2日にサービス予定の漆黒のヴィランズについてです。
トレーラー
オンラインコード通常版
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オンラインコード限定版
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パッケージ通常版
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パッケージ限定版
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FF14 漆黒のヴィランズの動作環境
必要動作環境 | 推奨動作環境 | |
OS | Windows® 7 64 bit, Windows® 8.1 64 bit, Windows® 10 64 bit | Windows® 7 64 bit, Windows® 8.1 64 bit, Windows® 10 64 bit |
CPU | Intel® Core™i5 2.4GHz 以上 | Intel® Core™i7 3GHz 以上 |
メインメモリ | 4GB以上 | 8GB以上 |
ハードディスク/SSD空き容量 | 60GB以上 | 60GB以上 |
グラフィックカード | NVIDIA® Geforce® GTX750以上 AMD Radeon™ R7 260X 以上 | NVIDIA® Geforce® GTX970 以上 AMD Radeon™ RX 480 以上 |
画面解像度 | 1280x720 | 1920x1080 |
インターネット | ブロードバンド接続 | ブロードバンド接続 |
通信ポート | ルーターを利用している場合は、下記の番号でパケットが通過できるようポートの設定を行ってください。 [使用する可能性があるポート番号] TCP:80, 443, 54992~54994, 55006~55007, 55021~55040 | ルーターを利用している場合は、下記の番号でパケットが通過できるようポートの設定を行ってください。 [使用する可能性があるポート番号] TCP:80, 443, 54992~54994, 55006~55007, 55021~55040 |
サウンドカード | DirectSound® 対応サウンドカード | DirectSound® 対応サウンドカード |
DirectX® | DirectX® 11 | DirectX® 11 |
「漆黒のヴィランズ」から「32bitOS」と「DirectX9」がサポートされなくなったので注意しよう。
※ ただし、プレイ自体は可能なようです。詳しくはこちらのページを確認してください。
この機会にギリギリの環境でプレイしていた人はPCを新調して「漆黒のヴィランズ」に備えよう。
FF14ベンチマークテスト
FF14に限らずネットワークを使ったゲームはネット環境にも快適さが大きく左右されるため、ハードウェアの純粋な必要スペックがわかりにくく、FF14を快適にプレイするための性能を測定し数字で表す専用のベンチマークテストが用意されています。
公式サイトからダウンロードできますので、お手持ちのPCで快適なプレイが可能かどうか無料でテストすることができます。
「FF14をこれから始める」という方は一度は試してみることをお勧めします。
FF14ベンチマークテストの簡易設定
動作の重さ | 画質 | |
最高品質 | ☆☆☆☆☆ | ☆☆☆☆☆ |
高品質(デスクトップPC) | ☆☆☆☆ | ☆☆☆☆ |
高品質(ノートPC) | ☆☆☆ | ☆☆☆ |
標準品質(デスクトップPC) | ☆☆ | ☆☆ |
標準品質(ノートPC) | ☆ | ☆ |
上の5種類があります。一番上の最高品質が一番良い画質ですが、動作が重くなり、下になるにつれて画質が下がっていき、動作が軽くなります。
標準品質(ノートPC)が一番画質が下で動作が軽くなります。
ベンチマークテストの評価
7000~ 非常に快適 | 非常に快適に動作すると思われます。お好みのグラフィック設定でお楽しみください。 |
---|---|
5000~6999 とても快適 | とても快適な動作が見込めます。グラフィック設定をより高品質にしても、とても快適に動作すると思われます。 |
3500~4999 快適 | 快適な動作が見込めます。グラフィック設定をより高品質にしても快適に動作すると思われます。 |
2500~3499 やや快適 | 標準的な動作が見込めます。余裕があればグラフィック設定の調整をお勧めします。 |
2000~2499 普通 | 標準的な動作が見込めます。 |
1500~1999 設定変更を推奨 | ゲームプレイは可能ですが、処理負荷によっては動作が重くなりますので、その場合はグラフィック設定の調整をお勧めいたします。 |
1000~1499 設定変更が必要 | ゲームプレイは可能ですが、全体的に動作が重く感じられます。グラフィック設定の調整が必要で、調整により改善される可能性があります。 |
1000未満 動作困難 | 動作に必要な性能を満たしていません。 |
ベンチマークテストの結果
標準(デスクトップ)
FullHD(1920X1080)
スコア | 平均FPS | 最低FPS | |
GTX1660Ti | 22,212 | 176.60 | 58.00 |
RTX2070 | 24,358 | 207.95 | 73.00 |
RTX2080 | 24,701 | 213.34 | 73.00 |
RTX2080Ti | 25,146 | 219.10 | 74.00 |
WQHD(2560X1440)
スコア | 平均FPS | 最低FPS | |
GTX1660Ti | 19,585 | 138.83 | 36.00 |
RTX2070 | 21,353 | 163.83 | 49.00 |
RTX2080 | 22,199 | 175.71 | 70.00 |
RTX2080Ti | 23,721 | 199.49 | 73.00 |
4K(3840X2160)
スコア | 平均FPS | 最低FPS | |
GTX1660Ti | 12,134 | 81.08 | 16.00 |
RTX2070 | 17,123 | 113.82 | 23.00 |
RTX2080 | 18,491 | 124.86 | 29.00 |
RTX2080Ti | 19,860 | 141.38 | 39.00 |
最高
FullHD(1920X1080)
スコア | 平均FPS | 最低FPS | |
GTX1660Ti | 16,494 | 110.91 | 44.00 |
RTX2070 | 19,500 | 138.72 | 66.00 |
RTX2080 | 20,249 | 149.88 | 70.00 |
RTX2080Ti | 21,361 | 168.48 | 71.00 |
WQHD(2560X1440)
スコア | 平均FPS | 最低FPS | |
GTX1660Ti | 10,581 | 70.86 | 26.00 |
RTX2070 | 15,198 | 101.40 | 42.00 |
RTX2080 | 17,413 | 117.42 | 51.00 |
RTX2080Ti | 19,196 | 134.80 | 62.00 |
4K(3840X2160)
スコア | 平均FPS | 最低FPS | |
GTX1660Ti | 5,090 | 34.04 | 12.00 |
RTX2070 | 7,540 | 50.49 | 17.00 |
RTX2080 | 9,082 | 60.98 | 23.00 |
RTX2080Ti | 11,619 | 77.54 | 30.00 |
参考:内蔵GPUでプレイするとどうなる?
内蔵GPUのUHD630でベンチマークテストを実行してみた。
標準(デスクトップ) | スコア | 平均FPS | 最低FPS |
HQ | 6,924 | 47.15 | 7.00 |
FullHD | 3,427 | 22.81 | 3.00 |
最高 | スコア | 平均FPS | 最低FPS |
HQ | 2,780 | 18.49 | 5.00 |
FullHD | 1,364 | 8.52 | 2.00 |
※ 解像度はHQ(1280X720)とFullHD(1920X1080)としています。
参考:Radeon RX470でベンチマークテストを実行してみた。
標準(デスクトップ) | スコア | 平均FPS | 最低FPS |
FullHD | 18,131 | 125.05 | 24.00 |
WQHD | 12,958 | 87.33 | 15.00 |
4K | 6,406 | 43.13 | 7.00 |
最高 | スコア | 平均FPS | 最低FPS |
FullHD | 9,617 | 65.00 | 21.00 |
WQHD | 6,197 | 41.72 | 11.00 |
4K | 3,022 | 19.89 | 5.00 |
個人持ちのRX470でもベンチマークを実行してみました。
解説
上がFF14漆黒のヴィランズのベンチマークスコアと平均FPSだ。
紅蓮のリベレーターと比較すると若干下がっているが計測時のドライバのバージョンが違っていることも含めて、誤差レベルと言ってもよいだろう。
スコアは25,000を超えるあたりから性能が反映されなくなっていくため、何かのボトルネックが存在する可能性が大だ。
実用上はスコア13,000程度で平均90FPS程度となり、目で見てわかる差はなくなっていくだろう。
公式では7,000以上が「非常に快適」とされており、これは平均FPSが45程度だろう。
人間の目では通常45FPSあたりから60FPSとの差がわからなくなっていくとされており、非常に論理的に正しい評価だと思われる。
もちろん個人差はあり、FPSゲーマーなど敏感な人たちには60FPSに達してなければ違和感として映るだろう。
しかし、本来MMOはそれほど動きの滑らかさを重視するタイプのゲームではない。
60FPSのモニターを使っているならば12,000程度が事実上の最高スコアと考えていいだろう。
ただし、MMOは人が多くなればどんなに高性能なPCでもFPSはある程度落ちるため、その点は注意しておきたいところだ。
さらに注意しておくと、実環境で測定しても回線状況という本来PCのスペックとは関係のない要素が入ってしまうため、PCの能力が足りているかいないかを測るならばメーカーが用意してくれているベンチマークが一番物差しとしては適切だろう。
この辺は勘違いしない方がいい。
4K環境での推奨はRTX2080Tiで、4Kの最高画質を選んでも不満を感じることはほぼなくなるといってもいい。
FF14に命を懸けている人はRTX2080Tiはマストバイだ。
逆にFullHDの最高画質ならばGTX1660Tiでも十分といえる。
FF14漆黒のヴィランズはSLiやCorssFireにも対応しているとされる。
当サイトFF14推奨PC
FullHD
BlackOnyx GTX1660SUPER
今となっては普通の重さのゲームとなってしまったFF14をFullHD・60FPS環境で快適にプレイしたいならばGTX1660Tiがよいだろう。
4K
BlackOnyx RTX2080Ti
4Kで快適にプレイしたい完全主義者の人はRTX2080Tiが必須といえる。ここまでこだわるならばFF14に命を懸けている人だと思うので、おかしな妥協は後悔を生む。
nVidia RTX4000SUPER nVidia RTX4000 nVidia RTX3000シリーズGPU RTX3060 12GB GDDR6 RTX3050 6GB