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MLD AMD 9950X3D2メモリ速度リーク、PS6 RAM遅延の噂、Nvidiaが5090の供給を削減 [12月の未公開情報]

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はじめに

2026年のCESを前に、AMDの次世代Zen 5 X3DプロセッサーとRAM不足問題、GPU市場の動向について、業界内部の情報源からの重要なリークが明らかになった。本稿では、技術ジャーナリストTom氏が配信したライブストリームの内容を基に、これらの最新情報を整理する。

Zen 5 X3D新製品の確定情報

製品名と発表時期

AMDは2026年のCESにおいて「Ryzen 9 9950X3D2」と「Ryzen 7 9850X3D」の2製品を正式発表することが確定した。これらの製品名はすでに社内文書で確認されており、単なる噂ではなく実在する製品である。

メモリ性能の大幅向上

最も注目すべき点は、メモリサポートの劇的な改善である。AMDは2025年12月下旬の社内会議において、これらの新しいZen 5 X3D SKUがDDR5-9800メモリキットを問題なく動作させるデモンストレーションを実施した。

現行の9950Xは公式にはDDR5-6000のみをサポートしているが、新製品では公式サポートがより高い周波数になることが確認されている。具体的な数値は未定だが、DDR5-6400からDDR5-7200の間になると予想される。重要なのは、オーバークロックによってDDR5-9000以上での動作が可能になる点だ。

新しいシリコンステッピングと厳選されたメモリコントローラー

これらの性能向上は、単なる既存CCDの流用ではなく実現されている。新製品には技術的に新しいステッピングのシリコンが採用されており、CCDそのものが改良されている。さらに、メモリコントローラーは「ゴールデンサンプル」と呼ばれる厳選された高品質なものが使用される。

興味深いことに、Zen 5およびZen 4のメモリコントローラーの歩留まりが継続的に改善されており、ゴールデンサンプルの数が以前よりも大幅に増加している。これにより、AMDはこれらの製品を十分な数量で市場投入できる体制が整っている。

性能向上の見込み

情報源によると、一部のマルチスレッドベンチマークや実際のゲームにおいて、高いシングルディジット(5〜9%程度)のパフォーマンス向上が見られるという。具体的なベンチマーク名は明かされていないが、DDR5-9800で動作する9950X3D2が現行の9950X3Dと比較して約9%高速になるケースがあることが示唆されている。

9850X3Dに関しては、さらに顕著な改善が期待される。現行の9800X3Dが最大5.2GHzで動作するのに対し、9850X3Dは最大5.6GHzに達すると伝えられている。これだけでクロック速度の向上による8%の性能アップが見込まれ、さらに高速メモリの恩恵を加えると、一部のアプリケーションでは10%以上の性能向上が期待できる。

AMDのOEM戦略とモバイル製品

新しいOEM戦略の発表

AMDは2026年のCESにおいて「新しいOEM戦略」を発表すると予想されている。これは主に「Gorgon Point」(ストリックスポイントの後継となるホークポイント的な位置づけの製品)を強力に推進することを意味すると考えられる。

パフォーマンスの向上幅は少なくとも4%、場合によってはホークポイントのように一部のシナリオで20%の改善が見られる可能性もある。ただし、実際の性能については第三者によるベンチマーク結果を待つ必要がある。

ストリックスハロの展開拡大

ストリックスハロは2025年に大きな関心を集めたが、OEMの採用は当初の予想よりも遅かった。これはホークポイントと同様のパターンで、発表当初はミニズフォーラムやGPDなどの小規模メーカーが先行採用し、HP、デル、ASUSなどの大手OEMの本格参入は製品ライフサイクルの後半になった。

しかし、2026年には状況が変わる可能性がある。HPとASUSはストリックスハロ製品の販売実績に非常に満足しており、より多くのOEMが参入する兆しがある。さらに、ストリックスハロ392、388といった完全な40コンピュートユニット、8コアおよび12コア製品が2026年に投入される噂もある。

AMDがこのカテゴリーで新製品を投入するということは、市場の反応が良好であり、顧客のニーズに合致していることを示している。また、AMDはRAM不足が始まる前にストリックスハロキット(RAMが含まれる)をかなりの数量製造していた可能性があり、RAM不足の影響を受けにくい立場にあるかもしれない。

RTX 5090の供給制限問題

予測の的中

2025年10月の時点で、Tom氏はRTX 5090の供給が事実上終了し、価格が高騰すると警告していた。当時、一部のメディアや関係者はこの予測を疑問視したが、現在では複数の報道がこの予測を裏付けている。

「事実上の終了」の意味

重要なのは、Nvidiaが文字通り製品をキャンセルするわけではないという点だ。しかし、供給量が大幅に削減されるため、実質的に入手困難になり、価格が高騰する。すでにこの傾向は始まっており、MSRP(希望小売価格)で購入できる機会は急速に減少している。

最終警告

もし偶然にもMSRPまたはそれに近い価格でRTX 5090を見つけた場合、購入を検討している人は今すぐ入手すべきだとTom氏は助言する。少なくとも短期的には、価格は上昇し続ける見込みだ。一方で、AMD Radeon RX 9070 XTは依然として比較的適正価格(MSRPの約10%増)で入手可能であり、コストパフォーマンスを重視するユーザーには良い選択肢となっている。

Zen 6の発売時期について

混乱の原因

TSMC N2X(N2ノードの高性能版)の遅延に関する報道により、Zen 6全体が遅延するのではないかという懸念が広がっている。しかし、この見方は正確ではない。

実際の状況

AMDは公式に、Zen 6の「Venice」(サーバー版)が2026年に発売されることを複数回確認している。Venice Epicは主にN2P(N2Xではなく)を使用しており、N2Pには遅延の報告がない。したがって、Veniceは予定通り2026年に発売される。

モバイル版Zen 6も同じCCDチップレットをサーバー版と共有するため、サーバー版が2026年に発売される以上、モバイル版も同年に発売可能だ。さらに、Zen 6の「Medusa Halo」と「Medusa Point」製品は、CPUコアとコンピュートユニットが組み込まれたIOダイを搭載しており、2nmCCDがなくても2026年末までに発売できる可能性がある。

デスクトップ版の展望

3nmは現在Arrow Lakeで使用されており、遅延はない。したがって、AMDが望めば、何らかの形でモバイルZen 6を2026年に発売することは可能だ。デスクトップ版については、N2Xなしで発売し、後にN2Xを使用したZen 6リフレッシュを2027年後半に投入することも考えられる。

確実なのは、「Zen 6は2026年に発売される」ということだ。ただし、全てのZen 6製品が同年に揃うとは限らず、デスクトップ版は遅れる可能性が高い。

RAM不足問題の全体像

価格上昇の現実

Tom氏は2025年初頭からRAM価格の上昇を警告してきたが、過去数ヶ月間、この問題はより深刻化している。少なくとも今後3〜6ヶ月間は価格上昇が続くと予想される。ただし、これは6ヶ月後に価格が下がると保証するものではなく、単にその期間の予測ということだ。

Windows 10から11へのアップグレードサイクルの影響

あまり議論されていない重要な要因として、Windows 10から11への強制的なアップグレードサイクルがある。Tom氏が休暇中に家族や知人と話したところ、多くの人がWindows 10のサポート終了により新しいPCの購入を検討していた。

ある小売業者によると、多くの顧客がWindows 10の不具合や動作不良により、アップグレードを余儀なくされている。さらに深刻なのは、Windows 10から11へのアップグレードがインストールを破損し、Windows 10のライセンスキーまで使用不能にするケースが多発していることだ。

興味深いことに、こうした状況を受けて、10〜25%のユーザーがLinuxへの移行を試みているという。これはMicrosoftにとって悪いニュースだが、Windows 11への不必要な強制アップグレードを行った結果とも言える。

パニック買いを避ける

多くのYouTubeチャンネルが「RAM不足は3年続く」と主張しているが、Tom氏が接触した専門家の誰もそのような見解を示していない。実際、メモリ業界で財を成した専門家は、状況が2027年末までには改善し、2026年末にも若干の改善が見られる可能性があると述べている。

重要なのは、「改善」の意味を理解することだ。これは64GBキットが100ドルで買えるようになるという意味ではない。現在、Neweggでは32GBキットが300ドル以上することもあるが、2026年末にはそこまで高くはならないだろうという意味だ。

消費者需要の限界

Tom氏がライブストリームの視聴者に尋ねたところ、ほぼ全員が「500ドルや1,000ドルをRAMに払うことはない」と回答した。これは非常に重要な点で、2021年のGPU不足とは根本的に異なる。

2021年には、新しいGPU技術が旧世代と比べて圧倒的に優れており、人々はCOVIDで自宅にいたため、プレミアム価格を払う動機があった。例えば、RTX 2080 Tiを1,300ドルで売却し、RTX 3070を700ドル(MSRP500ドルの製品)で購入しても、300ドルの利益が出た。

しかし現在のRAM不足は消費者主導ではなく、AI企業による産業需要が原因だ。OpenAIのような企業はサムスンなどと特別契約を結ぶのであって、eBayで1時間ごとに1,000ドルのキットを買い集めることはしない。

実際の価格影響

現在のところ、PC全体の価格上昇は約10%程度に留まっている。例えば、1年前に2,000ドルだったPCが現在2,200ドルになっている。これは意味のある差だが、破滅的ではない。

2021年には、電源ユニット、マザーボード、GPU全てが値上がりし、PC全体のコストが2倍になることもあった。現在は、モニターが記録的な安値で、電源ユニットも昨年より安い。マザーボードは若干上昇、CPUは場合によっては安く、RAMは上昇、GPUは若干上昇(まもなくより大幅に上昇する可能性)という状況だ。

最大の懸念は価格よりも、市場にRAMが全く存在しない期間がどれくらい続くかという点だ。OpenAIが大量に買い占めたため、短期的には入手不可能になる可能性がある。

PlayStation 6の遅延に関する憶測

現状の理解

Tom Hendersonという信頼できるリーカーが、SonyとMicrosoftの内部でRAM不足について懸念があると報じた。これは事実だろう。現在、RAMを使用する全ての企業がこの問題について会議を開いている。Tom氏の母親でさえクリスマスにこの話題を持ち出したほどだ。

実際の製造スケジュール

重要なのは、Sonyはまだコンソールを遅延させる決定を下していないという点だ。SonyとAMDは、PlayStation 6コンソール用のAPU(KynisまたはOrion APU)を2027年中旬に製造する契約をTSMCと結んでいる。このスケジュールは変更されていない。

さらに、APUの製造とRAMの選択は別のプロセスだ。Sonyは2027年中旬にAPUを製造した後、24GB、36GB、40GB、48GBのいずれにするか決定できる。PlayStation 4が4GBから8GBへのRAM増量を決定したのも、製造年と同じ頃だったと記憶されている。

決定時期

Sonyがこの決定を下すのは約1年後、つまり2026年末頃になる。その時点で、RAM価格が下がっているか、状況がさらに悪化しているかを評価する。価格が下がっていれば計画通り発売し、悪化していれば2028年初頭への延期を検討するかもしれない。

AIバブルが2ヶ月後に崩壊してRAM価格が下がる可能性もあれば、逆のシナリオもあり得る。いずれにせよ、決定はまだ下されておらず、RAM不足の有無に関わらず、2026年末までこの決定は下されない予定だった。

2026年の予算ゲーミングアドバイス

コンソールとミニPCの年

Tom氏の見解では、2026年は「コンソールまたはミニPCの年」になる。Steam Machine(まだ価格は不明)かPlayStation 5のいずれかを選択し、加えてミニPCを検討するのが賢明だ。

eGPUの活用

多くのミニPCメーカー(Minisforum、Ace Magic、GeekComなど)が、eGPU(外付けGPU)サポートを提供している。これにより、1080pまたはそれ以上で適度にゲームができるミニPCから始め、後でGPUを追加できる。多くのミニPCが32GBのRAMを搭載して500ドル以下で販売されており、eGPUサポートがあれば、価格が正常化するまでの安価な「フランケンシュタイン」的ソリューションとなる。

モニターと周辺機器

モニターは記録的な低価格になっており、新しいモニターを購入する良い年になる。電源ユニットも比較的安価だ。システム全体として見れば、RAMとGPUの価格上昇は痛手だが、他のコンポーネントが安いため、バランスが取れている。

中古市場の活用

eBay、Craigslist、Facebook Marketplaceなどで中古のミニPCや部品を探すことも、価格が正常化するまでの有効な戦略だ。

RDNA 5とレイトレーシング

AMDの本格参入

RDNA 5世代において、AMDは初めてレイトレーシング性能で本格的に競争する。これまでのRDNA世代は「そこそこ」または「許容範囲」のレイトレーシング性能だったが、RDNA 5ではAMDがレイトレーシング愛好者を真剣に獲得しようとしている。

PlayStation 6との連携

RDNA 5は、RadeonチームとSonyが共同で設計した優れたレイトレーシング世代となる。PlayStation 6、Xbox Magnus、PlayStation 6ハンドヘルド、さらに多くのOEMノートPCがRDNA 5 APUを搭載する。

この広範な採用により、開発者はAMDのレイトレーシング実装を真剣にサポートするようになる。PlayStation 5 ProはすでにPS4レベルのレイトレーシングを提供しているが、PS6が発売される頃には、AMDのレイトレーシングサポートが大幅に向上するだろう。

ハイエンドGPUの復活

RDNA 5では、AMDが再びハイエンドGPU市場に参入すると予想される。少なくとも150コンピュートユニット、あるいはそれ以上の驚異的な製品が投入される可能性がある。

AMDには、ハイエンドをスキップした後、RDNA 2のように力強く復活するパターンがある。RDNA 2で彼らがそうしたのは、新しいXboxとPlayStationがそのアーキテクチャを使用した時だった。RDNA 5でも同じ状況が再現される。

まとめ

2026年は、PC市場において複雑な年になる。一方では、AMDの9950X3D2と9850X3Dが大幅に改善されたメモリ性能を提供し、Zen 6の一部も年内に登場する可能性がある。他方では、RAM不足とGPU供給制限が価格上昇と入手困難をもたらす。

しかし、パニックは禁物だ。専門家の多くは、状況が2027年末までには改善すると予測しており、2026年末にも若干の改善が見られる可能性がある。消費者は、不必要なパニック買いを避け、コンソール、ミニPC、中古市場などの代替手段を検討すべきだ。長期的には、RDNA 5とZen 6/7/8の世代が、AMD製品にとって非常に有望な未来を示唆している。

ソース:Moore’s Law Is Dead – AMD 9950X3D2 Memory Speed Leak | PS6 RAM Delay Rumor | Nvidia Cuts 5090 Supply [December Loose Ends]