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GPUメモリ不足の中、NVIDIAの戦略は「GBあたりの利益」を優先し、高VRAMモデルよりも8GB GPUを人気商品にすること

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メモリ不足の時代にNVIDIAがGPUでどのような戦略を取るのか、様々な憶測が飛び交っていますが、GigabyteのCEOによると、同社はGPUにおいても収益性を重視するとのこと。

NVIDIAのGB当たり利益モデルは、RTX 5060 Ti 16GBを8GB SKUと比較して最も低い製品にしている

DRAM不足はPCサプライチェーンの複数の部分に影響を及ぼしており、データセンター構築による汎用DRAMの需要の高まりを受け、GPUセグメントの状況はますます複雑化しています。

最近、NVIDIAがGeForce RTX 5070 Ti 16GBモデルを段階的に廃止するという噂がありましたが、Team Greenは後に廃止はしないと明言しました。

しかし、Tom’s Hardwareとのインタビューで、GigabyteのCEOであるEddie Lin氏は、NVIDIAが利益を最大化し、「希少な」DRAM在庫を最大限に活用するために、サプライチェーン戦略をどのように調整できるかについて語りました。

ハイエンドやローエンドの製品だけを生産することはできませんが、例えば1、2、3、4、5といった5つのセグメントに分けることは可能です。1、3、5に重点を置き、2と4の割合を減らします。2と4ではメモリ1GBあたりの収益貢献度が低いためです。各セグメントがメモリ1GBあたりどれだけの収益貢献をするかを計算します。

リン氏はさらに、300ドルのGPU(RTX 5060など)を例に挙げ、「メモリは1GBあたり35ドルの収益貢献をしますが、400ドルの8GB GPUではメモリ1GBあたり50ドルの貢献をします。500ドルのカードで16GBのメモリを搭載すると、1GBあたりの収益はわずか32ドルとなり、貢献度はさらに低くなります」と述べました。

– Gigabyte CEO、Tom’s Hardwareより

このモデルだけに基づくと、NVIDIAにとって比較的収益性が低いSKUはすべて段階的に廃止されると推測できます。

NVIDIAはこの動きを「公に」発表しないかもしれませんが、小売チャネルがその明確な指標となるでしょう。

Tom’s Hardwareの分析によると、Team Greenにとって現在最も収益性の高いモデルは、RTX 5060 TiやRTX 5060などの8GB VRAM搭載モデルと、RTX 5090やRTX Pro 6000 BlackwellなどのハイエンドVRAM搭載モデルです。

この分析を念頭に置くと、NVIDIAがRTX 3060の生産を再開し、RTX 5090の希望小売価格を引き上げるという以前の噂が、より納得のいくものになり始めています。

NVIDIAは、旧世代のテクノロジーにDLSSを統合することで、より高いパフォーマンス数値を示すことを好むことは既に知られています。

そのため、旧世代のGPUモデルが小売市場に溢れかえる可能性は高いでしょう。

興味深いことに、NVIDIAはAI分野での需要が低い旧世代のGDDRモジュール(GDDR5)に頼る可能性もあり、これはコンシューマーセグメントを維持するための「仮置き」的な動きである可能性があります。

RTX 50 SUPERシリーズの発売延期の噂が浮上して以来、NVIDIAのコンシューマー向けGPU戦略は広く疑問視されていることを考えると、今後NVIDIAがどのような戦略を展開していくのか興味深いところです。

AI分野が現在急成長していることを考えると、コンシューマー向け事業は後退したと言っても過言ではないでしょう。

ソース:wccftech – NVIDIA’s Strategy Amid GPU Memory Shortages Is to Prioritize “Profit/GB”, Turning 8GB GPUs Into Hot Picks Over Higher-VRAM Models

 

 

 

解説:

DRAMの不足はNVIDIAに戦略の転換を促しているようです。

NVIDIAから見て利益率の高い製品=ユーザーにとってはあまりお得でない製品は8GBモデルで、RTX5060Ti 16GBやRTX5070Ti 16GBは単価の割にはメモリの容量が多いので、利益率が低いです。

いや、RAMがこんなに高騰するまではそこまででもなかったのでしょう。

しかし、今や価格はうなぎのぼりです。

そのため、この二つのモデルが利益率を下げる戦犯になってしまっているようですね。

つまり8GBのモデルを猛烈にプッシュして、16GBのモデルは供給を絶ち、可能な限り8GBのモデルを買わせるつもりであることがGeforceの著名AIBの一社であるGigabyteから明かされています。

 

そもそもの勘違い

「8GBをプッシュすれば売れる」というのはそもそもの勘違いです。

理由はゲーミングPCに大枚をはたくような層が一番重視するのは「満足感」だからです。

ろくにFPSが出ない「地雷」とされる8GBをモデルを積極的にプッシュするインフルエンサーなどいるはずがありません。

商業メディアは広告費をもらえばやって、メーカーとのつながりを重視して信用を売るのでしょうが、インフルエンサーの知名度はや人気はユーザーからの信頼に直結しているので、使えない製品があったら「こいつはクソだ」と言わないと未来がありません。

これがインフルエンサーマーケティングよる、そもそもの構造です。

PCパーツ業界がほかの分野より特殊なのは数字ではっきり性能が可視化され、それを見た人ならだれもが結論をはっきりと理解できてしまうところです。

性能がどうでもいい層はそもそもコンシュマー機で満足します。

こういう世界で従来の商業メディアがやったようなキャンペーンを張れば、たちまちユーザーからの反感を買うこと請け合いです。

インフルエンサーの多くは個人、もしくは個人と変わらない体制で活動していますので、やった瞬間にインフルエンサーとしての生命は終わります。

つまり、まともな判断力を持っているインフルエンサーなら8GB最強キャンペーンがあったとしても絶対に受けないです。

自殺するのと同じですからね。

他のインフルエンサーから「あいつの言ってることは嘘だ」とはっきり名指しで批判を浴びてしまうでしょう。

なぜならば検索すればネットに証拠がゴロゴロ転がっているからです。

 

NVIDIAはこういう考え方を早い段階で捨てたほうが良いと思います。