ハロックがインテルに入社、クライアントAIに取り組む
インテルは、業界で最も著名な人物の一人であるロバート・ハロックを迎え入れた。
AMDのテクニカル・マーケティング・マネージャーだったロバート・ハロックは、インテルのテクニカル・マーケティング担当シニア・ディレクターに就任した。
彼はRyzen発売の立役者として広く知られており、複雑なコンセプトをファンのためにわかりやすい言葉に分解する能力で知られている。
彼の説明は、AMDが明らかにしなかったり公式に発表しなかったようなトピックに光を当てることが多い。
新しい役職では、ハロックはインテルの最新のコンシューマー向けプロセッサーを通じて人工知能の可能性を活用することに注意を向けることになる。
この動きは、インテルがMeteor Lake CPUと呼ばれるAIアクセラレーションを搭載した初のクライアント・プロセッサー・ラインを発表する寸前という極めて重要なタイミングで行われる。
PCコンシューマー向けハードウェアの領域でAIが急速に進化していることを考えると、ハロックがインテルのチームに加わることで、この技術をめぐる説明がより明確になることが期待される。
インテルは最近、業界エキスパートを採用する傾向にあり、NVIDIAのトム・ピーターセン氏やPC Perspectiveのライアン・シュラウト氏といった有名な名前が含まれている。
ソース:Videocardz.com - Intel hires Robert Hallock as Senior Director of Technical Marketing
解説:
このハゲたオジサンは何者かと言うAMDでRyzenのマーケティングを担当した人です。
Intelが引き抜いてクライアントAIのディレクターに就任したそうです。
「自分でできないなら、出来る奴を引っ張ってくればいい」を地で言っています。
昔、「自社のFabでできないなら、TSMCを使えばよい。AMDが使う分も全部押えたら嫌がらせにもなる」と書いたらその通りになったので怖くなってそう言うことを書くのをやめました。(苦笑。
偶然だと思いますが、これを見るとやはり偶然だったようですね(苦笑。
Raja氏や、ジム・ケラー氏、XeSSのためのnVIDIAの研究員もそうですが、もうIntelは人を引き抜きまくりですね。
まさに仁義なき戦いといった様相です。
さて、ここまですると言うことはAMDのAIEのような大人しいマーケティングではなく、IntelのVPUはかなり激しくアピールしてくるのではないかと思います。
CPUに搭載するAIハードウェアアクセラレーターとはどんな使われ方をするものなのか?何をアピールしてくるのか注目です。
一説によるとWindows12にもAIを使った何かが搭載されるようですので、VPUやAIEが搭載されていると何かが変わるのかもしれません。
第14世代intelCore i5/7/9シリーズ
※ 末尾にFがついているモデルはGPUがありませんのでご注意ください。