消費電力を抑えたGeForce RTX 4080/4070
NVIDIA RTX 40のスペックを2人のハードウェアリーカーが報告。
Kopite7kimi氏によると、RTX 4080と4070のスペックが再び変更されたが、今回のアップデートは電源要件のみである。
以前報告されたRTX 4080の420WとRTX 4070の300Wの合計ボードパワーは、それぞれ320Wと285Wに引き下げられたと思われる。
この値はTDPではなく、より高い総基板電力制限値であることに注意してください。TDPのスペックはまだ言及されていない。
We can expect RTX 4080 with 320W and RTX 4070 with 285W.
— kopite7kimi (@kopite7kimi) August 9, 2022
また、@KittyYukko氏(KittyCorgiとして覚えている人もいるかもしれません)からは、PG139ボードをベースにしたモデル、340というSKUを認識しているとの情報があります。
このモデルは、14848個のCUDAコアと20GBのGDDR6Xメモリを搭載し、RTX 4090とRTX 4080の中間的なスペックになる。
PG139-SKU340
AD102-250
14848FP32/116SM
320-bit/21Gbps 20GB— Elysian Realm (@KittyYYuko) August 9, 2022
このリークにはSKU名がついていないため、ゲーミングRTXカードからワークステーション用SKUまで、あらゆる可能性がある。
実際、ここ数週間のスペックのローテーションを見る限り、このようなモデルがリリースされる保証はない。
しかし、このようなスペックは、来年発売されるかもしれないRTX 4080 TiのSKUにぴったりだと言う人もいるかもしれない。
20GBのゲーミングカードというコンセプトは、NVIDIAにとって必ずしも新しいものではないことに言及しておく必要があります。
このようなモデルは、同社が10GBバージョンと後に12GB SKUを発売する前に、RTX 3080用に計画されていました。
現在、NVIDIAは新しいRTX 4000シリーズを10月に発売すると予想されているが、これまでのところボードパートナーは具体的な日付を把握していない。
噂される NVIDIA GeForce RTX 4000シリーズのスペック
GeForce RTX 4090 | GeForce RTX 4080 Ti? | GeForce RTX 4080 | GeForce RTX 4070 | |
アーキテクチャー | Ada Lovelace (TSMC N4) | Ada Lovelace (TSMC N4) | Ada Lovelace (TSMC N4) | Ada Lovelace (TSMC N4) |
GPU | AD102-300 | AD102-250 | AD103-300 | AD104-400 (?) |
ボード ナンバー | PG139-SKU330 | PG139-SKU340 | PG136/139-SKU360 | PG141-SKU331 |
SM数 | 128 | 112 | 76 | 60 |
CUDAコア数 | 16384 | 14848 | 9728 | 7680 |
ベース クロック | 2235 MHz | 不明 | 不明 | 不明 |
ブースト クロック | 2520 MHz | 不明 | 不明 | 不明 |
メモリ容量 ・種類 | 24 GB G6X | 20 GB G6X | 16 GB G6X | 12GB G6X |
メモリバス幅 | 384-bit | 320-bit | 256-bit | 192-bit |
メモリ速度 | 21 Gbps | 21 Gbps | 21 Gbps | 21 Gbps |
メモリ帯域幅 | 1008 GB/s | 840 GB/s | 676 GB/s | 504 GB/s |
TGP | ~450W | 不明 | 420W→ 320W | 300W→ 285W |
3DMark TimeSpy Extremeスコア | ~19,000 | 不明 | ~15,000 | ~11,000 |
発売時期 | 2022/10 | 不明 | 不明 | 不明 |
解説:
以前の記事で私が言及したAD102を使用し、320bitバス幅、メモリ20GBのモデルの噂が流れてきました。
nVidiaは160bit/320bitバス幅のモデルを良く投入していましたので、ずっとラインナップを見ていた方なら当然思い浮かぶ仕様ですが、現実のものになるかもしれません。
CUDAコア有効率は80.6%のコア数14848とギリギリ8割を切らないあたりが現実味を感じさせます。
価格は15万円くらいだとかなりお得なモデルと言う感じですが、実際には難しいでしょうね。
安くなっても20万円程度だと思います。
こういったモデルがないとAD102はほとんど数が出ないということになると思います。
RTX4080も消費電力が下がり、420Wから320Wへ、RTX4070も300Wから285Wに下がりました。
RTX4070の-15Wはまだ理解できますが、RTX4080の-100Wはちょっと理解不能なレベルです。
クロックを当初からかなり落としたんですかね。
だとすると、AIBのファクトリーOCモデルでは420Wくらい行く可能性は依然として残っているということになります。
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