自作PCユーザーがゲーム用PCの解説をします

自作ユーザーが解説するゲーミングPCガイド

NetflixはE3にパネルを主催し、ゲームに関するニュースを流す予定です。

更新日:

Netflixは、ゲームへの進出を進めてきましたが、今年のE3にはパネルを主催し、いくつかのゲームの発表を行う予定だ。

そしてそれは非常に良いスタートを切っており、E3のTwitterアカウントとのチャットを通じて発表を行うことで、従来のE3のぎこちなさを解消します。

ブランドは、彼らは黙っているのだろうか? いいえ

このちょっとした宣伝が明らかになったのは、Netflixが「お気に入りの番組を活気づける:Netflixのオリジナルコンテンツをビデオゲームに発展させる」というパネルを運営するということです。

それは非常に長大です。

新しいStranger Thingsゲームに関する発表を含む、ゲームのニュースもあります。

残りは、Netflixはセーブしています。

そのため、E3でNetflixの番組にインスパイアされたゲームがいくつか見られるかもしれませんが、インタラクティブストリーミングの野心についてより多くの発表があっても驚かないでしょう。

Bandersnatch、Minecraft:Story Mode、そしてBear Gryllsの間で、Netflixはインタラクティブショーの素晴らしい小さなライブラリを構築しています。

ソース:PC Gamer – Netflix will be at E3 to host a panel and spill some gaming news

解説:

ついに日本の成功体験が通用しない時代がやってくる

結構前の話題ですが、「クラウドゲーミング」というゲームの未来を占う上で外せない話題だと思いますので、一応出しておきます。

ネットの動画配信プロバイダNetflixが世界最大のコンピューターゲーム関連の見本市であるE3でNetflixオリジナルコンテンツのゲーム化に関する発表を行うということのようです。

Netflixの方向性はGoogleのSTADIAのような既存のゲームから移行するプラットフォームではなく、あくまでも自社のコンテンツをゲームにして配信していくという方向性のようです。

動画に選択肢を挟むような簡単なものなのか、それともフルポリゴンでBioshazardシリーズのように従来のゲームと変わらないレベルのものになるのかはよくわかりませんが、方式としては完全にSTADIAと同じになると思います。

版権物の映画や動画コンテンツをゲームに展開するというのはわたくしの世代にとっては地雷ゲームの代名詞だったので正直あまり良いイメージは無いです。

Netflixがゲーム制作の人材を集めているって話は合ったのかもしれませんが、私は今まで聞いてなかったので、既存のゲームを超えるエンターテイメント性が出せるのかどうか正直よくわかりません。

配信という点に関して言えば、NetflixはGoogleよりは慣れており、これをどんなふうにゲームに生かすのか注目が集まるところです。

これも今まで触れてなかったので、この機会に書いておきますが、こうしたクラウドゲーミングの強みは、自社のコンテンツを購入する層の反応をリアルタイムで見てビッグデータとして集積し、分析して、未来のゲーム制作や続編のコンテンツ、または反応を取ったコンテンツの改良そのものに生かすことが出来ることです。

おそらく、AIを活用することにより、ユーザーがどんな不満を持ったのか、ユーザーが何を志向しているのかを正確に分析することが出来るでしょう。

そこでうまくPDCAサイクルを回す能力さえあれば、従来のゲームとは一線を画したエンターテイメント性を出すことが出来るかもしれません。

これはSTAIDAにも同様のことが言えます。

ソニーとマイクロソフトが提携をしたのもこうした未来的なビジネスモデルの前には自社のビジネスモデルがすでに通用しないことを半ば悟っているからであり、このビッグデータを活用したオリジナルコンテンツのゲームへの展開という方向性が大当たりした場合、現在のゲームのメディア展開法や概念を超えた結果をもたらすかもしれません。

正直言うと映画やテレビなどの動画コンテンツのゲーム化という方向性には個人的にはあまり期待していないです。

これはわたくしの経験則による先入観が多分に入っています。

しかし、従来の方法論とは全く違った方向性に踏み出そうとしているNetflixの英断には敬意を表したいと思います。

ソニーはE3に出展しないことを決定したようですが、今回のE3はクラウドゲーミングのお披露目会のようになるんじゃないでしょうか。

新しいものを拒絶して、技術の進歩を否定し続けてきた日本社会がテクノロジーの逆襲を受けるこれからの世界

パナソニックの社長の「今のままでは10年も持たない」と発言しているのは、こうした動きに日本の企業が全くついて言ってないことが原因の一つと思います。

パナソニック社長の「今のままでは10年も持たない」発言、その真意

2019年から大きく世界が変わり始め、2020年あたりから加速します。

その動きについていっている日本の上場企業は残念ながらあまり多くは無いでしょう。

0といってもよいくらいではないかと思います。

ソニーとマイクロソフトは従来の方法論の延長線上で事業を展開しようとしています。

しかし、GAFAとアメリカのNetflixのようなネット企業は次の時代をにらんだ投資を行い、従来のビジネスモデルを過去のものにしようとしています。

クラウドというのはスケールメリットが最大限生かされる世界ですので、現時点で投資を終えて、スタートアップ段階にあるGoogleやNetflixにかなうものなのかどうかわかりません。

まあ、本音でいえば厳しいだろうなと思います。

過去の成功体験にしがみつき、新しい技術を規制し続け、臭いものにふたをし続けてきて、外に出て海外で何をやっているのか全く学んでこなかった日本の企業に今後10年の変化に対応する能力があるとは思えないです。

今までは過去の資産を食いつぶして日本の大企業は生き残ってきました。

しかしこれからの10年はそれが通用しませんので、10年後日本の企業がいくつ残っているのかは不明です。

面白くないことを承知でわたくしの意見を言えば、先行きは非常に暗いといわざるを得ないです。

 

 

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