インテルのArrow Lake「Core Ultra 200」CPUは、全く新しい箱のデザインを特徴とし、我々はフラッグシップ・チップ「Core Ultra 9 285K」のパッケージを初めて見た。
インテルのArrow Lake CPUの次世代デザインを示すCore Ultra 9 285Kの箱
インテルのArrow LakeデスクトップCPUが店頭に並ぶのは約1ヶ月先だが、我々はすでにこのシリーズについて、仕様やいくつかの性能数値など、多くのリーク情報を入手している。Reddit上のユーザーによって明らかにされた。
これはまだ噂であり、最終的なデザインは異なる可能性があることをお忘れなく。
この写真は、ユーザーu/CoffeeBlowoutによってr/intel subredditに投稿された。
投稿された箱のコンセプトは、ドットをアクセントにしたダークブルーの長方形の箱を特徴とする新しいデザインを示している。
右上の「Intel CORE」と「9」の下には「ULTRA」のブランドマークが見える。
これは、前世代のインテルCore i9が箱の中に入って出荷された方法とよく似ている。
インテル Core Ultra 9 285K 24コア/24スレッドCPU
インテル Core Ultra 9 285Kは、Core Ultra 200 「Arrow Lake 」デスクトップCPUラインナップのフラッグシップCPUとなる。
このチップは、Lion Coveコア・アーキテクチャに基づく8個のPコアと、Skymontコア・アーキテクチャに基づく16個のEコアを搭載しています。
このチップは24スレッドを備え、36MBのL3キャッシュと40MBのL2キャッシュ、合計76MBのキャッシュプールを提供する。
CPUのベースクロックはPコアで3.7GHz、Eコアで3.2GHz、最大ブーストクロックはPコアで5.7GHz、Eコアで4.6GHzとなる。CPUのPL1 TDPは125W、MTPは250Wとなる。
- Core Ultra 9 285K:24コア/24スレッド/3.7-5.7GHz/36MB L3/40MB L2/125W-250W。
- Core i9-14900K:24コア/32スレッド/3.2-6.0GHz/36MB L3/32MB L2/125W-253W
Alder LakeからRaptor Lake Refreshに至るまで、箱のデザインが一部変更された以外はほとんど変わっていない。
Arrow LakeのCPU、この場合はCore Ultra 9 285Kは、Core i9 12900KSの箱に似ており、ダークブラックの箱が特徴ですが、ドットのアクセントはありません。
大きな変更点は側面で、シリコンウェハーの箱が別のものに置き換えられているのがわかる。
とはいえ、Core Ultra 9 285Kの箱は、Arrow Lakeの他のSKUとは少し色合いが異なるかもしれない。
以前はCore i5は水色だったが、Core i7は濃い青色、i9はさらに濃い青色だった。
インテルArrow Lake CPUの最初のバッチは5つのSKUを備え、最近の報道によると10月24日に発売される予定だ。
これらは、Core Ultra 9 285K、Core Ultra 7 265K、Core Ultra 7 265KF、Core Ultra 5 265K、Core Ultra 5 265KF CPUとなる。
残りのCPUのラインナップは、非KモデルやTモデルを含め、数ヶ月後に発売される予定だ。
ソース:wccftech – Here Is What Intel’s Flagship Core Ultra 9 285K “Arrow Lake” CPU Box Will Look Like
解説:
IntelのCore Ultra 9 285Kのパッケージ写真がリークしました。
とはいってもCore i9時代と形は変わりません。
以前正12面体のパッケージがありましたが、そのようにはならないようです。
ブランドがCore Ultraに変更になりましたので、もっと奇をてらったパッケージになるのかと思いましたが、最近不振のニュースが続いていますのでそれどころではないのかもしれません。
旧モデルではCore i9-14900K,Core i7-14700K,Core i5-14600Kと呼ばれていたモデルは、Arrowlake世代ではCore Ultra 9 285K、Core Ultra 7 265K、Core Ultra 5 265Kと呼ばれるようになるようです。
その他、Kモデルのほかに内臓GPUが無効になったKFモデルも存在するようです。
MCMになってから特に内臓GPUを無効にする必要はなくなったと思うのですが、一定の需要があるのか内臓GPUなしモデルは相変わらず続けるようで、ちょっと驚きです。
このGPU無効化はダミーのタイルを並べているのかわざわざGPUを無効にしているのかは不明ですが、おそらくはダミーのタイルを並べているのでしょうね。
どちらにしても手間やコストがかかりそうな感じですが、どうなのでしょう。
ご存じの方、xでこっそり耳打ちしていただけると幸いです。
さて、不具合問題の発生からブランドを一新してイメージを払拭できるのかどうか注目です。
ドイツでは見事に爆死中というニュースがありましたが、日本ではどうなるのか注目です。