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Navi 21と8GB GDDR6メモリを搭載した謎のAMD Radeon RX GPUが発見される

更新日:

謎のAMD Radeon RX 6000シリーズグラフィックスカードがUserBenchmarkデータベースで発見されました。

このグラフィックスカードはNavi 21 GPUを搭載していますが、メモリは8GBしか搭載していません。

このグラフィックスカードはKomachiによって発見されたもので、デスクトップ・プラットフォームでテストされたもののようです。

8GB GDDR6メモリとNavi 21 GPUを搭載したAMD Radeon RX 6000シリーズグラフィックスカードが発見される

なぜこれがそんなに面白いのかと思われる方もいらっしゃるでしょう。

AMDは、Navi 21 GPU SKUをベースにした3種類のRadeon RX 6000シリーズグラフィックスカードを用意しており、そのすべてに16GB GDDR6メモリが搭載されています。

これは、メモリ容量を半分にした全く新しいバリエーションや構成である可能性があり、いくつかの可能性が考えられます。

https://twitter.com/KOMACHI_ENSAKA/status/1423220937634111493?ref_src=twsrc%5Etfw

データベースに掲載されている情報によると、Navi 21 GPUベースのRadeon RX 6000 SKUは、Ryzen 7 2700X CPUとMSI X470 Gaming Plusマザーボードで構成されたデスクトップセットアップでテストされました。

これは、Navi 21 GPUが、モバイル型を示唆する組み込み型GPUソリューションではなく、ディスクリート型グラフィックスカードの構成であることを裏付けるものです。しかし、モバイル型の可能性を否定することはできません。

データベースに掲載されている情報によると、Navi 21 GPUベースのRadeon RX 6000 SKUは、Ryzen 7 2700X CPUとMSI X470 Gaming Plusマザーボードで構成されたデスクトップセットアップでテストされました。

これは、Navi 21 GPUが、モバイル型を示唆する組み込み型GPUソリューションではなく、ディスクリート型グラフィックスカードの構成であることを裏付けるものです。しかし、モバイル型の可能性を否定することはできません。

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読者からの情報によると、このRadeon RX 6000はRadeon RX 6800無印よりも若干遅いようで、これは削減された構成か低クロックで動作していることを示唆しています。

もしこれがデスクトップ用のディスクリートグラフィックカードであれば、OEMセグメントまたはDIY製品向けに、RX 6700 XTとRX 6800の間に位置する、さらに削減された構成になっているのかもしれません。

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また、これはデスクトップ・プラットフォームでテストされているモビリティ用の試作ディスクリート・ボードである可能性もあります。

RX 6800Mには12GBのGDDR6メモリが搭載されているので、もしAMDがNavi 21を搭載するならば、GPUの電力を節約するためにVRAMバッファを削減したカットダウン構成にしなければなりません。

しかし、それはまだわかりません。これは、失敗したプロトタイプが再びテストされたということになるかもしれませんが、AMDが本当に8GBメモリを搭載したNavi 21 GPUを発表するかどうかを見守る必要があります。

ソース:wccftech – Mysterious AMD Radeon RX GPU Based on Navi 21 & 8 GB GDDR6 Memory Spotted

 

 

 

解説:

Userbenchmarkでメモリ8GBのNavi21が見つかる

一応単体GPU製品としてカウントされているようですが、oem向けかノートPC向けである可能性も否定できないとのこと。

性能はRX6800無印とRX6700XTの中間あたりだそうで、Navi21のフルシリコンである可能性はかなり低いでしょう。

コメントで寄せられた情報によるとNavi21のカットダウン方式は独特なようで、全体の1/4なら1/4、特定のユニットを丸ごとカットダウンする方式のようですので、カットダウン率を高くするという方式はRX6700XTとの性能差から考えにくく、高クロックまで回らないようにファームで頭を押さえてる可能性が高いと思います。

これが自作市場まで下りてくるかどうかで言えば微妙な感じですかね。

RX6800無印とRX6700XTはSP数に1.5倍の差があるのですが、RX6700XTの方をかなり高クロック迄回すことによって性能差を縮めています。

それでもSP数に1.5倍の差があるだけ会って性能は結構な差があるわけですが、その間にメモリ8GBのモデルを設定してまで売るメリットがあるかどうかで言えば微妙です。

モバイルかOEM向けといった方がまだ説得力があります。

それよりもRX6700無印の方を早く販売してほしいところですが・・・どうなったのか今のところ話が出てません。

 

 

 

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