どうやら、ロシアの小売WebサイトでGeForce GTX 1660 Tiグラフィックスカードの最初のリストが見つけられたようです。
MSIとPalitのGeForce GTX 1660 Tiモデルはロシアの小売業者によってリストされています。
Gaming Proはデュアルファンソリューションですが、GTX 1660 Ti Storm XとStorm X OCはシングルファングラフィックスカードです。
私たちは実際に両方の写真を持っていますが、非常に低品質です(何もないよりもマシだという程度です):
モデル名 | GeForce GTX 1660 | GeForce GTX 1660 Ti | GeForce RTX 2060 |
製造プロセス/チップ型番 | 12nm FF TU116 | 12nm FF TU116 | 12nm FF TU106 |
CUDAコア数 | 1,280 | 1,536 | 1,920 |
メモリ種類/容量 | 6GB/3GB GDDR5 | 6GB GDDR6 | 6GB GDDR6 |
メモリバス幅 | 192-bit | 192-bit | 192-bit |
小売価格 | 229 USD | 279 USD | 349 USD |
発売日 | 3月上旬 | 2月15日(予想) | 1月7日 |
MSI GAMING XとARMOR OCもわずかに高いクロックを明らかにしている(1536 MHz対1500 MHz 'base')。
※ 当サイトがチェックした時点ではMSI GTX 1660 Ti GAMING Xはキャッシュにも存在しませんでした。
GTX 1660 Ti Storm X OCのブーストクロックは1815 MHzで、これはリファレンススペックよりも45 MHz高い(この情報はどの小売業者にも掲載されていません)。
両方のカードは約400ドルで記載されています。
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その他の小売りショップ
ソース:mictor
記事全体のソース:videocardz.com - NVIDIA GeForce GTX 1660 Ti listed by retailers
解説:
GTX1660/Tiに関する続報が出ました。
またしてもロシアの小売り業者のWEBショップにリストされたようです。
スペックには微妙な表記の違いがあり、ベースクロックが1536と1500の2種類があるようですね。
まあ、1536の方は元のベースクロック1500がCUDAコア数に近いので勘違いして書いたものだと思います。
排熱に余裕があればOCするという仕様上、現代のGPUのクロック表記はあんまり意味がないですが、最高速度がどのくらい出るかの目安になるブーストクロックならともかく、ベースクロックの表記はほとんど意味がないですので、ここを少しばかり上げても仕方無いと思います。
実際にベースクロックもOCされている可能性はありますので断言はできないです。
その他、MSIのArmorはメモリがGDDR5になっています。
ここは書き間違いというのはあまり考えられないので、GTX1660TiはGDDR6版とGDDR5版の2つのバージョンが存在する可能性が高いということは言えると思います。
メモリのクロックで速度差が出ないように調整するのか、価格を変えるのかはわかりませんが、GDDR6/5両方存在するとすれば今回のGeforceのミドルレンジ帯はかなり種類が多いです。
一応、ソースは出してありますので、気になる方はご自分の目で確認してください。
ソースはWEBキャッシュなので消えてしまう可能性がありますから、その旨ご了承ください。
2月15日に発売とのことですが、約1週間前になってもnVidiaから音沙汰がありません。
やはりRTXやDLSSが搭載されていないモデルであまり力が入ってないからなのか、それとも発売日が2月15日ではないからなのかはわかりませんが、そろそろ公式に告知があってもよいと思います。
待てる方はNaviが出てからの方がよいと思いますが、RTX2070からRTX2060はかなりコストパフォーマンスがよくなっていますので、RTXやDLSSが必要ないという方はこのGTX1660TiはTuring世代のGPUとしてはお得だと思います。
個人的にはCUDAコア数がGTX1060と同じという無印のGTX1660はちょっとどうなのかと思います。
ここで、現時点でのPascalとTuringの価格帯を表にしてみました。
Pascal | Turing | |
15,000-20,000 | GTX1050/Ti | |
27,000-33,000 | GTX1060 3GB/6GB | GTX1650(予想) |
36,000-45,000 | GTX1660/Ti(予想) | |
45,000-56,000 | GTX1070 | RTX2060 |
55,000-70,000 | GTX1070Ti | RTX2070(70,000円程度) |
70,000-90,000 | GTX1080 | RTX2070OC |
100,000-120,000 | GTX1080Ti | RTX2080 |
180,000前後 | RTX2080Ti |
注意点:
現時点で発売されていないモデルは私の予想になります。
また、価格帯は絶対ではなく、特売やモデルによっては価格帯からはみ出ている物もあります。
イメージを把握しやすいようにおおよそです。
この表を見ると一目瞭然ですが、RTX2080Tiが1モデル分上の扱いになっていることがよくわかるんじゃないかと思います。
これを見るとnVidiaのCEOが「ムーアの法則は終わった」(=シリコンボーナスは終わった)という発言の意味がよく理解できるのではないでしょうか。
ここからのは私の予想、根拠0のあてずっぽうです。
このまま考えるとGTX1050/TiはNaviが出るまで現在の価格で生き残るんじゃないかと思います。
Naviが今までの情報通りのスペック・価格で発売されるとするとGTX1660/Tiの以下の価格に大変動が起きて、GTX1650の価格がワンランク落ちてGTX1050/Tiは消滅するんじゃないかと思います。
また、GTX1180としてリーク情報に上がったGPUはGTX1680としてNaviの最上位とマッチアップしてくると思います。
もちろん完全なわたくしの予想です。
こんなことを書いたら外す可能性が高いので書かない方がよいと自分でも思いますが、GTX1680はズバリTU106のRTコア、Tensorコア無効化版と予測します。
nVidia RTX4000SUPER nVidia RTX4000 nVidia RTX3000シリーズGPU RTX3060 12GB GDDR6 RTX3050 6GB