台湾の半導体業界からの最も信頼できる情報源の1つは、Digitimesです。これは、全国有数の半導体出版物です。
DigiTimesは、ソニーの次世代PlayStation 5(またはそれが呼ばれることになるものは何でも)を駆動する7nmチップは、2020年第3四半期までには準備ができていないと発表したばかりです。
あなたはこれまでのところ私達のニュースの報道をここで読むことができる。
ソニーの次世代PlayStation(5?)コンソールは2020年第3四半期に発売予定
AMDのLisa Suは、同社がNavi GPUとZen 2のダイでコンソールに電力を供給することをすでに確認している– Naviが次世代のSonyコンソール用に設計されたもので、これは特に驚くべきことではありません(私がほぼ1年前に説明したものです)。
DigiTimesの報道を信じるのであれば(そして私が言ったように、彼らは通常その場で話題にしている)、Sony PlayStation 5の次世代コンソールは、もしくはあなたがそれを呼びたい何かは、2020年第3四半期以降に発売するだろう。
私たちはさらに続けて、これがレポートからの関連する抜粋です。
業界筋によると、AMDの7nm CPUとGPUは、ソニーの次世代PlayStationに採用される見込みであり、2020年後半にはゲーム機の発売が予定されているため、プロセッサは2020年第3四半期に発売予定です。
ICバックエンドサービス部門の情報筋によると、プロセッサのパッケージングとテストはAdvanced Semiconductor Engineering(ASE)とSiliconware Precision Industries(SPIL)が担当するという。
GlobalFoundriesが7nmプロセスの開発を放棄したことで、AMDは7nmチップ生産をTaiwan Semiconductor Manufacturing Company(TSMC)にアウトソーシングしており、その量はAMDを台湾を拠点とするファウンドリーのトップクライアントの1つにすると期待されます。 – Digitimes
これに基づいて、2020年後半のホリデーシーズン中にコンソールが棚にぶつかるのを見ることができるかもしれません。
これはまた、現在のところ、PS4が正式に最新のGENコンソールとしての地位を維持しているのは1年だけであるということです。
全世界で1億台をはるかに超えて出荷されていることを考えると、私はこれが素晴らしい時間であると言わざるを得ません。
このスケジュールは7nmで計画されているAMDのデスクトップCPUとGPUの発売によって影響されますが、それは主にAppleが現在TSMCの7nmの容量のすべてを浪費しているという事実によって影響されます。
AppleがTSMCの最先端ノードの第1位の顧客であり、そしてコンソールが規模の経済を真に達成するためには大量のチップを必要とするので、これが私たちが2020年に早く到着するのを見る理由の一つです。
TSMCは今月初めに7nmノードで量産を開始しました。
[更新] PlayStation 5のAMD GPUはレイトレーシングをサポートする。 3Dオーディオ、下位互換性の確認
[更新] AMDのCEO、Lisa Su氏は、PlayStation 5はAMDのZen2とNaviアーキテクチャのカスタムチップを搭載すると発表した。
https://twitter.com/LisaSu/status/1118130682579103744?ref_src=twsrc%5Etfw
@AMDRyzen Zen2と@Radeon Naviアーキテクチャを備えたカスタムチップを搭載した次世代の@PlayStationコンソールで、@Sonyとのパートナーシップを拡大できたことに非常に興奮しています。
[Original Story] PlayStation 5はまだ正式には明らかにされていないため、現在コンソールについて知っていることはほとんどありません。 しかし、コンソールのスペックや機能の一部が明らかにされているため、今日は状況が変化しています。
Wiredに投稿された新しいレポートでは、PlayStation 5 CPUとGPUに関する新しい詳細が確認されています。 コンソールのGPUはレイトレーシングもサポートします。
CPUは、AMDのRyzenラインの第3世代に基づいており、同社の新しい7nm Zen 2マイクロアーキテクチャの8つのコアを含んでいます。
RadeonのNaviファミリのカスタムバリアントであるGPUは、光線の移動をモデル化して3D環境での複雑な相互作用をシミュレートする手法である光線追跡をサポートします。
3Dオーディオ用のカスタムユニットもコンソールに含まれる予定です。 Mark Cerny氏によると、ビデオゲームで何ができるのかを再定義するという。
ゲーマーとして、オーディオがPlayStation 3とPlayStation 4の間であまり変わらなかったことはちょっとしたフラストレーションです。
次のコンソールでは、かなりの量のハードウェア処理能力をそれに適用した場合に、オーディオ体験が劇的に異なることを示すことが夢です。
コンソールのストレージドライブも「もう少し専門的」になり、標準のPS4ハードドライブよりはるかに高速になります。
現在の開発キットに含まれるドライブはロード時間をかなり短縮し、Cernyはそれが利用可能などのSSDよりも高い生の帯域幅を持っていることを確認しました。
デモンストレーションするために、CernyはPS4 ProでSpider-Manをプレイしています。これは、Insomniac Gamesと一緒に取り組んだ2018年のPS4専用です。 テレビでは、スパイダイは小さな広場の中に立っています。 Cernyがコントローラーのボタンを押すと、早送りのインタースティシャル画面が表示されます。 Spideyがマンハッタンの全く異なる場所に再び現れたとき、15秒が経過しました。 それから、Cernyは別のテレビに接続された次世代のdevkitで同じことをします。 15秒かかったのは今では1秒もかかりません。正確には0.8秒です。
最後に、このコンソールは下位互換性があることが確認されました。
PS4のアーキテクチャに一部基づいているため、そのコンソールのゲームとの下位互換性もあります。
ソース:wccftech – AMD’s 7nm Chips For Next-Generation PlayStation 5 Will Be Ready In Q3 2020
[UPDATE] PlayStation 5 AMD GPU Will Support Ray Tracing; 3D Audio, Backward Compatibility Confirmed
解説:
PS5の話題二選です。
この話題をなぜ取り上げたかというと、二の重要な情報が含まれているからです。
一つは発売日に関すること、一つはNaviの性能に関することです。
PS5の発売日はAMDのCEOであるLisaおばさんのツイートから見ても2020年の第3四半期(7-9月)になることがほぼ確定でしょう。
PS5が年末にどらくのぃ売るつもりなのかわかりませんがPS4は初年度に世界で1440万台を売上ましたので、それに倣うとするならばこのくらいの時期に発売しないと年末商戦に間に合いません。
PS4の初年度販売計画が500万台だったので、工場はフル増産体制だったでしょう。
これは歴代の中で最も不人気だったPS3を前提にした数字だったと思うので、かなり製造計画が狂ったと思います。
こういうのは多分受託する工場もゴメンでしょうから、今回はかなり前々からきちんとした製造計画を受けていると思います。
もうすでに今年の段階から希望するバイヤーを集めていますので、ソニーが如何に本気かよくわかるのではないかと思います。
今一つは内臓されるNaviの性能に関してです。
PS5に内臓されるNaviはレイトレーシングをサポートすることが確定しているようです。
ここでなぜPS5に内臓されるNaviと但し書きをつけたのかです。
PS4の開発はFreeBSDというOSを使っているといわれています。
FreeBSDの熱烈なファンにこれを言うと激怒するのですが、ここでは便宜上このような表現を使うので勘弁してください。Linuxの親戚みたいなOSです。
Linuxとの違いはまあ、ソフト的にも違いがあるのですが、一番はライセンスです。
このFreeBSDは商用にも利用可能なので、おそらくはPS4と同じくこのOSを使ってくると思います。
どこもコストを削るのにはヒイヒイ言ってるので、わざわざ一から開発する理由みたいなものが見当たりません。
それと同時にわたくしの予想では多分先日お話ししたCrytekのゲームエンジンだと思うのですが、レイトレーシングのサポートが決定しているようです。
XboxのレイトレーシングはDXRというDirectX12のAPIを活用すると思うのですが、このDXRではあまり性能が出せないと思うので、マイクロソフトに自社の技術を捨てる覚悟があるのかどうか注目です。
同時にPCに降りてくるのかどうかですね。
まあ、まだCrytekゲームエンジンが使われると決まっているわけではありませんが、現在はUnityみたいなゲームエンジンが主流になっており、ソフトに関しては高度な技術を持っているところが限られていますので、複数の会社から同時に似たような技術が出てくるということはあまり考えられないので、-しかも、PC業界の盟主であるMSとPC GPUの覇者であるnVidiaの最新技術を真っ向から否定するような技術ですね – その動向と合わせて、どうなるのか注目ですね。
というわけで、またRTXの雲行きが怪しくなってきました。
STADIAとPS5という二つの強力なパートナーを得てNaviが大化けする可能性が出てきました。
ここでRTXを技術として殺せればAMDの大殊勲ということになります。
2019年もそうですが、2020年も面白いことになりそうですね。
追記:
あちこちでPS5に関する情報が出始めました。
8K可能とありますが、まあ無理ですね。
おそらくかなりの条件付きでさらに60FPSは不可能と断言しても良いです。
PS4ProもWQHDのレンダリング結果を4Kにアップスキャンして出力していますが、PS5も4Kか5Kのレンダリング結果を8Kにアップスケーリングして出力する形にするんじゃないですかね。
それでも一応まあ8Kですからね(笑。
数年後にPS5Proみたいなものを出してそこで多少マシになるという感じじゃないでしょうか。
レイトレーシングもnVidiaの計算ではMetro Exodusに使われているRTX技術はWQHDで60FPS出すのにRTXとDLSS無しで実現するのは44TFLOPS必要と言われています。
Crytekのゲームエンジンについても、この辺に何か仕組みがあるのだと思います。
RTX2080Tiで13.8TFLOPSくらいなので、Naviだともっと下でしょう。
NaviにRTコアやTensorコアのような特殊な演算器が搭載されたという話は聞きません。
可能性が0であるとは言いませんが、以前から出ていたGTX1080くらいの性能ならば8.8TFLOPSくらいの演算性能なので、まともに考えるなら4Kの60FPSも苦しい性能になると思います。
また、GDDR6を使ってる以上、当然メモリの帯域に性能が依存する部分があるわけです。
ゲーム機の発売の直前には実像より良く見せようとかなり話を盛ってきて、机上でしか実現できないスペックを持ち出してくるものですが、今回もそういう種類の話だと思います。