カスタムRadeon RX 9070 XTカードは、3.1GHzよりもさらに高い周波数に達し、300Wを超える消費電力が期待されている。
AMDのRadeon RX 9070 XT GPUは、TBPが最高330Wに達する優れたオーバークロック能力を搭載するとの噂
さらなるリーク情報により、Radeon RX 9070 XT GPUがより消費電力の高いカードになることが確認されつつあるが、我々が思っているよりも強力かもしれない。
コアの仕様に変更はないようだが、カードはAIBエディションでデフォルトのクロックと消費電力を超えることができる。
リーカー 「zhangzhonghao 」の最新情報(via @9550proより)によると、AMD Radeon RX 9070 XTのリファレンス版のブーストクロックは3.0~3.1GHzになるという。
AIBは、TBPの増加も可能であるため、この数字を上回ることが予想される。
同氏によれば、AMDのボード・パートナーによるカスタムRX 9070 XTエディションは、リファレンス・エディションより70W高い最大330WのTBPをもたらすことができるという。
リファレンス・エディションはすでにRTX 4070 Tiとスーパー・エディションの消費電力に近かったが、330WとなるとRTX 5070 Ti GPUのTBPを超えそうだ。
ただし、リークが本当なら性能はRTX 4070 GPUより良さそうだ。
このリーカーによると、RX 9070 XTは一部のゲームタイトルではRTX 4080にかなり近く、5%以内の差だという。
これは、初期のテストでRX 7900 GREよりわずかに優れたパフォーマンスを示したTime Spyのスコアよりはるかに優れている。
というのも、RTX 4080に対してテストされたゲームは不明で、それを証明するスクリーンショットやグラフもないからだ。
リーク者の信頼性に基づけば、それは実現する可能性があり、特にカードの噂価格である$600-$649では魅力的な選択肢となるだろう。
RX 9070 XTは、256ビットバスに16GB GDDR6 VRAMを搭載し、Navi 48 GPUダイをフル装備した、RDNA 4アーキテクチャに基づくフラッグシップ・エディションと思われる。同じGPUを使用するGPUはもっとあるだろうが、カットダウンされたNavi 48 GPUは低価格になるだろう。
そして、Navi 44があり、低価格帯のバジェットカードと一部のミッドレンジの下位カードに搭載される。
2025年のCESでの正式発表までには、さらに多くの発表が予定されている。
解説:
RX 9070 XTの性能はRTX4080に近くなる?
ただし、TBPは330Wとなり、RTX5070Tiを超えることになりそうです。
分かりやすく書くと、モノリシックダイでミドルレンジ用として作られたチップをミドルハイに押し上げるためにギリギリまでファクトリーOCして出荷するイメージですね。
RX 9070 XTは3584SPといわれていますのでこれはRX7700XTより下になります。
アーキテクチャーの進化とクロックで性能を押し上げていくということになるのでしょう。
この辺り、かなり苦しい感じですね。
爆熱とまではいきませんが、エアフローには気を付けたほうが良いでしょう。
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※ SAPPHIREはAMD Radeon専業のメーカーであり、Radeonのリファレンス的なメーカーです。